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富士通 LIFEBOOK UHシリーズ WU2/C2
以下、LIFEBOOK WU2/C2の静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
今回、Core i5モデルとCore i3モデルの2機種で計測した結果を掲載します。Core i7モデルについては、Core i5モデルとほとんど変わりなかったため割愛します。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
普通の動作音です。どちらのCPUを搭載しても、それほど動作音は変わりません。
騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
Core i5モデルは普通の温度です。Core i3モデルは性能が低い(発熱も低い)ため、エンコード時の温度はやや低めです。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
どちらも低めの表面温度です。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低めの消費電力です。
外観のチェック
LIFEBOOK WU2/C2の外観のチェックです。
カラーは、サテンレッド、ピクトブラック、アーバンホワイトのカラーがあります。いずれもマグネシウム合金ですが、カラーによって、やや質感が異なります。
個人的に、最も素敵だと思うのがサテンレッドです。赤と黒のツートンカラーになっており、格好いいと思います。ピクトブラックはシンプルなカラーですが、パームレスト部分がメッキ調になっており、ここの部分は最も綺麗です。アーバンホワイトはやや安っぽく感じますが、指紋やホコリが目立たず清潔感があります。
サテンレッド
まず、サテンレッドのボディの外観を掲載します。
天板とボトムカバーが、富士通のコーポレートカラーの赤色になっており、かっこいいです。
天板です。
天板を閉じたときの画像です。非常に薄いです。
パームレスト部分は、まだら模様のある仕上げになっています。
電源ボタンとアクセスランプ類です。
指紋認証装置も搭載されています。
底面です。
スピーカーは、底面の手前側に搭載されています。音はそれほど良くないので、PCで音楽を聴こうと思っている方は物足りなさを感じるでしょう。ノートPC基準で点数をつけると、10点満点で4点といったところです(普通が5点で、筆者の独断の評価です)。
液晶が開く最大の角度です。
側面のポート類です。フルサイズのSDカードスロット、USB3.0、LAN、HDMI、USB3.1 Type-Cなど、多くの種類のポートがあります。ビジネス用途でも使いやすいでしょう。
ピクトブラック
次は、ピクトブラックのボディの外観を掲載します。
ピクトブラックは全身統一したカラーで、シンプルなデザインです。
天板とボトムカバーは、まだら模様のある仕上げになっています。
天板を閉じたときの画像です。
ピクトブラックのパームレスト部分は、メッキ調の仕上げになっており、高級感があります。
電源ボタンとアクセスランプ類です。
指紋認証装置です。
底面です。
スピーカーです。
液晶を最大まで開いた画像です。
側面のポート類です。
アーバンホワイト
以下、アーバンホワイトのボディの外観を掲載します。
アーバンホワイトは、他の色と比べて、ややチープな印象を受けますが、指紋が目立ちにくく、清潔感があります。
天板には富士通のロゴだけ描かれておりシンプルです。
天板を閉じたときの画像です。非常に薄いです。
電源ボタンとアクセスランプ類です。
指紋認証装置です。
底面です。
スピーカーです。
液晶を開いた時の画像です。
側面のポート類です。
ACアダプターの画像です。なお、付属のACアダプターは、USB Type-Cコネクタではなく、専用の電源コネクタになっています。
まとめ
以上が、富士通 LIFEBOOK WU2/C2のレビューです。
本製品は、25Whバッテリーと50Whバッテリーを選択することができ、それによって特徴が変わります。
25Whバッテリーを搭載した場合、質量は700g台となり非常に軽量です。ただし、バッテリー駆動時間はそれほど長くなく、出張などで長時間ACアダプターなしで使用する方は、バッテリーがもたないと思います。
50Whバッテリーを搭載した場合、バッテリー駆動時間が約2倍に延び、一般的なモバイルノートPCよりも長い駆動時間になります。質量は900g台とやや重くなりますが、それでも他のモバイルノートPCよりも軽量で、非常にバランスのとれたPCとなります。個人的には50Whバッテリーを選択することをおすすめします。
新モデルでは、キーボードが従来モデルより打ちやすくなりました。非常に完成度の高い製品になったと思います。
デメリットを挙げるとすれば、LTEに対応していないことです。また、スピーカーの音質もそれほど良くありません。
メーカー直販サイト:富士通WEBMART(LIFEBOOK UH) |
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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