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富士通 LIFEBOOK LHシリーズの展示機レビュー

CPU | Celeron 3865U |
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メモリ | 4GB (増設不可) |
ストレージ | 128GB SSD |
液晶サイズ | 14型 |
液晶種類 | HD 非光沢タッチ (2in1) HD 非光沢 |
質量 | 約1.93kg (2in1) 約1.75kg |
バッテリー | 約7時間 |
価格 | 8万円台~ |
LIFEBOOK LHシリーズは、2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されることを受けて、小学生向けに開発された14型ノートPCです。
側面にラバーが装着されており壊れにくく、パソコンやACアダプターを綺麗に収納できるお道具箱も付属しています。キーボードの配列も素直で、初めて打ち方を覚える子供には最適です。
クラムシェルPCと2 in 1 PCがラインナップされており、2 in 1 PCにはアクティブペンも付属しています。
また、富士通のパソコンの中では価格も安いほうです。
LIFEBOOK LHシリーズの特徴
背景
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されます。
2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化へ
2017年3月に公示された新学習指導要領で、2020年から小学校でのプログラミング教育が必修化されると明示されました。
コーディングを覚えることが目的ではなく、子供たちに、コンピューターに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら「プログラミング的思考」を育成します。
それを受けて、子供にPCを購入する親御さんが増えると思いますが、次のような不安があるかと思います。
子供がPCを利用する上での不安(富士通調べ)
・長時間使うと目が悪くなるのではないか?
・インターネットは子供にはまだ危険
・子供が簡単に壊すのではないか
・子供がPCを使いこなせないのでは
・YouTube閲覧など遊びばかりにつかうのでは
また、子供がパソコンを使うとき、どんな仕様を重視しますかというアンケートには次のような回答がTOP3にあったそうです。
重要視するパソコンの仕様 TOP3(富士通調べ)
・壊れにくい堅牢性(28%)
・取り扱いやすい重さ(17%)
・キーボードの打ちやすさ(10%)
こういった背景を元に、富士通では小学生向けのノートPCを開発しました。
このノートPCには次のような特徴があります。
頑丈設計
子供はパソコンをテーブルにぶつけたり、誤って落としたりすることが多いですが、LIFEBOOK LHシリーズは、本体の周りにラバー素材を装着し、落としたりぶつけたりしても壊れにくいようになっています。
また、天板は200kgfの加圧に耐えられる設計です。さらに子供はシールを貼りたがると思いますが、天板の塗装がはがれないような塗装レス処理が施されています。


お道具箱が付属
子供には、道具を使ったあと後は後片付けをきちんとさせたいものです。LIFEBOOK LHシリーズは、子供が大好きなお道具箱が標準で付属します。たのしく収納できるので、後片付けの習慣が付きますし、部屋も綺麗に保てるでしょう。



マカフィーリブセーフの3年版が付属
子供にパソコンを使わせる場合、YouTubeなどネットばかり見るようにならないか心配になると思います。そのため、富士通ではセキュリティソフト「マカフィーリブセーフ3年版」が付属し、利用時間帯の制限をすることが可能です。
また、子供は、誤って悪意あるサイトを閲覧してウイルス感染したり、アダルトサイトなど子供に有害なサイトを閲覧してしまう可能性も高いです。こちらもマカフィーのペアレンタルコントロール機能によって、子供に有害なサイトをブロックすることが可能です。
マカフィーリブセーフの詳細については、下のリンク先の別ページをご覧ください。
ラインナップは、クラムシェルPCと2 in 1 PC
LIFEBOOK LHシリーズは、「クラムシェルPC」と「2 in 1 PCの2モデル」がラインナップされています。
クラムシェルPCは、形状を変形することはできませんが、価格がやや安くなり、質量も軽くなっています。
一方、2 in 1 PCは、液晶が360度回転し、タブレットなどの形へ変形することが可能です。さらに、タッチパネル対応の液晶となっており、1024段階のアクティブペンも付属しています。



キーボードは比較的打ちやすい
子供が最初に使うキーボードの場合、変な癖がつかないように、キー配列が一般的なもので、打ちやすいものが良いと思います。
LIFEBOOK LHシリーズのキーボードの配列は素直で、特別小さくなっているキーもありません。矢印キーも一段下がっており、Enterキーは大きく、比較的打ちやすいキーボードだと思います。

液晶は非光沢だが、視野角は悪い
子供の目が悪くならないように液晶はできるだけ見やすいものを選んであげたいのが親心です。
LIFEBOOK LHシリーズの液晶は非光沢液晶を採用し、周囲のものが映りこまないので作業がしやすいです。ただし、視野角は狭く、色域も狭く、解像度も1366x768しかありません。そこまで高い品質の液晶ではないのは残念です。

CPU性能はそこまで高くない
LIFEBOOK LHシリーズのCPUには、Celeron 3865Uを搭載しています。
プログラミング教育の必須化といっても、最初はお遊び程度のソフトしか動かさないので、このCPUでも十分かと思いますが、最新の第8世代インテルCoreプロセッサーのCore i5-8250Uなどと比べると、大分性能は落ちます。
ただ、ストレージがSSDなので、Celeronの遅さを大分カバーできていると思います。

新機種の詳細・購入はこちら
富士通公式サイト