※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
富士通 LIFEBOOK WA2/A3、WA1/A3の実機レビュー


CPUの選択肢が広い
LIFEBOOK WA2/A3、WA1/A3は、CPUの選択肢が広い15.6型ノートパソコンです。低価格なCPU、スタンダードなCPU、高性能なCPUと、用途に応じて好きなCPUを選べます。
ストレージは、HDDだけでなく、ハイブリッドHDDやSSDも選択可能です。
液晶はHD(1366x768)と低解像度です。
直販サイト「富士通WEBMART」
富士通WEBMART
LIFEBOOK WA1/A3
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
1 LIFEBOOK WA2/A3、WA1/A3 の基本スペック | 2 特徴1 - 様々なCPUを選択可能 |
3 特徴2 - 充実したマニュアル | 4 液晶ディスプレイのチェック |
5 キーボードおよびタッチパッドのチェック | 6 パフォーマンスのチェック |
7 静音性のチェック | 8 パーツの温度のチェック |
9 表面温度のチェック | 10 消費電力のチェック |
11 外観のチェック | 12 まとめ |
LIFEBOOK WA2/A3、WA1/A3の基本スペック
本機の基本スペックを紹介します。2016年10月/カスタムメイドモデル「WA2/A3、WA1/A3」のスペックです。パーツの構成によって、製品名がWA2/ZやWA1/Zになります。
CPU AMDプロセッサーや、HQシリーズのCore プロセッサーを選択可能です。 |
グラフィックカード CPU内蔵のグラフィックスです。 CPUによって種類が異なります。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイド、HD(1366x768)、光沢液晶です。 |
メモリ 4GB~16GBを選択可能です。 |
ハードディスク HDD、ハイブリッドHDD、SSDから選択可能です。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブです。 |
バッテリー駆動時間 選択するCPUによって変わりますが、最大で約約6.7時間(JEITA2.0)です。 |
その他 薄さは25.4~30.0mm(突起物含まず)、重量は約2.4kgです。 |
今回は、次の構成の2機種でレビューを行っています。
- Core i7-6700HQ、インテル HD グラフィックス 530、メモリ16GB、約256GB SSD
- AMD A8-7410、AMD Radeon R5 グラフィックス、メモリ8GB、約128GB SSD
特徴1 - 様々なCPUを選択可能
本製品は、低価格なAMD E1-7010から、高性能なCore i7-6700HQまで、CPUの選択肢が広く、目的に応じて最適なものを搭載することが可能です。
本製品で選択できる各CPUの性能差は、下図をご覧ください(本製品で選択できないCPUも参考までにグレーのバーで掲載しています)。
動画編集などクリエイティブな作業を行いたいのであれば、Core i7-6700HQがおすすめです。予算がなければ、多少遅さを感じることもあるかもしれませんが、Core i5-6300HQでも大丈夫です。
クリエイティブな作業はせず、ネット閲覧や動画鑑賞、Office操作程度の作業であれば、AMD A8-7410でもいいと思います。
動作が遅いと感じることがしばしばあっても、とにかく安くしたいのであればAMD E1-7010が良いです。

CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのCPUは、本製品で選択できないCPUです
特徴2 - 充実したマニュアル
海外メーカーやBTOメーカーのPCは、マニュアル類が少ない場合が多いです。パソコンの操作に慣れた方であれば、それでも問題ないですが、不慣れな方は大変でしょう。
富士通のパソコンであれば、冊子のマニュアルや、ソフトのマニュアルが充実しています。 ソフトのマニュアルは、キーボード上のワンタッチボタンを押すだけですので、起動に迷うことはありません。

ワンタッチボタン

どのソフトを使えばよいかを簡単に探せる「@メニュー」

Windows 10 の使い方などを調べられる「富士通アドバイザー」
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角は狭いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。
色域は狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状はシンプルです。ギラつきは感じません。


なお、解像度が高く、品質も良い液晶が良いなら、上位機種のLIFEBOOK WA3/A3にすると良いです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
メーカーの仕様表を確認すると、キーピッチは約18.4mm、キーストローク約1.7mmとなっています。キートップはほぼフラットですが、滑りにくい素材です。普通に打てるキーボードです。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドおよびクリックボタンの使いやすさも普通です。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
以下にベンチマークスコアを掲載します。
(CPU性能の評価)

Core i7-6700HQ
ss

AMD A8-7410
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)

Core i7-6700HQ + インテル HD グラフィックス 530

AMD A8-7410+AMD Radeon R5 グラフィックス
(ストレージの評価)
![]() 128GB SSD |
![]() 256GB SSD |
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード
![]() ![]() |
![]() |
|
![]() |