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富士通 LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zの実機レビュー

更新日:2016年5月16日

CPUの選択肢が広い

LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zは、CPUの選択肢が広い15.6型ノートパソコンです。低価格なCPU、スタンダードなCPU、高性能なCPUと、用途に応じて好きなCPUを選べます。

ストレージは、HDDだけでなく、ハイブリッドHDDやSSDも選択可能です。

液晶はHD(1366x768)と低解像度です。

製品名が「WA2/Z、WA1/Z」となっていますが、選択するパーツによって、WA2/Zになったり、WA1/Zになったりします。

直販サイト:
富士通WEBMART(LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Z)

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※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zの基本スペック

本機の基本スペックを紹介します。2016年夏/カスタムメイドモデル「WA2/Z、WA1/Z」のスペックです。パーツの構成によって、製品名がWA2/ZやWA1/Zになります。

CPU
Celeronや、UシリーズまたはHQシリーズのCore i プロセッサーを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。
グラフィックカード
CPU内蔵のグラフィックスです。 CPUによって種類が異なります。Core i7-6700HQの場合は、インテル HD グラフィックス 530です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイド、HD(1366x768)、光沢液晶です。
メモリ
4GB~16GBを選択可能です。本機は16GBメモリです。
ハードディスク
HDD、ハイブリッドHDDSSDから選択可能です。本機は256GB SSDです。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブです。
バッテリー駆動時間
選択するCPUによって変わりますが、最大で約約8.7時間(JEITA2.0)です。
その他
薄さは25.4~30.0mm(突起物含まず)、重量は約2.4kgです。

特徴1 - 様々なCPUを選択可能

本製品は、低価格なCeleronから、人気のUシリーズのCore i プロセッサー、高性能なHQシリーズのCore i プロセッサーと、CPUの選択肢が広く、目的に応じて最適なものを搭載することが可能です。

参考までに、各CPUのベンチマークスコアを下に掲載します。スタンダードなのはCore i3-5005UやCore i5-6300HQでしょう。多少もたつくことがあっても構わないならCeleron 3205Uでも良いです。動画編集などクリエイティブもするならCore i7-6700HQを選ぶと良いでしょう。

なお、レビューに用いている機器はCore i7-6700HQを搭載していますが、エンコードなどの処理が高速に完了します。

本製品で搭載可能なCPUの処理性能の比較
  Celeron 3205U Core i3-5005U Core i5-6300HQ Core i7-6700HQ
Passmark CPU Mark(CPU性能) 1695 2900 5754 8844

特徴2 - 充実したマニュアル

海外メーカーやBTOメーカーのPCは、マニュアル類が少ない場合が多いです。パソコンの操作に慣れた方であれば、それでも問題ないですが、不慣れな方は大変でしょう。

富士通のパソコンであれば、冊子のマニュアルや、ソフトのマニュアルが充実しています。 ソフトのマニュアルは、キーボード上のワンタッチボタンを押すだけですので、起動に迷うことはありません。


ワンタッチボタン


どのソフトを使えばよいかを簡単に探せる「@メニュー」


Windows 10 の使い方などを調べられる「富士通アドバイザー」

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は狭いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状はシンプルです。ギラつきは感じません。


 

なお、解像度が高く、品質も良い液晶が良いなら、上位機種のLIFEBOOK WA3/Zにすると良いです。

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

メーカーの仕様表を確認すると、キーピッチは約18.4mm、キーストローク約1.7mmとなっています。キートップはほぼフラットですが滑りにくい素材です。普通に打てるキーボードです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドおよびクリックボタンの使いやすさも普通です。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

今回、Core i7-6700HQ、16GB メモリ、256GB SSDとハイスペックな構成であるため、ベンチマークスコアも高めです。この構成なら、ゲーム以外であれば、ほとんどの作業が快適でしょう。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ SKY DIVER:ミドルレンジGPU向けテスト

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。ノートパソコンとしては非常に高速です。

 

TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
  Core i7-6700HQ
x265でエンコード (※1) 20分53秒
x264でエンコード (※2) 9分54秒
NVENCでエンコード (※3)
QSVでエンコード (※4) 07分13秒

ストレージのベンチマーク


256GB SATA SSD

内蔵SDカードリーダー・ライター


UHS-Ⅱ対応カード

 

 

 

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