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富士通 LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zの実機レビュー

CPUの選択肢が広い
LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zは、CPUの選択肢が広い15.6型ノートパソコンです。低価格なCPU、スタンダードなCPU、高性能なCPUと、用途に応じて好きなCPUを選べます。
ストレージは、HDDだけでなく、ハイブリッドHDDやSSDも選択可能です。
液晶はHD(1366x768)と低解像度です。
製品名が「WA2/Z、WA1/Z」となっていますが、選択するパーツによって、WA2/Zになったり、WA1/Zになったりします。
直販サイト:
富士通WEBMART(LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Z)
WA1/Z用特別クーポン:OAU924LSJ
WA2/Zは32%OFF、WA1/Zは32%OFF
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
1 LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Z の基本スペック | 2 特徴1 - 様々なCPUを選択可能 |
3 特徴2 - 充実したマニュアル | 4 液晶ディスプレイのチェック |
5 キーボードおよびタッチパッドのチェック | 6 パフォーマンスのチェック |
7 静音性のチェック | 8 パーツの温度のチェック |
9 表面温度のチェック | 10 消費電力のチェック |
11 外観のチェック | 12 まとめ |
LIFEBOOK WA2/Z、WA1/Zの基本スペック
本機の基本スペックを紹介します。2016年夏/カスタムメイドモデル「WA2/Z、WA1/Z」のスペックです。パーツの構成によって、製品名がWA2/ZやWA1/Zになります。
CPU Celeronや、UシリーズまたはHQシリーズのCore i プロセッサーを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。 |
グラフィックカード CPU内蔵のグラフィックスです。 CPUによって種類が異なります。Core i7-6700HQの場合は、インテル HD グラフィックス 530です。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイド、HD(1366x768)、光沢液晶です。 |
メモリ 4GB~16GBを選択可能です。本機は16GBメモリです。 |
ハードディスク HDD、ハイブリッドHDD、SSDから選択可能です。本機は256GB SSDです。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブまたはブルーレイディスクドライブです。 |
バッテリー駆動時間 選択するCPUによって変わりますが、最大で約約8.7時間(JEITA2.0)です。 |
その他 薄さは25.4~30.0mm(突起物含まず)、重量は約2.4kgです。 |
特徴1 - 様々なCPUを選択可能
本製品は、低価格なCeleronから、人気のUシリーズのCore i プロセッサー、高性能なHQシリーズのCore i プロセッサーと、CPUの選択肢が広く、目的に応じて最適なものを搭載することが可能です。
参考までに、各CPUのベンチマークスコアを下に掲載します。スタンダードなのはCore i3-5005UやCore i5-6300HQでしょう。多少もたつくことがあっても構わないならCeleron 3205Uでも良いです。動画編集などクリエイティブもするならCore i7-6700HQを選ぶと良いでしょう。
なお、レビューに用いている機器はCore i7-6700HQを搭載していますが、エンコードなどの処理が高速に完了します。
Celeron 3205U | Core i3-5005U | Core i5-6300HQ | Core i7-6700HQ | |
---|---|---|---|---|
Passmark CPU Mark(CPU性能) | 1695 | 2900 | 5754 | 8844 |
特徴2 - 充実したマニュアル
海外メーカーやBTOメーカーのPCは、マニュアル類が少ない場合が多いです。パソコンの操作に慣れた方であれば、それでも問題ないですが、不慣れな方は大変でしょう。
富士通のパソコンであれば、冊子のマニュアルや、ソフトのマニュアルが充実しています。 ソフトのマニュアルは、キーボード上のワンタッチボタンを押すだけですので、起動に迷うことはありません。

ワンタッチボタン

どのソフトを使えばよいかを簡単に探せる「@メニュー」

Windows 10 の使い方などを調べられる「富士通アドバイザー」
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角は狭いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。
色域は狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状はシンプルです。ギラつきは感じません。


なお、解像度が高く、品質も良い液晶が良いなら、上位機種のLIFEBOOK WA3/Zにすると良いです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
メーカーの仕様表を確認すると、キーピッチは約18.4mm、キーストローク約1.7mmとなっています。キートップはほぼフラットですが滑りにくい素材です。普通に打てるキーボードです。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドおよびクリックボタンの使いやすさも普通です。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
今回、Core i7-6700HQ、16GB メモリ、256GB SSDとハイスペックな構成であるため、ベンチマークスコアも高めです。この構成なら、ゲーム以外であれば、ほとんどの作業が快適でしょう。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ SKY DIVER:ミドルレンジGPU向けテスト
PCMark 8 - Home accelerated
動画のエンコード時間
注意:2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しました。ノートパソコンとしては非常に高速です。
Core i7-6700HQ | |
---|---|
x265でエンコード (※1) | 20分53秒 |
x264でエンコード (※2) | 9分54秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
QSVでエンコード (※4) | 07分13秒 |

ストレージのベンチマーク
256GB SATA SSD
内蔵SDカードリーダー・ライター
UHS-Ⅱ対応カード
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