HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの実機レビュー

更新日：2015年1月29日

水冷CPUクーラー搭載

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTは、水冷CPUクーラーを搭載したミニタワーデスクトップパソコンです。

水冷CPUクーラーを搭載することで、エンコードのようなCPUに負荷のかかる処理でも安定して実行することが可能です。

グラフィックスは、最大GeForce GTX 980を搭載することが可能です。メーカー系パソコンで、このクラスのグラフィックスを搭載できるのは珍しいです。

左右非対称の斬新なボディに、赤いLEDイルミネーションを装備したデザインも素敵です。

海外メーカーですが、こちらの製品は東京で生産をしているため、安心感もあります。

メーカー直販サイト：HP ダイレクトプラス

※レビュー機はメーカーからの貸出機です

1 HP ENVY Phoenix 810-480jp/CT の基本スペック	2 特徴１ - 水冷CPUクーラー搭載
3 特徴２ - 最大でGeForce GTX 980を選択可能	4 特徴３ - レッドイルミネーションが幻想的
5 特徴４ - 東京生産で安心の品質	6 特徴５ - 合計３台のストレージを搭載可能
7 特徴６ - テレビチューナー選択可能	8 パフォーマンスのチェック
9 静音性のチェック	10 パーツの温度のチェック
11 消費電力のチェック	12 外観のチェック
13 ケースの内部とエアフローのチェック	14 まとめ

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの基本スペック

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年1月27日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU インテル第4世代CPUを選択できます。本機はCore i7-4790Kを搭載しています。	マザーボードインテル Z97 Express チップセットです。
グラフィックカード GeForce GT760、GTX770、GTX980から選択できます。本機はGTX980です。	メモリ最大32GBまで選択できます。本機は16GBです。
1st ハードディスク/SSD 1～3TBのHDD、128～512GBのSSDから選択可能です。本機は512GB SSDです。	2nd、3rd ハードディスク増設用HDDを2本まで搭載可能です。本機は1TB HDDを2本搭載しています。
光学ドライブ DVDからブルーレイドライブまで選択可能です。本機はブルーレイドライブです。	テレビチューナー地デジ/BS/110度CS対応の内蔵型TVチューナーを選択可能です。
電源 500W電源です。	拡張性 PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が1スロット、PCI Express Mini Cardが1スロット、Mini SATAが1スロットあります。

特徴１ - 水冷CPUクーラー搭載

HP ENVY Phoenix 810-480jp/CTは水冷式のCPUクーラーを搭載している点が特徴です。エンコードなどCPUに負担のかかる処理を長時間実施する方におすすめです。

水冷CPUクーラー搭載

特徴２ - 最大でGeForce GTX 980を選択可能

ENVY Phoenix 810-480jp/CTの専用グラフィックカードは、ハイエンドのGeForce GTX 980、ミドルハイのGTX770、ミドルレンジのGTX760の中から選択することができます。

なお、本製品のGTX760はOEMパーツとなっており、通常のGTX760よりも性能が劣りますのでご注意ください。具体的には、メモリサイズが2GB→1.5GB、メモリインターフェースが256bit→192bitとなっている点などが異なります。

下の表には、GTX 980搭載時のベンチマーク結果を掲載します。なお、グラフィックドライバーは「ver.347.25」です。ドライバーが更新されればスコアは上がる可能性があります。

結果は、非常に高いスコアです。1920x1080、60Hz駆動の環境なら、ほとんどのゲームが最高品質のグラフィック設定でプレイ可能です。

ゲームベンチマーク
製品名			ENVY Phoenix 810-480jp/CT
基本スペック			Core i7-4790K GeForce GTX 980
	ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアキャラクター編	標準品質 ★	27420 (非常に快適)
		最高	16030 (非常に快適)
	ファンタシースターオンライン2 ver.2	描画:3	158334 (快適)
		描画:5	90894 (快適)
	バイオハザード6	高	RANK S (17352)
	モンスターハンターフロンティア第三弾(大討伐)	―	26962
	ドラゴンクエストX	標準	15981 (すごく快適)
		最高	14475 (すごく快適)
	GRID Autosport	ウルトラロー	320 fps
		ミディアム	168 fps
		ウルトラ	115 fps
	トゥームレイダー	LOW	453 fps
		HIGH	205 fps
		ULTIMATE	103 fps
	Metro Last Light	Low	138 fps
		High	116 fps
		Very High	80 fps
	スリーピングドッグス	低	232 fps
		高	139 fps
		最高	77 fps
	ドラゴンエイジ：インクイジション	低	167 fps
		高	92 fps
		最高	63 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています ※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアは、約7000スコアで平均60fps（当サイト調べ） ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps（当サイト調べ） ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps（当サイト調べ） ※モンスターハンターフロンティア第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps（当サイト調べ） ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps（当サイト調べ） ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、非常に快適にプレイするには平均80～100fpsは欲しいです。また、デスクトップPC + 120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。