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HP ENVY 700-360jp/CT 東京生産 動画編集&ゲーミングモデル

the比較推奨モデル
HP ENVY 700は、動画編集やゲームなど、多くことが快適に行える高性能なミニタワー型デスクトップパソコンです。
今回紹介するモデル「東京生産 動画編集&ゲーミングモデル」は、当サイトでパーツをカスタマイズした"the比較推奨モデル"となります。パーツの選択肢がある程度限られる代わりに、価格をかなり値引きしてもらいました。
初期構成では、Core i7-4790、8GBメモリ、GeForce GTX770、256GB SSDとなっています。自分で換装しにくいパーツは性能の良いものにし、自分で換装・増設しやすいパーツは性能を抑えています。
また、3年の訪問出張サービスも付属しており、製品故障時に、自宅まで修理しに来てくれます。
メーカー直販サイト:
HP Directplus(ENVY 700-360jp/CT)
※レビュー機はメーカーからの借用製品です
目次
HP ENVY 700の基本スペック
「HP ENVY 700-360jp/CT 東京生産 動画編集&ゲーミングモデル」のスペックをチェックします。ENVY 700-360jp/CTでも他のモデルの場合は、選択できるパーツの範囲が異なります。また、特徴的な部分は赤字にしています。
CPU 初期構成ではCore i7-4790です。他のCPUも選択可能です。 |
マザーボード インテル Z87 Express チップセットです。 |
グラフィックカード GeForce GTX770です。 |
メモリ 初期構成では8GBです。最大32GBまで変更できます。 |
1st ハードディスク/SSD 256GB SSDです。 |
2nd、3rd ハードディスク 増設用ハードディスクを2本まで搭載可能です。 |
光学ドライブ 初期構成ではDVDスーパーマルチドライブです。ブルーレイドライブなども選択可能です。 |
テレビチューナー 初期構成では非搭載ですが、内蔵TVチューナーまたは外付けTVチューナーを選択可能です。 |
電源 500W電源です。 |
拡張性 PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が3スロット、PCI Express Mini Cardが1スロット、Mini SATAが1スロットあります。 |
特徴1 - Core i7+大容量メモリ+SSDで動画編集が快適
動画編集で行われるレンダリングやエンコードは、非常に負荷のかかる処理で、CPU、メモリ、ストレージなどの性能が良ければ良いほど、処理時間が短縮されます。
「HP ENVY 700-360jp/CT 東京生産 動画編集&ゲーミングモデル」は、初期構成で、Core i7-4790、8GBメモリ、256GB SSD、GeForce GTX 770を搭載しており、高いスペックとなっています。快適に動画編集を行えることでしょう。
また、GeForce GTX 770を搭載しているため、動画編集ソフトのレンダラー等が対応していれば、GPU高速処理(CUDA)も利用することが可能です。
動画編集も快適(Adobe Premiere Pro CCでの動画編集画面)
なお、動画編集を頻繁にしたり、複雑な編集をする場合、メモリをもう少し増やしても良いと思います。購入時に16GBや32GBへ上げても良いと思いますし、一度使ってみて不足するようなら自分で増設しても良いです。メモリは簡単に増設可能です。
動画ファイルの保存用として、SSDの他にHDDを選択するのも良いと思います。HDDも簡単に着脱可能な構造であるため、HDDが余っている場合は後から自分で増設しても良いと思います。
編集した動画をブルーレイへ書きこむ場合は、光学ドライブをブルーレイドライブへ変更しましょう。
特徴2 - GeForce GTX 770でゲームも快適
「HP ENVY 700-360jp/CT 東京生産 動画編集&ゲーミングモデル」は、GeForce GTX 770を搭載しています。高い性能のグラフィックスですが、上位にはGTX TITAN Black、GTX 780Ti、GTX 780などがあるため、ミドルクラスのグラフィックスと言えると思います。
このグラフィックスで、ベンチマークを計測した結果は下の表の通りです。なお、グラフィックドライバーは、HPのWebサイトからダウンロードし、バージョンは「335.58」となっています。また、GeForce GTX 760を搭載した本製品も以前レビューしたことがあるため、そのときのスコアも合わせて掲載します。
GeForce GTX 770で1920x1080の解像度であれば、最高品質のグラフィック設定にしても、ほとんどのゲームを快適にプレイできます。また、GeForce GTX 760と比較すると、GeForce GTX 770のほうが、かなりスコアが高いです。
なお、ENVY 700-360jp/CTに搭載されるGeForce GTX760はOEMパーツとなっており、通常のGeForce GTX760よりもメモリサイズなどが小さく、性能が劣ります。このOEMのGeForce GTX760でも高い性能ではありますが、どうせパソコンでゲームをするなら、綺麗なグラフィックス品質設定でプレイしたいと思うので、筆者はGeForce GTX 770をおすすめします。
製品名 | ENVY 700-360jp/CT | ||||
基本スペック | Core i7-4790 GeForce GTX 770 |
Core i5-4590 GeForce GTX 760 (1.5GB/192bit) |
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ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 |
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標準品質 ★ | 21636 (非常に快適) | 15590 (非常に快適) |
最高 | 11697 (非常に快適) | 8067 (非常に快適) | |||
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ファンタシースターオンライン2 ver.2 | ![]() |
描画:3 | 70081 (快適) | 33840 (快適) |
描画:5 | 41017 (快適) | ― | |||
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バイオハザード6 | ![]() |
高 | RANK S (14068) | RANK S (7956) |
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モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ![]() |
― | 17959 | 10915 |
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ドラゴンクエストX | ![]() |
標準 | 14302 (すごく快適) | 10810 (とても快適) |
最高 | 7766 (とても快適) | ― | |||
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GRID Autosport | ![]() |
ウルトラロー | 257 fps | ― |
ミディアム | 144 fps | ― | |||
ウルトラ | 85 fps | ― | |||
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トゥームレイダー | ![]() |
LOW | 257 fps | ― |
HIGH | 136 fps | ― | |||
ULTIMATE | 57 fps | ― | |||
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バットマン: アーカム・ビギンズ | ![]() |
― | 167 fps | ― |
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません。 ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したグラフィックスの詳細は次のようになります。
GPU-Zの実行結果
特徴3 - 安心の東京生産&3年出張修理サービス
本製品の製造元であるヒューレット・パッカード(HP)は海外のメーカーですが、日本へ出荷されるENVY 700は、東京で生産されています。そのため品質面で安心ですし、BTOパソコンの割には納期が早いです。海外メーカーの場合、注文してから2週間以上待たされることがザラにありますが、HPであれば最短5営業日で製品が到着します。
国内ショップブランドのパソコンには、翌日発送してくれるメーカーもあります。このようなメーカーと比較すると納期は遅いですが、HP社は世界トップクラスのシェアですので、製品に安心感があります。
また、「HP ENVY 700-360jp/CT 東京生産 動画編集&ゲーミングモデル」は、3年の出張修理サービスが付いています。万が一、故障した場合、自宅まで修理しに来てくれます。
MADE IN TOKYO ロゴ
特徴4 - mSATA SSDと合わせ合計4台のストレージを搭載可能
本製品は、3.5インチベイを3つと、mSATAスロットを1つ搭載しており、合計4台のストレージを搭載することが可能です。
3.5インチベイは、ツールレスベイとなっており、レバーを引いて、引き抜くだけで、HDDを取り出せます。
3.5インチベイを3つ搭載
3.5インチベイにSSDを搭載すれば、mSATA SSDを搭載する必要は通常ありませんが、例えば、2nd HDDのキャッシュ用として搭載しても良いと思います。
mSATA スロットを1つ搭載
パフォーマンスのチェック
本製品は、6コアのCPUや、マルチGPUのような超ハイエンドなパーツを選択することはできませんが、ほとんどの用途では十分な高い処理性能を持っています。
Core i7-4790、8GBメモリ、GeForce GTX 770、256GB SSDの構成でのベンチマーク結果は次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8
動画のエンコード時間
Core i7-4790、GTX 770 | |
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x264でエンコード | 11分03秒 |
CUDAでエンコード | 6分49秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
ストレージのベンチマーク
256GB SSD
キーボードとマウスのチェック
付属のキーボードとマウスのチェックです。
キーボードはオーソドックスなキー形状、キー配列で使いやすいです。マウスも普通の光学式ホイールマウスです。



カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターの速度チェックです。シーケンシャルリード&ライトがあまり速くありません。


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