※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

GIGABYTE AORUS 15(2023)の実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-12500H
GPU GeForce RTX 4060
GeForce RTX 4050
メモリ 8GB DDR5-4800
ストレージ 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 360Hz 非光沢
質量 約2.25kg
バッテリー 99Wh
価格[税込] 13万円台~
360Hz液晶搭載の高コスパのゲーミングノートPC

GIGABYTE AORUS 15は、コストパフォーマンスに優れたゲーミングノートPCです。

CPUを前世代のCore i5にすることで安い価格を実現。2023年12月に値下がりし、さらにお得になりました。

360Hzの超高リフレッシュレートに、sRGBカバー率 約100%の液晶を搭載し、競技性の高いゲームはもちろん、クリエイティブな作業にも向いています。

なお、初期構成ではメモリが8GBしかなく、最新のゲームだとメモリが足りずゲームができない、またはフレームレートが落ちるケースがあるので、16GB以上へカスタマイズして購入することをおすすめします。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-12500H、GeForce RTX 4050 Laptop 6GB、メモリ 8GB、512GB SSD

 

目次

お忙しい方は、「GIGABYTE AORUS 15(2023)の特徴」のみお読みください。

 

GIGABYTE AORUS 15(2023)の特徴

最大グラフィックスパワー140Wと高め

GIGABYTE AORUS 15(2023)は、GeForce RTX 4050搭載モデルとRTX 4060搭載モデルがあり、どちらのモデルも、最大グラフィックスパワーが140Wと高めです。

最大グラフィックスパワー140WのGeForce RTX 4050 / 4060を搭載

 

最大グラフィックスパワーが高いため、下表の通り、同じグラフィックスでも、高めのベンチマークスコアです。RTX 4050でも、旧世代のミドルクラスGPUのRTX 3060(130W)を超えるスコアが出ています。

3DMark Time Spy(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4080 175W 18661
RTX 4070 140W 12254
RTX 3070 140W 11015
RTX 4060 140W 10941 [別のPCでの計測した参考値]
75W 9069
60W 8263
45W 7441
RTX 4050 140W 8756 [本製品での計測値]
105W 8469
45W 6456
RTX 3060 130W 8302
RTX 3050 Ti 95W 6063

 

安価でも360Hzの超高リフレッシュレート液晶搭載

比較的安価なゲーミングノートでは144Hzの液晶を搭載したモデルがほとんどですが、AORUS 15(2023)では、360Hzの超高リフレッシュレート液晶を搭載しています。

APEXやVALORANTなどの競技性の高いゲームでは、優位にプレイすることができるでしょう。

さらに、sRGBカバー率100%の高色域パネルを搭載しているので、色鮮やかな映像でゲームがプレイでき、画像・動画編集などのクリエイティブ作業にも適しています。

360Hzの超高リフレッシュレート液晶搭載

 

キーボードと液晶下部が光るRGBイルミネーション

AORUS 15(2023)のRGBイルミネーションは、キーボードだけでなく、液晶下部に設置されているRGBライトバーが神秘的に点灯するおしゃれな見た目になっています。主張し過ぎず、ゆるやかな存在感を放つイルミネーションも本製品の特徴です。

神秘的なRGBイルミネーション

 

メモリは16GB以上にするのがおすすめ

AORUS 15(2023)のメモリは、標準だと8GBと少ないです。これだとゲームによってはメモリが不足する可能性があります。特に最新のゲームでは16GB以上を要求される場合が多いので、なるべく16GB以上に変更することをおすすめします。

自分で増設する方法もありますが、パソコンショップアークでの購入なら最大64GBのメモリへカスタマイズして購入することができます。2年間のメーカー保証も付くので安心です。なお、本来なら16GBメモリにすると、約1万円ほど価格がプラスされますが、6月30日までなら期間限定で16GBに無料アップグレードが可能なので、この機会に購入するとお得です。

今なら16GBに無料アップグレードが可能!

 

ストレージのカスタマイズもできる

AORUS 15(2023)のストレージは、標準で512GBのPCIe Gen4 SSDを搭載していますが、別途空きのM.2スロットもあります。

パソコンショップアークなら、メインストレージ、サブストレージともにカスタマイズすることができ、最大で合計4TB(2TB + 2TB)のストレージにすることができます。

こちらもキャンペーン中で、512GBのサブストレージ追加は無料、1TBなら追加料金わずか1000円とかなりお得です。特にゲームを複数インストールしておく場合、512GBだと足りない可能性が出てくるので、ゲーム用の追加ストレージがあると便利です。

ちなみに、無料で追加できる512GBのサブストレージはPCIe Gen3 SSD、1000円で追加できる1TBのサブストレージはPCIe Gen4 SSDなので、1TBの方がおすすめです。

今なら無料で512GBのサブストレージを追加できる!

 

各用途の快適度

GIGABYTE AORUS 15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックでサクサク動くでしょう。
動画鑑賞 色鮮やかなディスプレイを搭載し、スピーカー音も悪くはなく、快適に動画鑑賞できるでしょう。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率が99.9%(当サイトの計測)となっており、ウェブコンテンツ用の画像編集に適しています。ただし、Adobe RGBをカバーするような色域はないため、DTP用には色域不足です。
動画編集 スペックが高く、色域も比較的広く、動画編集も快適です。
ゲーム ミドルクラスのグラフィックスに、360Hzの超高リフレッシュレートを搭載し、多くのゲームが快適に動きます。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

15.6型、FHD解像度、360Hzの高リフレッシュレートの液晶を搭載しています。色域は広く、残像と遅延も比較的抑えられており、快適にゲームができる液晶だと思います。

最大輝度は、当サイトの計測では293cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりです。色域は比較的広めです。

  カバー率
sRGBカバー率 99.9%
DCI-P3カバー率 76.4%
Adobe RGBカバー率 75.7%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、明部になるにつれ緑色がやや強めに発色していますが、ゲームをしている限りではそれほど不自然さはありません。画像などを扱うクリエイティブ作業をするなら、キャリブレーションツールで色補正したほうがいいと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは抑えられています。ギラつきもほとんど感じません。

画面への映り込み

どの輝度でも、PWM調光によるフリッカー(ちらつき)はありませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約42msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に240フレームを更新する144Hzの液晶で2フレーム前くらいまでの残像がありました。普通のノートPCの液晶は60Hzで、1秒間に60フレームしか更新しませんが、2~3フレーム前くらいまで残像がありました。このことから、一般的なノートPCの液晶よりも残像が少ないことが分かります。動きの速いゲームでも、残像を気にせずにプレイできるでしょう。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは縦横:約18mm、キーストロークは約1.7mmです。十分なキーストロークで、底付きの衝撃も少なく、比較的打ちやすいかなと思います。Nキーロールオーバー(同時に押したキーを何個認識できるかを示す指標)やアンチゴースト(意図しない誤入力を防ぐ機能)に対応し、速度が求められるようなゲームのしやすいキーボードだと思います。

タッチパッド表面はサラサラしているので、操作がしやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

各キー毎に色を変えることはできませんが、RGBカラーバックライトを搭載しており、自由に色を変えることができます。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

パフォーマンスのチェックです。

本製品では、下の画像のように動作モードを選択することができます。ここでは、「ゲーミングモード」と「ターボモード」でベンチマークを計測しています。

ただ、「ターボモード」だと、常時ファンが最大で稼働するので冷却性能は上がりますが、その分うるさいのであまり実用的ではありません。

GIGABYTE CONTROL CENTER
動作モード

 

また、本製品は、外部GPUからの出力をCPU内蔵グラフィックス経由で映像出力する「Intel グラフィックス出力モード」と、外部GPUから直接映像ポートに出力する「Nvidia グラフィックス出力モード」を切り替えることができる、MUXスイッチ機能を備えています。

「Nvidia グラフィックス出力モード」であれば、CPU内蔵グラフィックスを経由することで起こる遅延やオーバーヘッドが低減されるので、ゲーム時は、「Intel グラフィックス出力モード」よりも、フレームレートが少し高くなる場合があります。

ここでは、基本的にデフォルトの「Intel グラフィックス出力モード」で計測を行っています。

GPU 切替スイッチ

 

CPU

AORUS 15(2023)は、インテル第12世代「Core i5-12500H」を搭載しています。ベンチマークの結果は、以下の通りです。他のCPUのスコアと比較してもCore i5-12500Hとして妥当なスコアが出ています。

前世代のCPUになりますが、ミドルクラスのゲーミングノート用としては、十分な性能だと思います。なお、動作モードを「パフォーマンス」モードにすることで、処理性能がアップします。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-12500H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-13900HX 27237
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900HX 21233
Core i7-13700HX 20108
Core i7-13700H 19776
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Ryzen 9 7940HS 16294
Core i7-13620H 15109
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 7735HS 14143
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13145 [ターボモード]
11577 [ゲーミングモード]
Core i7-12650H 12674
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13900HX 2064
Core i9-13980HX 2061
Core i9-12950HX 1981
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-13700H 1898
Core i7-13700HX 1879
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-12650H 1808
Ryzen 9 7940HS 1809
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1340P 1722
Core i7-13620H 1718
Core i5-1235U 1675
Core i5-12500H 1667 [ターボモード]
1664 [ゲーミングモード]
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Ryzen 7 7735HS 1556
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、標準で8GBのDDR5-4800を搭載しています。今回、シングルチャネル(メモリの1枚挿し)だったので、メモリ帯域はあまり広くありません。デュアルチャネル(メモリの2枚挿し)の構成にカスタマイズして購入するのをおすすめします。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
8GB(8GBx1)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-5600
デュアルチャネル
57.43GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
39.46GB/s
DDR5-4800
シングルチャネル
25.3GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

「GeForce RTX 4050 Laptop」と「GeForce RTX 4060 Laptop」のモデルがありますが、今回は、「GeForce RTX 4050 Laptop」を搭載しています。メーカーの設定する最大グラフィックスパワーは140Wと高い設定値でした。

GeForce RTX 4050 Laptop

 

3DMark のベンチマークの結果は以下の通りです。最大グラフィックスパワーが高く設定されているだけあって、高めのスコアが出ています。

なお、「ターボモード」だと、「ゲーミングモード」よりもわずかに高いスコアが出ていますが、それほど差はありませんでした。

3DMark -Time Spy-
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 175W 21897
RTX 4090 150W 20159
RTX 4080 175W 18661
RTX 3080 Ti 175W 12614
RTX 4070 140W 12254
RTX 3080 140W 11552
RTX 3080 130W 11361
RTX 3070 Ti 150W 11262
RTX 3070 140W 11015
RTX 4060 140W 10941
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 105W 10258
RTX 3070 Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 4060 75W 9069
RTX 4060 65W 8829
RTX 4050 140W 8489 [ターボモード]
8429 [ゲーミングモード]
RTX 4050 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 4060 60W 8263
RTX 3060 95W 7519
RTX 4060 45W 7441
RTX 3060 75W 7047
RTX 4050 45W 6456
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050 Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050 Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark -Speed Way-
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4050 Laptop

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4050の情報は次の通りです。動作モードを変更しても、GPUクロックなどに変化はありませんでした。

GeForce RTX 4050 Laptop

 

ストレージ

ストレージには、512GBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、速度も高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
4719
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

いくつかのゲームで計測した平均フレームレートを掲載します。

他のグラフィックスとも比較していますが、すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。なお、ここでは、動作モードは「ゲーミングモード」、「Intel グラフィックス出力モード」で計測していますが、一部、最高設定のみ「Nvidia グラフィックス出力モード」でフレームレートを計測しています。

本製品の「GeForce RTX 4050 Laptop」は、最大グラフィックスパワーが140Wと高く設定されているため、前世代のミドルクラスのRTX 3060相当のスコアが出ています。

負荷の重い「サイバーパンク 2077」では最高設定で78 fpsと高いフレームレートが出ており、最新のオンラインゲーム「ブループロトコル」では、102 fpsとこちらも高いフレームレートです。

eスポーツタイトルである「ストリートファイター6」では、最高設定でも60 fpsを維持することができ、APEXやVALORANTでは、設定を落とすことで高いフレームレートを維持し、優位にプレイすることができます。

また、DLSSやフレーム生成技術に対応したタイトルであれば、さらにフレームレートを伸ばすことができるので、ほとんどのゲームが高い設定で快適に動作すると思います。

ただ、今回、メインメモリが8GBしかないため、「ホグワーツ・レガシー」や「FORSPOKEN」などは起動するものの、カクついたりクラッシュしたりしてゲームになりません。その他、16GBが要求される最新のゲームは動作しない場合があります。また、メモリが不足しスワップして、フレームレートが大きく落ちるゲームもあります。メモリは、なるべく16GB以上を選択することをおすすめします。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 109 fps
93 fps
ウルトラ 78 fps(79 fps)
ウルトラ
フレーム生成:オン
106 fps
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 136 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 112 fps
RTX 4090 150W 110 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 105 fps
RTX 4080 175W 100 fps
RTX 4070 140W 102 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 4060 140W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 88 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 81 fps
RTX 4050 140W 78 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 78 fps
RTX 3070 140W 77 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 77 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 76 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 69 fps
RTX 4060 45W 67 fps
RTX 3060 140W 63 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3060 115W 61 fps
RTX 3050 75W 46 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 214 fps
最高 155 fps
エクストリーム 56 fps(64 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 171 fps
RTX 4090 150W 167 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080 175W 157 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 111 fps
RTX 4070 140W 109 fps
RTX 4060 140W 103 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 100 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 100 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 97 fps
RTX 3070Ti 130W 90 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 83 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 81 fps
RTX 4060 45W 77 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 61 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060 140W 55 fps
RTX 4050 140W 56 fps
RTX 3060 115W 48 fps
RTX 3050 75W 31 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 142 fps
標準品質 117 fps
高品質 83 fps(84 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 192 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 166 fps
RTX 4080 175W 165 fps
RTX 4090 150W 151 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 117 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 117 fps
RTX 4070 140W 116 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 108 fps
RTX 3070 140W 108 fps
RTX 4060 140W 103 fps
RTX 3070Ti 130W 103 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 85 fps
RTX 4050 140W 83 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 84 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 80 fps
RTX 4060 45W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
重い部類のゲーム
ストリートファイター6 ベンチマーク(DX12)
解像度 HIGHEST設定 平均fps
1920x1080 FIGHTING GROUND 60 fps(最大)
BATTLE HUB 94 fps
WORLD TOUR 90 fps
※「FIGHTING GROUND」は最大60 fps固定
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル
解像度 品質 平均fps
1920x1080 213 fps
133 fps
最高 102 fps(109 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 143 fps
103 fps
ウルトラ 86 fps(95 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 163 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 157 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 152 fps
RTX 4080 175W 144 fps
RTX 4090 150W 141 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 131 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 4070 140W 123 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 113 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 4060 140W 102 fps
RTX 3060 140W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 4060 60W 90 fps
RTX 4060 45W 87 fps
RTX 4050 140W 86 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 4050 45W 78 fps
RTX 3050Ti 95W 70 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 75W 62 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 137 fps
118 fps
最高 111 fps(116 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 217 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 189 fps
RTX 4080 175W 181 fps
RTX 4090 150W 174 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 154 fps
RTX 4070 140W 152 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 144 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 133 fps
RTX 3070 140W 132 fps
RTX 4060 140W 129 fps
RTX 3070Ti 150W 126 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 114 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 4050 140W 111 fps
RTX 4050 105W 110 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 107 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 4060 45W 101 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 75W 66 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 175 fps
154 fps
最高 130 fps(130 fps)
※括弧内のフレームレートは、ディスクリートモード時の数値
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps
RTX 4080
※ディスクリートモード
175W 215 fps
RTX 4080 175W 205 fps
RTX 4090 150W 193 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 169 fps
RTX 4070
※ディスクリートモード
140W 168 fps
RTX 4070 140W 168 fps
RTX 3080
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 152 fps
RTX 3070 140W 139 fps
RTX 4060 140W 135 fps
RTX 4050 105W 134 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
65W 133 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 4050 140W 130 fps
RTX 3060 140W 127 fps
RTX 4060 45W 126 fps
RTX 4060
※ディスクリートモード
60W 118 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050 75W 95 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト [チャプター4 シーズン3]

フォートナイトについては、レンダリングモードを「DirectX 12」にしたときと、「パフォーマンス - 低グラフィック忠実度」にしたときの平均フレームレートを掲載しました。

DirectX 12
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 159 fps
高設定 66 fps
最高設定 47 fps
※アンチエイリアス&スーパー解像度:TSR低
※テンポラルスーパー解像度:ネイティブ
※バトルロワイヤル ソロで計測
パフォーマンス - 低グラフィック忠実度
解像度 その他設定 平均fps
1920x1080 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
166 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 250 fps
160 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 高設定 322 fps
※プラクティスモードで計測

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでも、動作モードはすべて「ゲーミングモード」、GPUモードはすべて「Intel グラフィックス出力モード」で計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUでの書き出しは、長めの書き出し時間です。GPUでの書き出しであれば、そこそこ高速です。ただ、CPU性能はそこまで高くないので、CPUのみでの書き出しはそれほど高くありません。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
47秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 51秒
Core i9-13900H
57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1280P 64秒
Core i7-13700H 68秒
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 7 6800H
RTX 3050Ti (95W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
76秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 4050 (140W)
78秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 9 7940HS 82秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i5-12500H 108秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

そこそこの書き出し時間ですが、CPU性能がそこまで高くないので、他のCPUを搭載した機種と比べると、やや遅いです。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分51秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分08秒
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分20秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分29秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
4分03秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
4分08秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i5-12500H
RTX 4050 (140W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間です。こちらもそこそこの速さでした。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分18秒 (NVIDIA)
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
2分36秒 (NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分40秒 (NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分05秒 (NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分09秒 (NVIDIA)
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-13900H
RTX 4060 (65W)
3分16秒 (NVIDIA)
Core i7-12650H
RTX 4060 (45W)
3分23秒 (NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分34秒 (NVIDIA)
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒 (NVIDIA)
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
3分54秒 (NVIDIA)
Core i5-12500H
RTX 4050 (140W)
4分09秒 (NVIDIA)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2
8CPU/8GPU
6分24秒 (MacBook Air)
Apple M1 6分24秒 (旧MacBook Pro 13)
Apple M2
8CPU/10GPU
6分25秒 (MacBook Pro 13)

DaVinci Resolove Studio 18による、「AV1 NVIDIA」での書き出し時間はこちらです。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分35秒 (AV1 NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 4080 (175W)
2分48秒 (AV1 NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分52秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
3分08秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
3分13秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4060 (140W)
3分14秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4090 (150W)
3分22秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 9 7940HS
RTX 4060 (60W)
3分23秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4060 (45W)
3分25秒 (AV1 NVIDIA)
Ryzen 7 7735HS
RTX 4050 (140W)
3分31秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分33秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (45W)
4分03秒 (AV1 NVIDIA)
Core i5-12500H
RTX 4050 (140W)
4分12秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-12700H
インテル Arc A730M
5分31秒 (AV1 Intel)
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、AV1 Intel、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードです。エンコード速度はそこそこ速いです。

Core i9-13900HX 4分55秒
Core i9-12900HX 5分28秒
Core i7-13700H 6分07秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i7-13700H 6分39秒
Core i9-13900H 7分07秒
Core i5-12500H 7分46秒
Core i7-12700H 7分50秒
Ryzen 7 6800H 7分58秒
Ryzen 7 7735HS 8分04秒
Core i7-12650H 9分31秒
Core i5-12500H 9分51秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4050 Laptop
Blender Benchmark Score
RTX 4090 150W 8404
RTX 4090 175W 7917
RTX 4080 175W 6072
RTX 4070 140W 3954
RTX 4060 140W 3850
RTX 4060 65W 3034
RTX 4050 140W 2944
RTX 4050 105W 2775
RTX 4050 45W 2575

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

AORUS 15は、USB 3.2 Gen2 Type-Cポートと、Thunderbolt4ポートを搭載していますが、ここでは、Thunderbolt4ポートの動作テスト結果を下表に掲載します。

PowerDeliveryにも対応していますが、今回テストしたPD充電器の中では、使用できたのは100W以上のものからでした。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ×
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
100W Anker PowerPort III
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
(4Kモニター)
×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KモニターへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「2.25kg」と記載されており、当サイトで計測した質量は次の通りです。やや重いですが、移動はデスクトップPCよりは楽です。

本製品の質量(ACアダプターのみ実測値)
  質量
PC本体 2.39kg
ACアダプター 685g

 

バッテリー駆動時間のチェック

AORUS 15(2023)のバッテリー駆動時間のチェックです。

99Whの大容量バッテリーを搭載しています。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCですが、大容量バッテリーを搭載していることもあり、動画再生のような負荷の軽い作業であれば、バッテリー駆動でもそこそこの時間使用できます。Web閲覧や、Officeソフトでの作業を短時間行うのであれば、ACアダプターをつながなくてもいいと思います。

一方、ゲーム時のバッテリー駆動時間は短いです。ゲーム中はフレームレートが制限されることから、ACアダプターに接続することをおすすめします。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0
(2) 動画再生時 10時間08分
(3) FF14ベンチ 1時間54分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラは、FHDと、ノートPCとしては比較的高い解像度です。

Webカメラ

 

スピーカー

2W×2のステレオスピーカーを搭載しています。底面からだけでなく、側面からも音が出るよう穴が設けられており、聴き取りやすい音質です。ノートPC基準で10点満点で5~6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、動作モードは「ゲーミングモード」と「ターボモード」で計測しています。GPUモードはすべて「Intel グラフィックス出力モード」で計測しています。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「ゲーミングモード」の場合、CPU電力は、初動のターボブースト時を除くと55Wで推移しています。CPU温度は、CPU電力が落ち着いた後は、70℃前後と問題ない温度です。

「ターボモード」にすると、CPU電力が70W前後まで上がるものの、ファンが最大で稼働するため、CPU温度は78℃前後で抑えられています。

高い負荷の作業をする場合には「ターボモード」でも大丈夫そうです。

  • ゲーミングモード
  • ターボモード
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

どちらのモードも、CPU温度、GPU温度とも、概ね70℃台で推移しており、問題ありません。

  • ゲーミングモード
  • ターボモード
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はファンが動作していないとほぼ無音です。FF15ベンチマークを実行したときは、「ゲーミングモード」では「ターボモード」に比べてファンが控えめに動作するものの、それでも高めの騒音値となります。「ターボモード」になるとファンが最大で動作するため、さらに高めの騒音値となり、うるさく感じます。音が気になる場合は、ヘッドフォンなどを使用するといいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (究極のパフォーマンス時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

ゲームをすると、左下のSSDが搭載されている部分が、やや暖かく感じるときもありますが、我慢できる範囲の温度です。なお、「ターボモード」にしたほうが、ファンが高速回転するので、表面温度が低くなります。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

高性能パーツを搭載したゲーミングノートPCなので、一般ノートPCよりも高い消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

GIGABYTE AORUS 15(2023)の外観のチェックです。

液晶下部のRGBライトバーとキーボードのイルミネーションがおしゃれなデザインです。

 

天板のロゴマークは、RGBには対応していません。

 

閉じた時の厚みは20.9mmと、高い性能のCPUとGPUを搭載しているにしては、それほど分厚くありません。

 

インターフェイスは、ご覧の通りです。Thunderbolt4やmini DP、LANなど、多くのポートが搭載されています。

 

液晶が開く最大の角度はご覧の通りです。

 

底面です。今回は内部のチェックはしていませんが、2基のファンと、5本のヒートパイプでCPUとGPUを冷却しています。

 

内部の熱は側面2ヶ所と背面2ヶ所の計4ヶ所から排気します。

 

ACアダプターは薄型です。

 

ACアダプターの容量は240Wです。

 

まとめ

以上が、GIGABYTE AORUS 15(2023)のレビューです。

Core i5-12500HにGeForce RTX 4050またはRTX 4060を搭載したコスパの高いゲーミングノートPCです。

どちらものグラフィックスも、最大グラフィックスパワーが140Wと高い設定値です。今回、RTX 4050を試しましたが、最新のゲームからeスポーツタイトルまで、高いフレームレートで快適に動作します。

また、360Hzの超高リフレッシュレート液晶を搭載しているのも特徴で、残像の少ない映像で優位にプレイすることができます。

色域もsRGBカバー率100%に近い液晶パネルを搭載しており、色鮮やかな映像でゲームをすることができます。また、クリエイティブ作業にも適しています。

筐体も液晶下部の神秘的なRGBイルミネーションが特徴的で、派手過ぎず、飽きのこないゲーミングノートらしいデザインです。

ただし、初期構成だと8GBのメモリしか搭載されていません。16GBを必要とする最新のゲームは動かないですし、メモリ不足でフレームレートが落ちるケースもあります。購入する際はなるべく16GBに変更することをおすすめします。

 

360Hz液晶搭載の高コスパのゲーミングノートPC

GIGABYTE AORUS 15(2023)

特徴

  • 最大グラフィックスパワーの高いグラフィックス
  • 360Hz / sRGBカバー率100%の液晶
  • 高いコスパ

こんなあなたに

  • ミドルクラスのゲーミングノートが欲しい方
  • 高めの性能のPCを、できるだけ安く買いたい方
  • 価格17万円台[税込]~

カスタマイズするならArk

販売修了となりました

 

関連ページ