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富士通 ESPRIMO FHシリーズ WF2/R(FH78/RD)の実機レビュー(2)

更新日:2014年5月27日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

ノートPCと比較すると、低負荷時の騒音値が高めです。ただし、デスクトップPCと比較すると標準的もしくはやや低めの騒音値ではないかと思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコードのような高負荷時は、CPU温度が高めです。夏場は冷房をつけて、部屋全体を冷やすと良いです。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

大きな液晶を搭載しているため、ノートPCより消費電力は高めです。デスクトップPC+液晶ディスプレイの合計消費電力よりはやや低いと思います。


外観のチェック

ESPRIMO FHシリーズ WF2/R(FH78/RD)の外観のチェックです。

キーボード、マウスはワイヤレスです。

 

前ページでも書きましたが、Pioneer製のステレオスピーカーを搭載しています。

 

背面です。HDMI、USB、LANポートなどがあります。

 

側面です。右側面にはminiB-CASカードスロットや、メモリカードスロット、USBポートがあります。

 

左側面に光学ドライブ(スロットイン式ブルーレイディスクドライブ)があります。

 

本体上部のボタンです。

 

下の角度までチルト可能です。

 

下の角度までスイーベルも可能です。

まとめ

以上が、ESPRIMO FHシリーズ WF2/R(FH78/RD)のレビューです。

3波ダブルチューナーを搭載し、さらに高解像度・高視野角の液晶、高音質なスピーカーも装備し、テレビパソコンとしては優れた性能を持っています。視聴アプリ「DigitalTVbox」も、アップデートを重ね、最近ではかなり完成されたソフトになっています。

クアッドコアのCPUや、ブルーレイディスクドライブ、フルHD液晶を搭載し、デジタルビデオカメラで撮影した動画の編集を行う場合にも快適なPCです。

テレビ、レコーダー、パソコンの役割を1台でこなせるため、省スペースです。パソコンで作業をしながら、別ウィンドウでテレビを視聴することも可能です。一人暮らしや個室で使用する方に適していると思います。

ただし、テレビパソコンは、OSや他のアプリケーションによる影響で、テレビ視聴ソフトがダウンしたり、OSを再起動しなければならなくなったりするケースがあります。テレビを録画中に、こういったことが発生すると正常に録画ができない場合もあります。家電のブルーレイレコーダーよりも、録画が失敗するリスクは高いです。

また、本モデルでは、電源ボタンを押せば1~2秒でテレビ視聴を開始できる「クイックテレビ」が搭載されなくなりました。シャットダウン状態から電源ボタンを押してテレビ映像が表示されるまで1分以上はかかります。家電のテレビのように、電源ボタンを押したら、すぐにテレビを観ることはできないため、注意しましょう。

詳細はこちら
メーカーサイト:富士通WEBMART(FHシリーズ)