※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ドスパラ Note Altair F-5E/77の実機レビュー

SSD+HDD+DVD搭載のウルトラブック
Note Altair F-5E/77は、SSDとHDDの両方を搭載し、ディスクの高速アクセスと大容量を実現した14型ウルトラブックです。
重量は2.0kgを切り、バッテリ駆動時間も十分あるため、タブレットのようにPCを室内で移動して使う方に適しています。
ウルトラブックとしては珍しく、DVDスーパーマルチドライブを搭載しており、ポート類も充実しているため、メイン機としても使用できる構成です。
メーカーサイト:Note Altair F-5E/77
※レビュー機はメーカーからの貸出機です
目次
1 Note Altair F-5E/77 の基本スペック | 2 特徴1 - SSD+HDDの両搭載 |
3 特徴2 - DVDスーパーマルチドライブ搭載 | 4 特徴3 - 極薄ボディ |
5 特徴4 - 価格は59,980円~ | 6 液晶ディスプレイのチェック |
7 キーボードおよびタッチパッドのチェック | 8 総合ベンチマーク |
9 動画のエンコード時間のチェック | 10 重量のチェック |
11 バッテリ駆動時間のチェック | 12 カードリーダー/ライターのチェック |
13 静音性のチェック | 14 パーツの温度のチェック |
15 表面温度のチェック | 16 消費電力のチェック |
17 外観のチェック | 18 まとめ |
Note Altair F-5E/77の基本スペック
Note Altair F-5E/77の基本スペックをチェックします。※2012年10月1日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU Core i5-3317UまたはCore i7-3517U を選択可能です。本機はCore i5-3317Uです。 |
グラフィックカード CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 4000)です。 |
液晶ディスプレイ 14.0型ワイド(1366x768)の光沢液晶です。 |
メモリ 4GBまたは8GBです。本機は4GBです。 |
ハードディスク 500GBのHDDを搭載しています。 |
SSD 64GBまたは128GBです。本機は64GBのSSDを搭載しています。HDDとの両搭載です。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ搭載です。 |
バッテリ駆動時間 メーカー公表値で約5.5時間です。実測値は後述します。 |
特徴1 - SSD+HDDの両搭載
Note Altair F-5E/77は、SSDとHDDを両方搭載し、ディスクの高速アクセスと大容量を両立している点が特徴です。
インテル スマートレスポンステクノロジーを使ったHDD+キャッシュ用SSDという構成ではなく、単体の高速SSDにシステムがインストールされているため、あらゆるレスポンスが高速です。ただし、HDDに保存したデータへのアクセスは、SSDより遅くなります。
PCの起動時間などの計測結果は次の表の通りです。高速なPC起動時間です。
テスト内容 | 時間 | |
---|---|---|
通常停止/起動 | PC停止時間 | 約8秒 |
PC起動時間 | 約17秒 | |
スリープ移行/復帰 | スリープへの移行時間 | 約5~30秒 |
スリープからの復帰時間 | 約4秒 |
CrystalDiskMarkのベンチマーク
SSDのベンチマーク結果は次の通りです。高速なSSDを搭載しています。
SSDのベンチマーク結果
特徴2 - DVDスーパーマルチドライブ搭載
本機は、ウルトラブックにしては珍しく光学ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)を搭載しています。
最近のソフトウェアはダウンロードできたり、USBメモリからインストールできるものが多く、光学ドライブを使用する機会は減りました。しかし、購入した音楽CDをiPodなどへ入れるときや、レンタルDVDを再生するときなど、まだまだ光学ドライブを使用する機会は多いです。ポータブルDVDドライブを別途用意する方法もありますが、場所をとるし、抜き差しするのも面倒です。
光学ドライブの使用頻度が高い方には良いPCでしょう。なお、ドライブを開くときはFn+F1キーを押します。
特徴3 - 極薄ボディ
ゴム足を含めた高さの実測は約23.5mm
Note Altair F-5E/77はウルトラブックですので非常に薄いです。
メーカー公表値で約21mm、ゴム足を含めた実測値でも23.5mmです。
特徴4 - 価格は59,980円~
Note Altair F-5E/77は、SSD+HDDに光学ドライブまで搭載した構成で、59,980円から(送料別)という破格の価格です。
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
「やや青みが強く、鮮やかさに欠ける」というのが筆者の感想です。ただし、普通に使えるとは思います。光沢液晶であるため、ギラつきもありません。
詳細を確認します。
ガンマ補正曲線を確認すると、青色が低めに、赤色と緑色が高めに"補正"されています。そのため、実際の画面は青みが強く、緑や赤みが弱い画面です。

ガンマ補正曲線
※ i1 BASIC PROで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2
※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください
色域はやや狭めです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーピッチは19x19mmと十分あります。キーストロークは実測で1.2~1.5mm程度だと思います。キートップはフラットですが滑りにくい素材です。キーボードの打ち心地は普通です。ウルトラブックにしては悪くないと思います。
ただし、Shiftキーが小さい点が気になります。筆者の場合、左側のshiftキーを押しますが、通常よりも小さいため間違ってFnキーを押してしまうことが多かったです。
キーボード全体図
キーボードの拡大図
タッチジェスチャー向けのタッチパッドです。
タッチパッド
総合ベンチマーク
各種ベンチマーク結果です。
Windows エクスペリエンスインデックス
PassMark Performance Test 7.0
3DMark06(1.2.0 1901)
解像度:1280x720で実施
動画のエンコード時間のチェック
ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5
ペガシス TMPGEnc Video Mastering Works 5 による動画のエンコード時間のチェックです。
本機に搭載されていたCore i5-3317Uの結果と、他のPCでの計測になりますがCore i7-3517Uの結果も掲載します。Core i7-3517UはNote Altair F-5E/77でも選択できるCPUです。
両CPUとも遅いわけではありませんが、標準電圧の"4コア"のCore i7と比べるとやや見劣りします。
エンコード方法 | 本機:Core i5-3317U | 他機:Core i7-3517U |
---|---|---|
x264でエンコード | 38分02秒 | 32分53秒 |
クイック・シンク・ビデオでエンコード | 14分27秒 | 12分00秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
重量のチェック
PC本体の重量は実測値で1.866kgです。モバイルとしては重めですが、自宅で使用するPCとしては軽いです。
ACアダプターは標準的な重さです。
重量の実測結果
バッテリ駆動時間のチェック
動画再生時のバッテリ駆動時間は4時間24分
バッテリ駆動時間のチェックです。
ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を再生させてバッテリ駆動状態にし、休止状態へ入るまでの時間を計測しました。輝度は中間値です。
テストの結果、バッテリ駆動時間は、4時間24分でした。ウルトラブックの中では標準的な時間かなと思います。
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターの対応カードと速度のチェックです。
スロットは本体の右側面にあります。カード挿入後、出っ張りがあります。
SDカード挿入後の外観
対応しているカードは次の通りです。
対応カード | SD、MMC |
カードリーダー/ライターの速度の実測結果です。あまり高速なカードではありません。


![]() ![]() |
![]() |
|
![]() |