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GIGABYTE AERO 14 OLED (2023)の実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-12500H
Core i7-13700H
GPU GeForce RTX 4050
メモリ 16GB LPDDR5-6400
ストレージ 1TB M.2 NVMe SSD
液晶サイズ 14.0インチ
液晶種類 QHD+(2880x1800)
有機ELパネル
質量 約1.49kg
バッテリー 63WH
価格[税込] 28万円台~
約1.49kgと軽いクリエイターノートPC

GIGABYTE AERO 14 OLEDは、最新世代のインテル第13世代 Core i7-13700Hに、こちらも最新のノート用グラフィックス「GeForce RTX 4050 Laptop」を搭載した高性能クリエイター向けノートPCです。

QHD+(2880x1800)の有機ELパネルを搭載し、DCI-P3カバー率100%と色域も広く、クリエイティブな作業に適しています。

質量も約1.49kgの軽さで、持ち運びがしやすく、モビリティ性にも優れています。

ストレージはパソコンSHOPアークで購入すれば、最大2TBまで増やすことができます。

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パソコンSHOPアーク(Ark)なら、ストレージのカスタマイズが可能なのでおすすめです。

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ギガバイトさんから、AERO 14 OLEDが20,000円OFFとなる割引クーポンをいただきました。パソコンSHOPアークで利用することができます。詳細は以下のリンク先をご覧ください。

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レビュー機は、メーカーからの貸出機で、海外モデルとなっており、Windows 11 Home、英語配列キーボードの構成です。国内モデルでは、OSはWindows 11 Pro、キーボード配列は日本語配列および英語配列の両方があるのでご注意下さい。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-13700H、16GBメモリ、GeForce RTX 4050 Laptop、1TB SSD

 

目次

お忙しい方は、「AERO 14 OLEDの特徴」のみお読みください。

 

GIGABYTE AERO 14 OLEDの特徴

画面比16:10の14型QHD+の有機ELパネルを搭載

AERO 14 OLEDは、14インチの有機ELパネルが搭載されています。

このディスプレイは、画面比16:10のQHD+(2880x1800)解像度で作業領域が広く、DCI-P3カバー率100%と色域も広く、黒の表現力も高く、クリエイティブな用途に適した表示が可能です。

また、X-RiteキャリブレーションおよびPantone認証を取得し、色差がDelta E < 1(判別不能なレベル)と非常に正確な色表現が可能となっています。

さらには通常の60Hzよりも高い90Hzの高リフレッシュレートにも対応しています。

有機ELパネルを搭載したノートPCは、なぜかタッチパネルに対応した製品が多く、タッチパネル対応していると、電極線が目立ってしまい見にくく感じますが、AERO 14 OLEDはタッチパネルに対応していないため、そんなことがなく、非常に見やすいディスプレイです。

ただし、光沢ディスプレイなので、場合によっては映り込みが気になるかもしれません。

有機ELディスプレイ搭載

 

高性能なのに持ち運びしやすいサイズ

AERO 14 OLEDは、高い性能を備えていながら、薄さ1.7cm、質量は約1.49kgと、薄型・軽量です。ACアダプターと合わせても約2.0kgです。

外出先へPCを持って行き、動画編集や画像編集、ゲームなどをしたい方におすすめです。

片手で持てるほど軽い
ACアダプターと合わせても約2.0kg
薄型のボディ

 

最新世代のCore i7-13700H+RTX 4050 Laptopを搭載

AERO 14 OLEDは、最新のインテル第13世代Coreプロセッサー「Core i7-13700H」に、こちらも最新のノート用グラフィックス「GeForce RTX 4050 Laptop」を搭載しています。

Core i7-13700H+RTX 4050 Laptopを搭載

 

持ち運べるくらい薄型・軽量に作られているため、CPU電力およびGPU電力は控えめで動作します。そのため、この構成の割には思ったほどスコアは伸びていませんが、それでも、14インチのコンパクトなノートPCとしては、非常に高い性能です。

CINEBENCH R23のマルチコアスコア
Core i9-13980HX 28398
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-13620H 15109
Core i7-12700H 14546
Core i7-13700H 13860
Core i5-12500H 13213
Core i7-12650H 12674
3DMark Time Spy - Graphics score
RTX 4090 Laptop 21897
RTX 3080 Ti Laptop 12614
RTX 3080 Laptop 11552
RTX 3070 Ti Laptop 11262
RTX 3070 Laptop 11015
RTX 3060 Laptop 8302
RTX 4050 Laptop 6313
RTX 3050 Ti Laptop 6063
RTX 3050 Laptop 5102

 

ストレージのカスタマイズも可能、メモリは交換不可

AERO 14 OLEDは、初期構成でも1TBの大容量SSDを搭載していますが、パソコンSHOPアークであれば、ストレージを最大2TBまでカスタマイズして購入することもできます。動画編集などをする場合、ストレージ容量はたくさん必要になると思うので、そういった方は、容量を増やして購入しましょう。

なお、メモリは16GB固定です。オンボードなので自分で交換することも出来ません。クリエイティブワークをする方は、16GBでも足りないケースも多いので、この点は残念です。

パソコンSHOPアークならカスタマイズ可能

 

各用途の快適度

GIGABYTE AERO 14 OLEDの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
高スペックで、ディスプレイの品質も高く、作業が快適です。ブルーライトやフリッカーも抑えられており、目の負担も軽減されています。
動画鑑賞 高色域の有機ELを搭載しており、コントラストも高いので、動画の映像が非常に綺麗です。スピーカーの音質も悪くはありません。ただし、表面が光沢なので、映像が暗いシーンでは、画面への映り込みが気になるかもしれません。
オンライン会議 FHDのウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、問題なくオンラインミーティングソフトが使えます。
RAW現像
画像編集
処理性能面が高く、SDカードの読み込みも高速で、非常に快適にRAW現像や画像編集ができます。当サイトの計測では、Adobe RGBカバー率が95.9%と広く、DTP用途にも対応できるでしょう。
動画編集 CPUおよびGPU性能が高く、ディスプレイのDCI-P3カバー率も100%あり、動画編集が快適です。AV1エンコードにも対応しています。
ゲーム 新世代グラフィックスRTX 4050に、90Hzの高リフレッシュレートを搭載しています。FHD解像度の軽いゲームなら比較的快適にプレイできるでしょう。

 

ディスプレイのチェック

AERO 14 OLEDのディスプレイの詳細なチェックです。

14.0型、QHD+解像度、DCI-P3 100%色域、90Hzのハイリフレッシュレートの液晶を搭載しています。

最大輝度は、当サイトの計測では386cd/m2と高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

本製品は、「X-Rite Color Assistant」のアプリから、色域を変化させることが可能です。ウェブ閲覧時、画像編集時、動画編集時など、用途によって色域を変えることができます。以下、いくつかのモードで計測したときの色域を掲載します。

X-Rite Color Assistant
表示モード:Default

まず、Defaultモード時の色域です。Display P3を超える広い色域です。

  カバー率
sRGB 100% 150.8%
Display P3 100% 111.2%
Adobe RGB 95.9% 111.8%

 

表示モード:sRGB

sRGBモードにすると、sRGBとほぼ同じ色域に変わっているのが分かります。

  カバー率
sRGB 98.3% 98.7%

 

表示モード:Display P3

Display P3モードにすると、その色域に変わります。

  カバー率
Display P3 97.8% 97.8%

 

表示モード:Adobe RGB

Adobe RGBモードの場合、色域がわずかに足りていませんが、それでも大きくカバーしているのが分かります。DTP用途にも使えるでしょう。

  カバー率
Adobe RGB 95.9% 98.7%
ガモット図
※既存のICCプロファイルをMacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

こちらはDefaultモードで計測したガンマ補正曲線です。各色ほぼ1:1の直線になっているので、自然な発色であることが分かります。他のモードでも同様なガンマ補正曲線です。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み
輝度設定49%以上

輝度設定49%以上の場合、定期的に輝度が下がっているものの、輝度が0までは下がっていません。そのため目への影響は少ないのではないかと思われます。また、輝度設定56%で約120cd/m2なので、多くの場合は、このような波形になると思います。

輝度設定45%以下

輝度を48以下に下げると、徐々に振幅が下がり、45%以下で、輝度が下がったときの振幅がほぼ0になります。45%以下だと、目が敏感な方は、場合によってはチラついて見える方もいると思われます。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に90フレームを更新する90Hzの液晶で1フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hzで3フレーム前くらいまでの残像なので、一般的なノートPCより、残像は抑えられていると思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは縦横:約18.5mm、キーストロークは約1.8mmです。キートップはフラットです。底付きの衝撃も抑えられており、キーは押しやすいです。

なお、今回のレビュー機は英語配列ですが、国内モデルでは日本語配列となっています。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

ガラス製のタッチパッドを採用しており表面はツルツルしています。高耐久で引っ掛かりにくく、操作しやすいです。うっすらと「AERO」の文字が印字されているのがワンポイントになっています。

タッチパッド

 

キーボードには白色のキーボードバックライトも搭載しています。明るさは3段階で調整でき、結構明るいので、暗い場所でも作業しやすいです。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

パフォーマンスのチェックです。

AERO 14 OLEDは、AI Boostにより、動作するアプリによって動的にモードが変わります。なお、AI BoostをOFFにして、自分でモードを決めることも可能です。

AIでパフォーマンスを制御

 

CPU

AERO 14 OLEDは、インテル第13世代「Core i7-13700H」を搭載しています。ベンチマークの結果は、以下の通りです。

軽量・コンパクトであることが特徴の1つの製品なので、CPU電力が抑えられており、性能も控えめですが、それでもRyzen 7 6800Hと同等程度のマルチコア性能が出ています。シングルコア性能も高く、多くのクリエイターソフトが快適に動作するでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-13700H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-12950HX 21617
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-13620H 15109
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
Core i7-13700H 13860
Core i5-12500H 13213
Core i7-12650H 12674
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i5-1230U 6273
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-12950HX 1981
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core i7-12650H 1808
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i7-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1340P 1722
Core i7-13620H 1718
Core i7-13700H 1713
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i3-1215U 1592
Ryzen 7 7735HS 1538
Core i5-1230U 1532
Ryzen 7 6800H 1522
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 5 5625U 1383
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリには、LPDDR5-6400を搭載しています。メモリ帯域は広いです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
LPDDR5-6400 16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-6400
デュアルチャネル
56.15GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスは、RTX 40シリーズの中でもエントリークラスに位置する「GeForce RTX 4050 Laptop」を搭載しています。メーカーの設定する最大グラフィックスパワーは45Wと低めです。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

3DMark のベンチマークの結果は以下の通りです。前世代の95Wで動作するGeForce RTX 3050 Tiよりも高い性能です。

3DMark -Time Spy-
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 4050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 16GB 175W 21897
RTX 3080 Ti 16GB 175W 12614
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 Ti 150W 11262
RTX 3070 140W 11015
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 4050 6GB 105W 8469
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 4050 6GB 45W 6313
RTX 3050 Ti 95W 6063
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 75W 5102
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
3DMark -Speed Way-
~ グラフィックス性能の評価 ~

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 4050 Laptopの情報は次の通りです。GPUクロックなども低めに設定されています。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージは、1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しています。アクセス速度は非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
7014
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

左側面にmicroSDカードスロットが搭載されています。こちらもアクセス速度は速く、撮影したRAWデータのファイルを読み込むときも、待たされません。
CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。14インチのモバイルノートにしてはいずれのソフトでも、高性能です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

RAW現像時間では、CPUによる書き出し、GPUによる書き出しどちらもほぼ同じ結果でした。まずまずの書き出し速度だと思います。

Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
29秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
30秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13950HX 37秒
Core i9-13980HX 40秒
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12700H
インテル Arc A730M
48秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i7-12700H 64秒
Core i7-13620H
65秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
65秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
67秒
Core i7-13700H
RTX 4050 (45W)
68秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H 69秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
74秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 9 6900HX 88秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Pro、4K動画の書き出しでは、4分40秒とそこそこの速さです。VRAMも6GBあり、動画編集も快適です。

4K動画の書き出し
Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分47秒
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分50秒
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 6900HX
RTX 3070Ti (150W)
4分08秒
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
4分11秒
Core i7-13700H
RTX 4050 (45W)
4分40秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-12700H
GTX 1650
6分21秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1260P
Intel Arc A370M
9分52秒
Core i7-1260P
Intel Iris Xe
14分10秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間はこちらです。こちらは最新世代だけあって高速でした。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分18秒 (NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分39秒 (NVIDIA)
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分34秒 (NVIDIA)
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分51秒 (NVIDIA)
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒 (NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4050 (45W)
3分55秒 (NVIDIA)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2
8CPU/8GPU
6分24秒 (MacBook Air)
Apple M1 6分24秒 (旧MacBook Pro 13)
Apple M2
8CPU/10GPU
6分25秒 (MacBook Pro 13)

DaVinci Resolove Studio 18による、「AV1 NVIDIA」での書き出し時間はこちらです。こちらも書き出し時間は高速です。

Core i9-13980HX
RTX 4090 (175W)
2分35秒 (AV1 NVIDIA)
Core i9-13950HX
RTX 4090 (175W)
2分52秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13620H
RTX 4050 (105W)
3分33秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-13700H
RTX 4050 (45W)
3分58秒 (AV1 NVIDIA)
Core i7-12700H
インテル Arc A730M
5分31秒 (AV1 Intel)
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、AV1 Intel、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間
ソフトウェアエンコード

CPUのみで実行するx265エンコードです。こちらも、速いエンコード速度です。

Core i9-13980HX 4分34秒
Core i9-13950HX 4分35秒
Core i9-12900HX 5分28秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i9-12900HK 7分12秒
Core i7-13620H 7分36秒
Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 6900HX 8分23秒
Core i7-13700H 8分34秒
Core i5-12500H 8分36秒
Core i7-12700H 8分43秒
Ryzen 7 6800U 10分47秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
NMKD Stable Diffusion GUI 1.9.1によるAIイラスト生成時間

NMKD Stable Diffusion GUIによるAIイラスト生成時間は下表の通りです。VRAM 6GBを搭載していますが、生成時間は1枚あたり約26.5秒でした。

Core i7-13620H/32GB
GeForce RTX 4050 Laptop
209秒
Core i7-13700H/32GB
GeForce RTX 4050 Laptop
265秒
※モデルとVAEはデフォルトの「sd-v1-5-fp16」、「vae-ft-mse-840000-ema-pruned」を使用
※プロンプト(呪文)は内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみ
※ステップ数は100、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
 :RTX 4050で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間
GeForce RTX 4050 Laptop
Blender Benchmark Score
RTX 4090 Laptop 175W 7917
RTX 4050 Laptop 105W 2775
RTX 4050 Laptop 45W 2365
SPECviewperf 2020

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「1.49kg」と記載されており、当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値とほぼ同じでした。ACアダプターも薄型で、本体と合わせても約2.0kgなので、持ち運びしやすいと思います。

本製品の質量(ACアダプターのみ実測値)
  質量
PC本体 1.47kg
ACアダプター 531g

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

いくつかのゲームで計測した平均フレームレートを掲載します。

他のグラフィックスとも比較していますが、すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

消費電力を抑えるため、最大グラフィックスパワーが45Wと低めに設定された「GeForce RTX 4050 Laptop」を搭載しています。それでも、次世代グラフィックスだけあって、性能は高いです。

QHD+(2880x1800)解像度だと、ゲームをするには厳しいフレームレートですが、FHD(1920x1080)やWUXGA(1920x1200)解像度なら、ゲームによっては設定を落とす必要があるものの、ほとんどのゲームが動作するスペックです。

軽いゲームなら高い設定でも60 fps以上で快適に動作するでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 68 fps(105 fps)
最高 34 fps(45 fps)
2880x1800 30 fps
最高 18 fps
※括弧内のフレームレートは、DLSS:バランス
他のノート用GPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 128 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 50 fps
RTX 4050 45W 34 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 87 fps
最高 26 fps(57 fps)
2880x1800 70 fps
最高 21 fps(25 fps)
※括弧内のフレームレートは、DLSS:バランス
他のノート用GPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 110 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 41 fps
RTX 4050
45W 26 fps
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 88 fps
ウルトラ 49 fps(58 fps)
2880x1800 49 fps
ウルトラ 22 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 136 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080Ti 175W 93 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 88 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 83 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 81 fps
RTX 3070Ti 130W 78 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 78 fps
RTX 3070 140W 77 fps
RTX 3070Ti 150W 77 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 77 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 140W 63 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3060 115W 61 fps
RTX 4050
45W 49 fps
RTX 3050 75W 46 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 88 fps
高品質 52 fps
2560x1440 軽量品質 77 fps
高品質 35 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 192 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080Ti 175W 123 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 117 fps
RTX 3070Ti 150W 117 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 117 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 108 fps
RTX 3070 140W 108 fps
RTX 3070Ti 130W 103 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 84 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 75W 53 fps
RTX 4050 45W 52 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 144 fps
最高 80 fps
2880x1800 最低 75 fps
最高 37 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 217 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 150 fps
RTX 3080Ti 175W 148 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 144 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 134 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 133 fps
RTX 3070 140W 132 fps
RTX 3070Ti 150W 126 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 110 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 115W 107 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 140W 90 fps
RTX 4050
45W 80 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 75W 66 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 175 fps
最高 109 fps
2880x1800 103 fps
最高 47 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 4090
※ディスクリートモード
175W 222 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
150W 169 fps
RTX 3080Ti
※ディスクリートモード
130W 162 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3070Ti
※ディスクリートモード
150W 158 fps
RTX 3070Ti 150W 158 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070Ti 150W 152 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 150 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 148 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070 140W 139 fps
RTX 4050
※ディスクリートモード
105W 134 fps
RTX 3060 115W 132 fps
RTX 3060 140W 127 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 4050 45W 109 fps
RTX 3050 75W 95 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用したGeForce RTX 40シリーズでは、第4世代「Tensorコア」とフレーム生成技術が追加された「DLSS3」のフレーム生成機能を利用することができます。

対応したタイトルであれば、「フレーム生成」を有効にすることで、飛躍的にフレームレートを向上させることが可能です。下記の表はレイトレーシング環境、DLSSオフ、DLSS2、DLSS3の平均フレームレート比較です。

DLSS3のフレーム生成機能なら、負荷の重いサイバーパンク2077も、60 fps以上で快適に動作します。

重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
解像度 品質 DLSS:オフ DLSS2 DLSS3
1920x1080 レイトレ:低 24 fps 33 fps 50 fps
※DLSSの強度はすべて「バランス」
※DLSS3は「フレーム生成」を有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS:オフ DLSS2 DLSS3
1920x1080 レイトレ:低 34 fps 53 fps 73 fps
※DLSSの強度はすべて「バランス」
※DLSS3は「フレーム生成」を有効

 

バッテリー駆動時間のチェック

AERO 14 OLEDのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、メーカーサイトによると63Whと普通の容量でした。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。性能が高いのでモバイルノートPCほどは持ちませんが、比較的軽めの負荷なら、ある程度バッテリー駆動状態でも作業できます。ただ、ゲームをするとかなりバッテリー駆動時間が短くなり、カクつきも出るので、ACアダプターに接続することを推奨します。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0
(2) 動画再生時 7時間52分
(3) CPU7%、iGPU5%、dGPU11%の負荷 4時間13分
(4) FF14ベンチ 1時間29分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき
(4) FF14ベンチをループ実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

FHD画質のWebカメラを液晶上部に搭載しており、画質は普通です。物理シャッターはありません。なお、IRカメラも搭載しており、Windows Helloの顔認証が使用できます。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右に配置されています。最大音量は小さめで、音質は普通です。ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

底面のスピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUクロック、CPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

CPU電力は約40Wで推移し、CPU温度は約82℃前後で推移しており、やや高めですが問題ない範囲だと思います。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。

CPU温度は約82℃前後で推移しやや高めです。GPU温度は約70℃と低めで推移しています。こちらも問題ない範囲だと思います。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はファンが動作していないとほぼ無音です。下には掲載していませんが、低負荷時であれば、割と静かなので、静かな環境で作業ができるでしょう。FF15ベンチマークなどの高めの負荷をかけると、騒音値はやや高めになります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

負荷がかかると、キーボード面の中央部分の温度が上がります。ゲームなどをすると、それなりに暖かく感じてきます。薄型ボディの高性能ノートパソコンでは、致し方ない部分です。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご覧下さい。

高性能なパーツを搭載していますが、低電力設計なので、それほど高くはありません。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

AERO 14 OLEDの外観のチェックです。

高耐久のアルミ素材を採用したシルバー筐体です。シンプルかつスタイリッシュなデザインです。

 

天板には光の反射によって虹色に変化する「AERO」ロゴがあり、おしゃれです。

 

閉じた時の厚みはわずか1.7cmと、薄型で片手で持ち運びしできるサイズです。

 

インターフェイスは、以下のとおりです。右側面にはThunderbolt4が2ポート、左側面にはType-CのDC-inポートがあります。Thunderbolt4のポートは、映像出力に対応していますが、PowerDeliveryには対応していません。

背面のHDMIポートはHDMI2.1で、4K@120Hzの出力も可能です。実際に試しましたが、4K@120Hzで表示することができました。

背面には、Type-AのUSB 3.2 Gen1ポートもあります。レガシー機器も使用できるので便利です。

その他には、Micro SDリーダー、3.5mmのオーディオコンボジャックがあります。

 

ディスプレイは、下の角度まで開きます。

 

底面です。内部は2基のスリムファンと3本のヒートパイプで4方向から排気することで、CPUとGPUを冷却しています。

 

ACアダプターは薄型で持ち運びしやすいサイズです。

 

電源コネクタはUSB-Cで給電します。

 

ACアダプターの容量は130Wです。

 

まとめ

以上が、GIGABYTE AERO 14 OLEDのレビューです。

QHD+(2880x1800ドット)、DCI-P3カバー率100%の有機ELパネルを搭載し、高精細で、色鮮やかで、黒の表現力も高く、プロのクリエイターも満足のディスプレイを備えています。

CPUとGPUの性能も高く、画像編集から動画編集まで快適に行うことができます。

それでいて、質量は1.49kg、厚さ1.7cmの軽量かつスリム設計で、持ち運びも可能です。

アルミボディのシルバー筐体に白いキーボードのスタイリッシュな外観もグッドです。

動画編集もできるノートパソコンを持ち運びたい方におすすめのノートパソコンです。

 

約1.49kgと軽いクリエイターノートPC

GIGABYTE AERO 14 OLED (2023)

特徴

  • Core i7-13700H+RTX 4050 Laptop搭載
  • QHD+(2880x1800)の有機ELパネル搭載
  • DCI-P3カバー率100%の高色域パネル搭載

こんなあなたに

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