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RTX 4050 & RTX 4060 搭載のゲーミングノートでモンハンワイルズを実際にプレイ!

この記事では、『モンスターハンターワイルズ』について、GeForce RTX 4050 Laptop GPUおよびRTX 4060 Laptop GPU搭載のゲーミングノートPCで、実際にプレイしてみて、快適に動くかどうかをチェックしました。
なお、今回、マウスコンピューターさんにお願いして、「G TUNE E5-I7G50BK-B」と「G TUNE P5-I7G60WT-B」の2機種をお借りしテストしました。なお、同じグラフィックスを搭載していても、機種によって、パフォーマンスは多少変わるのでご了承下さい。
目次
はじめに
検証に用いたノートPC
みなさん。新たなハンターライフ、楽しんでいますか?
この記事では、PC版『モンスターハンターワイルズ』を、ゲーミングノートPCでどこまで快適にプレイできるのか、検証してみました。
今回検証に用いたゲーミングノートPCは当サイトでもレビューした以下の2機種。
エントリークラスのGeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載したG TUNE E5-I7G50BK-B(以下、G TUNE E5)および、ミドルクラスのGeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したG TUNE P5-I7G60WT-B(以下、G TUNE P5)です。


G TUNE E5は、15万円台からと比較的安い価格帯にしては、品質が高く、コスパが高いのが特徴で、G TUNE P5は、流行りのホワイトボディーを採用した、オシャレな外観が特徴です。
CPUにはどちらもインテル第13世代のCore i7-13620Hを搭載しており、古い世代のCPUではあるものの、PCゲームをプレイするには十分な性能を持っています。
その他の仕様は以下の通りです。
最大グラフィックスパワーは、G TUNE E5に搭載されているGeForce RTX 4050は140Wと高めに設定されており、G TUNE P5に搭載されているGeForce RTX 4060は105Wと標準的な数値に設定されています。
なお、この最大グラフィックスパワーは、同じGPUでも機種によって設定される数値が異なり、パフォーマンスにも影響するので、ご注意ください。


また、G TUNEのゲーミングノートでは、「Mouse Control Center」のパワーセッティングという項目で、動作モードを変更することができ、ここでは、両機種とも最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンスモード」で計測した結果を掲載しています。

3DMarkのベンチマークスコア
グラフィックス性能の指標となる、3DMark Time spyのスコアは以下の通りです。
GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、最大グラフィックスパワーが140Wと高めに設定されているのもあり、エントリークラスとしては高めのスコアが出ています。GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、ミドルクラスとしては標準的なスコアが出ています。
~ グラフィックス性能の評価 ~

W(ワット):最大グラフィックスパワー
モンハンワイルズのベンチマークスコア
まずは、2月5日に配信された、PC版『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークでスコアを計測しました。
画面解像度はどちらの機種もフルHD(1920×1080)で行っています。WQXGAパネルを搭載するG TUNE P5では、ゲーム側ではなく、Windowsのシステム設定から、解像度をフルHD(1920×1080)に落としています。
なお、グラフィックスメモリ(VRAM)は、GeForce RTX 4050が6GB、GeForce RTX 4060が8GBとなっており、「使用グラフィックスメモリが大きくなっています。」という警告が出るグラフィックプリセットは、GeForce RTX 4050がプリセット「高」から、GeForce RTX 4060がプリセット「ウルトラ」からでした。


下の表が、『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークスコアです。グラフィック設定は基本的にプリセット通り。アップスケール技術は全てDLSS、フレーム生成は全て有効にして行っています。各プリセットの詳細は、以下の「ベンチマークのグラフィック設定について」をご覧ください。
また、ベンチマークでは、スコアと平均フレームレートのほかに、最低フレームレート(1% Low fps)も計測しています。
■最低 ・・・グラフィックプリセット「最低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」
■ウルトラ ・・・グラフィックプリセット「ウルトラ」、アップスケーリングモード「クオリティ」
13000 ~ 19999 快適にプレイ可能
10250 ~ 12999 問題なくプレイ可能
7000 ~ 10249 設定変更を推奨
5200 ~ 6999 設定変更が必要
~ 5199 動作困難
![]() モンスターハンターワイルズ ベンチマーク(1920×1080)
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品質 | スコア | 平均 fps | 1% Low | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
最低 | 20941 | 124 fps | 54 fps |
低 | 20747 | 121 fps | 52 fps | |
中 | 17776 | 105 fps | 43 fps | |
高 | 13241 | 78 fps | 23 fps | |
ウルトラ | 9393 | 56 fps | 19 fps |
品質 | スコア | 平均 fps | 1% LOW | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
最低 | 23750 | 140 fps | 80 fps |
低 | 23610 | 138 fps | 75 fps | |
中 | 20009 | 117 fps | 63 fps | |
高 | 17572 | 103 fps | 50 fps | |
ウルトラ | 13751 | 81 fps | 21 fps |
GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、プリセット「最低」「低」設定でスコアは20000以上、平均フレームレートは120 fpsを超えており、1% Lowフレームレートも高いスコアなので、かなり快適に動作するでしょう。プリセット「中」設定でも平均フレームレートは100 fpsを超えており、こちらでも快適に動作すると思います。VRAM警告が出るプリセット「高」設定になると、平均フレームレートは70 fpsを超えているものの、1% Lowフレームレートは23 fpsしかなく、厳しそうです。
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、プリセット「最低」「低」「中」設定でスコアは20000以上、平均フレームレートは高く、1% Lowフレームレートも60 fpsを超えており、非常に快適動作するでしょう。プリセット「高」設定でも平均フレームレートは100 fpsを超えており、1% Lowフレームレートも高いので、こちらでも快適に動作すると思います。VRAM警告が出るプリセット「ウルトラ」設定になると、平均フレームレートは80 fpsを超えているものの、1% Lowフレームレートは21 fpsしかなく、厳しそうです。
G TUNE E5 と G TUNE P5で「ワイルズ」をプレイ!
フレームレート計測方法
フレームレート計測には、先ほどのベンチマーク測定結果を鑑みて、GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5ではグラフィックプリセット「低」「中」設定、GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5ではグラフィックプリセット「中」「高」設定で行っています。グラフィックプリセットは、ワイルズのベンチマークと同じ設定をそのまま適用しています。
フレームレート計測を行ったクエストは、序盤では中々良いクエストがなかったため、上位のフリークエストの各地「緋の森」「隔ての砂原」「油涌き谷」「氷霧の断崖」「竜都の跡形」で、「歴戦個体2体狩猟」クエストを受けて計測。2体ともなるべく討伐ではなく捕獲で時間を短縮していますが、大体5分から15分くらいの所要時間です。どちらの機種でも、同じキャンプから出発し、クエスト開始表示からクエストクリア表示まででスコアを計測しています。
また、ロビーは念の為ソロオンライン、パーティープレイを想定して、全クエストでサポートハンター3人を呼んでいます。
乙ってキャンプ送りになると計測し直しになるため、精霊の加護と早食い、回復量アップのスキルを積んでいます。相手は歴戦個体だけに、被ダメも相当なものなので、防具もある程度強化しています。
ちなみに、筆者の使用武器種は大剣、HRは100を超えています。モンハン歴は全てのシリーズをプレイしているわけではありませんが、ポータブルからプレイしているので長いと思います。


オプションの「カメラ距離 : 前後」設定に関しては、周りの状況を把握しやすい最大の10に設定しています。フレームレートにさほど影響はありませんが、おそらくみなさんも遠めの距離に設定してプレイしていると思います。



クエスト1 - 緋の森「毛並みが悪くなる。嫌いです。」
まずは、緋の森「毛並みが悪くなる。嫌いです。」のクエストからです。時間帯は昼、環境は豊穣期です。クエスト内容は歴戦個体のラバラ・バリナ及びババコンガ2頭の狩猟となります。緋の森では、草木が多く、木漏れ日や水の表現、小型モンスターや環境生物が多いためか、最も負荷が重かった地域でした。豪雨になると、さらに重くなるかもしれません。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは88 fpsと高く、1% Lowフレームレートも46 fpsとそこそこ出ており、目立ったカクつきもなく非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは78 fpsまで落ちますが、それでも60 fps以上を維持しており、1% Lowフレームレートも40 fpsとそこまで低くなく、快適にプレイができました。ただ、パフォーマンスを求めるなら「低」設定が良いと思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 緋の森「毛並みが悪くなる。嫌いです。」(1920×1080)
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品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 88 fps | 46 fps | 105 fps |
中 | 78 fps | 40 fps | 99 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは87 fpsと高く、1% Lowフレームレートも51 fpsと高めで、目立ったカクつきもなく非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定だと、平均フレームレートは75 fpsまで落ちますが、1% Lowフレームレートも44 fpsとそこまで低くなく、快適にプレイができます。ただ、パフォーマンスを求めるなら「中」設定が良いと思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 緋の森「毛並みが悪くなる。嫌いです。」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 87 fps | 51 fps | 109 fps |
高 | 75 fps | 44 fps | 99 fps |
クエスト2 - 隔ての砂原「諍いの果てに」
次に、隔ての砂原「諍いの果てに」のクエストです。時間帯は昼、環境は豊穣期です。クエスト内容は歴戦個体のリオレイア及びケマトリス2頭の狩猟となります。隔ての砂原では、広大で草原や岩場が多く、小型モンスターも群れで生息するため、エリアによってはカクつきが気になるところです。砂嵐が発生すると、さらに重くなるかもしれません。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは94 fpsと高く、1% Lowフレームレートも44 fpsとそこそこ出ており、非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは86 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも42 fpsとそこそこ出ており、かなり快適にプレイができました。隔ての砂原ではフレームレートが高く、「中」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 隔ての砂原「諍いの果てに」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 94 fps | 44 fps | 118 fps |
中 | 86 fps | 42 fps | 102 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは95 fpsと高く、1% Lowフレームレートも55 fpsと高めで、非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定だと、平均フレームレートは87 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも55 fpsと高めで、かなり快適にプレイができました。隔ての砂原ではフレームレートが高く、「高」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 隔ての砂原「諍いの果てに」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 95 fps | 55 fps | 115 fps |
高 | 87 fps | 52 fps | 103 fps |
クエスト3 - 油涌き谷「厄介な妨害者たち」
次に、油涌き谷「厄介な妨害者たち」のクエストです。時間帯は昼、環境は豊穣期です。クエスト内容は歴戦個体のアジャラカン及びグラビモス2頭の狩猟となります。油涌き谷では、それほど広大ではないものの、炎の演出が多く、油泥が湧くエリアもあるので、負荷は重そうです。火走りが発生すると、さらに負荷が重くなるかもしれません。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは101 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも48 fpsとそこそこ出ており、非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定でも、平均フレームレートは92 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも46 fpsとそこそこ出ており、かなり快適にプレイができました。油涌き谷では負荷が重くなると思っていましたが、予想よりフレームレートが高く、「中」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 油涌き谷「厄介な妨害者たち」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 101 fps | 48 fps | 125 fps |
中 | 92 fps | 46 fps | 108 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは98 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも55 fpsと高めで、非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定だと、平均フレームレートは87 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも52 fpsと高めで、かなり快適にプレイができました。油涌き谷では予想よりフレームレートが高く、「高」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 油涌き谷「厄介な妨害者たち」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 98 fps | 55 fps | 115 fps |
高 | 87 fps | 52 fps | 103 fps |
クエスト4 - 氷霧の断崖「断崖に木霊して」
次に、氷霧の断崖「断崖に木霊して」のクエストです。時間帯は昼、環境は荒廃期です。クエスト内容は歴戦個体のドドブランゴ及びヒラバミ2頭の狩猟となります。氷霧の断崖は、氷に包まれた地域で、エリアによっては高低差があるものの、小型モンスターや環境生物が少なく、最も負荷が低そうな地域です。吹雪が発生すると、負荷は重くなるかもしれません。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは101 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも50 fpsと高めで、非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定でも、平均フレームレートは89 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも44 fpsとそこそこ出ており、かなり快適にプレイができました。氷霧の断崖では洞窟内での戦闘が多く、それほど負荷は重くないようです。「中」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 氷霧の断崖「断崖に木霊して」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 101 fps | 50 fps | 115 fps |
中 | 89 fps | 44 fps | 105 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは99 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも57 fpsと高めで、非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定だと、平均フレームレートは87 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも51 fpsと高く、かなり快適にプレイができました。氷霧の断崖ではそれほど負荷は重くなく、「高」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 氷霧の断崖「断崖に木霊して」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 99 fps | 57 fps | 113 fps |
高 | 87 fps | 51 fps | 98 fps |
クエスト5 - 竜都の跡形「生存競争の果てに」
最後に、竜都の跡形「生存競争の果てに」のクエストです。時間帯は昼、環境は異常気象です。クエスト内容は歴戦個体のシーウー及び護竜オドガロン亜種2頭の狩猟となります。竜都の跡形は、他の地域と違い、特有の環境ではあるものの、狭いエリアが多く、それほど負荷が重くならないと思います。気になるのは竜乳エネルギーによる爆発くらいでしょう。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは93 fpsと高く、1% Lowフレームレートも48 fpsとそこそこ出ており、非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定でも、平均フレームレートは86 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも45 fpsとそこそこ出ており、かなり快適にプレイができました。竜都の跡形では、竜乳エネルギーによる爆発が高頻度で発生するので、フレームレートが下がり気味になると思っていましたが、そうでもないようです。「中」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 竜都の跡形「生存競争の果てに」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 93 fps | 48 fps | 109 fps |
中 | 86 fps | 45 fps | 101 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは98 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも55 fpsと高めで、非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定だと、平均フレームレートは84 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも47 fpsとそこそこ出ており、かなり快適にプレイができました。竜乳エネルギーによる爆発もそれほど影響がなく、「高」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 竜都の跡形「生存競争の果てに」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 98 fps | 55 fps | 118 fps |
高 | 84 fps | 47 fps | 103 fps |
番外編 - 隔ての砂原「命の鎖」
番外編、隔ての砂原「命の鎖」のクエストです。時間帯は昼、環境は異常気象です。クエスト内容はアルシュベルドの狩猟となります。今後最も狩り続けることになる大型モンスターです。アルシュベルド戦では、広大な隔ての砂原に加え、砂嵐が発生しており、ド派手なエフェクトや落石、逃げ回りながらの狩猟になるため、負荷は重くなりそうです。

GeForce RTX 4050を搭載するG TUNE E5では、グラフィックプリセット「低」設定だと、平均フレームレートは93 fpsと高く、1% Lowフレームレートも42 fpsとそこそこ出ており、非常に快適にプレイできました。
グラフィックプリセット「中」設定では、平均フレームレートは88 fpsと高いフレームレートを維持しているものの、1% Lowフレームレートは「低」設定と同じ42 fpsでした。砂嵐のなか、激しい戦闘になるため、カクつきが多くなると思っていましたが、全く気になりませんでした。「中」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■低 ・・・グラフィックプリセット「低」、アップスケーリングモード「ウルトラパフォーマンス」
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」

![]() 隔ての砂原「命の鎖」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE E5 RTX 4050 |
低 | 93 fps | 42 fps | 116 fps |
中 | 88 fps | 42 fps | 103 fps |
GeForce RTX 4060を搭載するG TUNE P5では、グラフィックプリセット「中」設定だと、平均フレームレートは101 fpsとかなり高く、1% Lowフレームレートも56 fpsと高めで、非常に快適なプレイが可能です。
グラフィックプリセット「高」設定でも、平均フレームレートは86 fpsと高いフレームレートを維持しており、1% Lowフレームレートも53 fpsと高めで、かなり快適にプレイができました。カクつきが多くなると思っていましたが、全く気にならず、「高」設定でも高いパフォーマンスでプレイできると思います。
■中 ・・・グラフィックプリセット「中」、アップスケーリングモード「パフォーマンス」
■高 ・・・グラフィックプリセット「高」、アップスケーリングモード「バランス」

![]() 隔ての砂原「命の鎖」(1920×1080)
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---|---|---|---|---|
品質 | 平均 fps | 1% Low fps | 最大 fps | |
G TUNE P5 RTX 4060 |
中 | 101 fps | 56 fps | 114 fps |
高 | 86 fps | 53 fps | 99 fps |
まとめ
エントリークラスのRTX 4050 Laptopでもワイルズは遊べる!
以上のとおり、GeForce RTX 4050 Laptop GPUを搭載するG TUNE E5と、GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載するG TUNE P5で実際にモンハンワイルズをプレイしてみました。
フレーム生成が有効であること前提ですが、エントリークラスのRTX 4050でもプリセット「中」設定でも快適にプレイすることができ、GeForce RTX 4060であれば、プリセット「高」設定でも快適にプレイすることができるでしょう。画質よりパフォーマンスを優先したいのであれば、ひとつ設定を落とすのもいいと思います。
もちろん、地形や環境、エリアや気候、モンスターの数によってフレームレートが変動しますが、今回試したフリークエスト内容なら、結構参考になる数値だと思います。
また、今回使用した2機種でどちらか購入を検討されている方は、コスパで選ぶならGeForce RTX 4050搭載のG TUNE E5-I7G50BK-Bです。15万円台からと価格が安い割には、高解像度、180Hzの高性能パネルを搭載し、高品質です。グラフィック設定は「中」以下でプレイすることにはなりますが、ゲーム以外にも用途がある場合はG TUNE E5でしょう。サブ機としてもおすすめです。
価格は19万円台からですが、デザインと性能で選ぶなら、G TUNE P5-I7G60WT-Bがおすすめです。ホワイトボディのオシャレな外観で、ゲーミング性能も高いです。プリセット「高」設定でも快適にプレイすることができます。ただし、「パフォーマンスモード」の場合、動作音がうるさいので、気になる方はヘッドホンが必須です。



三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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