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the比較 > パソコンの比較 > ゲーミングノートPC > ドスパラ > GALLERIA GCF2070GF-E

ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-Eの実機レビュー

更新日:2019年3月18日
CPU Core i7-8750H
GPU RTX2070 Max-Q
メモリ 4~32GB
ストレージ SATA / PCIe SSD /
HDD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約2.3kg
バッテリー 約4.8時間
価格[税別] 20万円台~

コンパクトで高い性能のゲーミングノートPC

ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-Eは、コンパクトで持ち運びに便利なゲーミングノートPCです。

性能も高く、144Hz駆動の液晶に加え、新世代グラフィックス「GeForce RTX 2070 Max-Q」を搭載しています。

RTXシリーズ独自のリアルタイムレイトレーシングやDLSS機能にも対応しているので、バトルフィールドVなど、最新の映像技術でプレイが可能です。

144Hz駆動の高リフレッシュレートの液晶に対応することで、動作の激しいeスポーツタイトルでも、残像が少なく動きが滑らかでとても見やすいです。

ただし、Max-Qデザインなので通常のグラフィックスよりやや性能は劣ります。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8750H、8GBメモリ、GeForce RTX2070 Max-Q、250GB NVMe SSD

目次

お忙しい方は、「GALLERIA GCF2070GF-Eの特徴」のみお読みください。

GALLERIA GCF2070GF-Eの特徴

ゲーミングPCなのにコンパクト設計

GALLERIA GCF2070GF-Eは、狭額ベゼルを採用することで、非常に薄型・コンパクトなボディです。

質量もわずか2.3kgほどで、当サイトの計測では2.121kgとさらに軽かったです。2.5インチHDDを外して、M.2 SSDだけにすれば、もっと軽くなると思います。

イベントや友人宅へ持ち運んでゲームをするといった用途に最適です。後述しますが、液晶の色域も比較的広いので、動画編集などをするクリエイターが、外出先へ持って行くPCとしてもおすすめです。

狭額ベゼルを採用しコンパクト
Max-Q デザインのコンパクトなボディを実現

 

光学式スイッチを採用したRGBキーボード

GALLERIA GCF2070GF-Eは、メカニカルスイッチの打鍵感に近い光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しており、とてもタイピングしやすいです。

ただし、タイプ音はややうるさいので、静かな場所で使用する際や、近くで誰かが寝ているような環境で使うには適さないです。

光学式スイッチを採用した独特なキーボード

 

最新のノート用グラフィックス「GeForce RTX2070 Max-Q」を搭載

GALLERIA GCF2070GF-Eは、新世代グラフィックスであるノート用「GeForce RTX 2070 Max-Q」を搭載しています。これまでのノートPCでは、高いグラフィック設定でプレイできなかった負荷の高いゲームも、最高設定で快適にプレイできるようになります。

なお、GeForce GTX 10シリーズ世代は、ノート用とデスクトップ用とで性能はほとんど変わりませんでしたが、GeForce RTX 20シリーズ世代は、ノート用はクロックが低く、デスクトップ用よりも性能が低くなります。さらに、今回は、電圧効率を抑えて動作する「Max-Q Design」仕様なので、Max-Q無しのノート用グラフィックスよりもさらに性能が落ちます(下表参照)。

各GeForce RTX 2070の比較
  ノートPC用
GeForce
RTX 2070
Max-Q
ノートPC用
GeForce
RTX 2070
デスクトップ用
GeForce
RTX 2070
GPUアーキテクチャ Turing
CUDAコア 2304
定格クロック 885 MHz 1215 MHz 1410 MHz
ブーストクロック 1185 MHz 1440 MHz 1620 MHz
メモリタイプ GDDR6
メモリ容量 8GB
TDP 80W 115 W 175 W
参照1:NVIDIA GeForce RTX ゲーミングノートPCより抜粋
参照2:NVIDIA GeForce RTX 2070より抜粋

 

どのくらい性能が違うかというと、ノート用GeForce RTX 2070は、デスクトップ用GeForce RTX 2070の8~9割程度のスコアに対し、ノート用GeForce RTX 2070 Max-Qは、デスクトップ用GeForce RTX 2070の7~8割程度になります。
なお、他のゲーミングノートで計測した場合、スコアは大きく変わってくる可能性もある点は、ご了承下さい。

グラフィックス性能の比較
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2070 8605
ノート用RTX 2070 7596
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
6533

 

最新の映像技術、リアルタイムレイトレーシングとDLSSに対応

RTX 20シリーズは高い性能のグラフィックスですが、その他の大きな特徴として、最新のグラフィックス技術の「リアルタイムレイトレーシング」と「DLSS」に対応している点も挙げられます。ここでは、実際に、「バトルフィールドV」をプレイし、リアルタイムレイトレーシングとDLSS機能をオンにして、平均フレームレートを計測してみました。

リアルタイムレイトレーシングとは

車のボディや眼球、水面に映り込む炎や光の反射の映像表現

DLSS(Deep Learning Super-Sampling)とは

アンチエイリアス処理の1つで、Tensorコアによりディープラーニングを利用して処理実行。従来のTAAに比べ、効率良くジャギーを処理できる上、フレームレートも向上。

リアルタイムレイトレーシングとDLSSを有効にするには?

「バトルフィールドV」のグラフィック設定画面内に[DXR有効]、[RTX DLSS]という項目がああります。これがリアルタイムレイトレーシングとDLSS機能となりますので、この項目をオンにします。

「バトルフィールドV」のグラフィック設定画面
DXRの動作要件

DXRの利用には「NVIDIA GeForce RTX 20シリーズ」のグラフィックカード、「Windows 10 October 2018 Update」、「GeForce 416.94 Driver」以降のグラフィックスドライバーが必要になります。これらの満たすと、下記の画像のように「バトルフィールドV」のグラフィック設定画面にDXRの項目が表示されます。

また、PC版必要動作環境によると、DXR向けPC最低動作環境は、メモリ容量が12GB以上必要です。メモリ容量が足りないと、ゲーム中カクつくことが多くなるので、購入の際はメモリを16GB搭載することをおすすめします。

「バトルフィールドV」のPC版必要動作環境

 

下表は、GALLERIA GCF2070GF-EでバトルフィールドVをプレイした際の平均フレームレートです。計測方法にはシングルプレイヤーの「旗なき戦い」をプレイし、「低」「高」「最高」それぞれのプリセット設定でテストを行っています。

レビュー機の搭載メモリは8GBとリアルタイムレイトレーシングの動作条件を満たしていませんが、それでも平均フレームレートは高いです。DLSSを有効にすれば、最高設定でも平均フレームレートは60fpsを超えます。ただ、メモリが8GBしかないせいで、ややカクつきがありました。RTX 20シリーズのグラフィックスを搭載したPCは、メモリを16GBにしたほうがいいです。

ゲームベンチマーク(平均フレームレート)
中程度の重さのゲーム
バトルフィールドV
1920x1080
DXR オフ
130 fps
90 fps
最高 83 fps
1920x1080
DXR オン
82 fps (92 fps)
48 fps (68 fps)
最高 45 fps (63 fps)
※ DXRはリアルタイムレイトレーシングのことです
※ 括弧内はDLSS有効時のフレームレートです
※ グラフィックドライバーのバージョンは現時点で最新の「419.17」

 

144Hz液晶で滑らかな映像でゲームをプレイ

GALLERIA GCF2070GF-Eは、144Hz駆動に対応した液晶を搭載しています。

実際にバトルフィールドVのマルチプレイである「ラッシュ」をプレイ。144Hz駆動だと、60Hz駆動に比べて2倍の映像を描写するので、画面がヌルヌル動き、素早い照準の動きも滑らかでとても見やすくなります。残像も抑えられるので、バトルフィールドVのようなFPSにはもってこいです。グラフィック設定は、安定して120 fps以上のフレームレートを出すために「低」にすると、144Hz駆動の恩恵を最大限に発揮することができます。

また、ベゼル枠の少ない狭額ベゼルデザインなので、画面が見やすくて集中しやすいのも良い点です。

1時間ほどプレイしましたが、冷却ファンの音は大きいものの、熱によるパフォーマンス低下もありませんでした。

その他シューティングである「オーバーウォッチ」や「PUBG」、「Apex Legends」などのゲームもおすすめです。

144Hz駆動に対応
バトルフィールドVをプレイ

 

薄型でも優れた冷却性能

GALLERIA GCF2070GF-Eは、冷却ファンと冷却ヒートパイプがある辺りの底面部分をメッシュ仕様にすることで、通気性を高めており、薄型でも優れた冷却性能を実現しています。これにより、高負荷なゲームでも熱でパフォーマンスを落とすことなく、快適にプレイできます(ただ、GPU温度は問題ありませんでしたが、CPU温度はやや高めでした)。

メッシュ部分が多いため、パソコン冷却台を使用すると、普通のゲーミングノートPCよりも効果が出やすいのではないかと思います。

ただしその分、ゲーム時の動作音が、他のゲーミングノートPCに比べて大きめです。また、加圧や衝撃には弱いと思うので、持ち運びの際は注意が必要です。

背面だけでなく、側面からも排気

 

各用途の快適度

GALLERIA GCF2070GF-Eの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧、動画鑑賞、 Office作業 性能、液晶の見やすさ、タイピングのしやすさなど、いずれも高い水準で、快適です。
RAW現像・画像編集 高性能CPUを搭載し、色域の広さもまずまずで、作業が快適です。ただし、Adobe RGBをカバーするような液晶が必要な場合は、適しません。
動画編集 GeForce RTX 2070 Max-Qの高性能グラフィックスを搭載し、液晶も見やすく、動画編集抜きのノートパソコンです。
ゲーム リアルタイムレイトレーシングに対応した外部グラフィックスに、高リフレッシュレートの液晶を搭載し、ゲームも快適です。

 

ゲームベンチマーク

GALLERIA GCF2070GF-Eで計測したゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

高性能なグラフィックスを搭載しているだけあって、重い部類のゲームでも最高設定で60fpsをほぼ超えています。

オーバーウォッチなどの軽い部類のゲームなら、設定を下げれば144fps前後のフレームレートを出すことができるので、144Hz駆動液晶の恩恵も最大限発揮できると思います。

ただし、本機は電圧効率を抑えて動作するMax-Qデザインなので、通常のグラフィックスと比較するとややスコアは低くなります。結果を見ると、通常のノート用GeForce RTX 2060(6GB)よりほんの少し高い程度のスコアでした。

また、以前、RTX 2070搭載ノートPCで、8GBと16GBとのベンチマークを比較したところ、16GBのメモリのほうがややスコアが伸びた(詳細)ので、本製品も、メモリが8GBなので、16GBにすると若干スコアが良くなる可能性があります。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 10154 / 101 fps
標準品質 8668 / 86 fps
高品質 6640 / 65 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 120 fps
デスクトップ用RTX 2080 109 fps
デスクトップ用RTX 2070 94 fps
デスクトップ用RTX 2060 79 fps
ノート用RTX 2070 80 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
65 fps
ノート用RTX 2060 60 fps
ノート用GTX 1070 65 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 100 fps
84 fps
最高 78 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
デスクトップ用RTX 2080Ti 120 fps
デスクトップ用RTX 2080 113 fps
デスクトップ用RTX 2070 95 fps
デスクトップ用RTX 2060 85 fps
ノート用RTX 2070 87 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
78fps
ノート用RTX 2060 70 fps
ノート用GTX 1070 65 fps
重い部類のゲーム
ゴーストリコン ワイルドランズ
1920x1080 110 fps
85 fps
ウルトラ 50 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
デスクトップ用RTX 2080Ti 87 fps
デスクトップ用RTX 2080 77 fps
デスクトップ用RTX 2070 66 fps
デスクトップ用RTX 2060 58 fps
ノート用RTX 2070 59 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
50 fps
ノート用RTX 2060 45 fps
ノート用GTX 1070 48 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 紅蓮のリベレーター
1920x1080 標準(ノート) 15354 / 114 fps
高(ノート) 14611 / 106 fps
最高品質 13134 / 92 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 140 fps
デスクトップ用RTX 2080 131 fps
デスクトップ用RTX 2070 120 fps
デスクトップ用RTX 2060 111 fps
ノート用RTX 2070 103 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
92 fps
ノート用RTX 2060 91 fps
ノート用GTX 1070 89 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ 5
1920x1080 低品質 101 fps
高品質 89 fps
最高品質 86 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 117 fps
デスクトップ用RTX 2080 116 fps
デスクトップ用RTX 2070 112 fps
デスクトップ用RTX 2060 100 fps
ノート用RTX 2070 88 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
86 fps
ノート用RTX 2060 82 fps
ノート用GTX 1070 83 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 97 fps
高品質 85 fps
最高品質 77 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
デスクトップ用RTX 2080Ti 100 fps
デスクトップ用RTX 2080 100 fps
デスクトップ用RTX 2070 98 fps
デスクトップ用RTX 2060 94 fps
ノート用RTX 2070 78 fps
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
77 fps
ノート用RTX 2060 74 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンズドグマオンライン
1920x1080 最高品質 10950(とても快適)
※約5800で60fps
軽い部類のゲーム
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)
1920x1080 37782
※約6000で60fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 18918(すごく快適)
※約5500で60fps

 

本製品のGeForce RTX2070 Max-Qのスペックは次の通りです。通常のノート用GeForce RTX2070と比較すると、GPU ClockやBoost Clockがやや低めになっています。そのため、スコアもやや低めになります。

本製品のグラフィックカードのスペック
GeForce RTX2070 Max-Q
GeForce RTX2070

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ一直線となっており優秀です。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

 

色域はノートパソコンとしては比較的広いです。当サイトの計測では、sRGBカバー率は97.1%で、動画編集などの用途でも使えると思います。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。

画面拡大

 

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

 

フリッカーも発生せず、見やすい液晶だと思います。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/800秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

GALLERIA GCF2070GF-Eは、メカニカルスイッチのような打ち心地の光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しています。

実際に打ってみると、キーを押したときの反応が非常に速く、キーストロークはメカニカルキーボードに比べると浅さを感じるものの、ストンと落ちるような感覚があります。感覚としては青軸のメカニカルキーボードに近く、打鍵音もカチカチと高めの音がします。

ただ、キートップの面積が広めでフラットに近いため、もう少し面積が小さく湾曲していたらよかったと思います。また、ホームポジション(タイピングをするときの基本位置)が左寄りにあるため、右の手の平のみがタッチパッドに触れて、マウスポインタ―が意図せず動くときがあります。タッチパッドはもう少し左寄りにあればよかったと思います。

なお、実測で、キーピッチは横:約18.5mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約2mmでした。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは普通の押しやすさです。

タッチパッド

 

キーボードにはLEDバックライトも搭載しています。

LEDキーボードバックライト
LEDキーボードバックライト

 

バックライトのカラーや明るさは、プリインストールされている「GAMING CENTER」から調整できます。発光パターンはブリージングやレインボー、スパークなど種類が豊富です。インターフェースも日本語に対応しています。

カラーバックライト設定

 

この「GAMING CENTER」からは、Winキーのロックやゲームモードの切り替え、システムパフォーマンスのモニタリングなどもできます。

GAMING CENTER

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUには、ゲーミングノートPCとしては主流のCore i7-8750Hを搭載しています。ベンチマークスコアは、他のPCより少し高めでした。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R15 マルチコア ~
Core i7-8750H
[レビュー機で計測]
1263
同上
[他のPCで計測]
1100
Core i5-8300H 830
Core i7-8565U 602
Core i7-8550U 580
Core i5-8265U 542
Core i5-8250U 536
Core i3-8145U 340
Core i3-8130U 313
Celeron N4100 229
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載しています。ただ、前述しましたが通常のRTX 2070よりもGPU Clockなどがやや低めであるため、性能的にはノート用のGeForce RTX 2060に近いです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
デスクトップ用RTX 2080Ti 12388
デスクトップ用RTX 2080 10230
デスクトップ用RTX 2070 8605
デスクトップ用RTX 2060 7417
ノート用RTX 2070 7596
ノート用RTX 2070 Max-Q
[レビュー機で計測]
6533
ノート用RTX 2060 5649
ノート用GTX 1070 5521
ノート用GTX 1060 3633
ノート用GTX 1050Ti 2201
ノート用GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です
※RTXシリーズは、デスクトップPCで計測したスコアです

 

ストレージ

選択できるストレージのバリエーションは豊富です。体感面で、PCIe-NVMe SSDとSATA-AHCI SSDはそれほど変わらないため、個人的には大容量のSATA-AHCI SSDの搭載をおすすめします。

ストレージ性能の目安
~ CrystalDiskMark Seq Q32T1 Read [MB/s] ~
PCIe-NVMe SSD 1500~3000
SATA-AHCI SSD 550
HDD 170
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-Eで計測したベンチマーク

以下、Core i7-8750H、メモリ 8GB、GeForce RTX 2070 Max-Q、250GB M.2 SSD のレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8750H
CINEBENCH R15
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8750H
PassMark Performance Test 9.0
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-8750H
3DMark
~ グラフィックス(DirectX)の評価 ~

GeForce RTX 2070 Max-Q
3DMark
~ グラフィックス(DirectX Raytracing)の評価 ~
GeForce RTX 2070 Max-Q
CrystalDiskMark 6(SSD)
~ 内蔵ストレージ性能の評価 ~
250GB M.2 SSD
CrystalDiskMark 6(SDカード)
~ SDカードスロット性能の評価 ~
最大95MB/sのUHS-Iのカードで測定

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 13分52秒
NVENCでエンコード (※2) 1分04秒
QSVでエンコード (※3) 3分10秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-8750H
[レビュー機で計測]
13分52秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.3kg」とあります。当サイトで計測した質量は2.121kgでメーカー仕様値よりも大分軽い数値でした。高性能なグラフィックスを搭載したゲーミングPCとしてはかなり軽いです。今回、2.5インチハードディスクを搭載していますが、これを搭載しなければもう少し軽くなると思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.121kg
ACアダプター 589g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は46.74Whです。普通の容量だと思います。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  駆動時間
動画再生時 ※1 3時間00分
PCMark 8 Work テスト ※2 2時間32分
FF14 ベンチ ループ実行 ※3 1時間15分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
※1 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※2 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
※3 標準設定・フルHDで実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は普通です。それ以外は、ファンが速い速度で回転することや、本体底面がメッシュであったりすることから、動作音は高めです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度はエンコード時がやや高めです。GPU温度に関しては普通です。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※FF14ベンチ実行時の温度は、温度が高めになる最後のシーン

 

エンコード時のCPU温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃台~90℃前後で推移しておりやや高めの温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細

下図は、グラフィックスに負荷がかかるFF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のGPU温度の詳細です。

負荷が高くなるベンチマークの後半でも、70℃台に収まっており、問題ない温度です。

GPU(グラフィックス)温度
FF XIVベンチ(最高品質、fps制限なし)実行中のGPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時の表面温度は、キーボード中央部分はやや熱いですが、WASDキーは低めを維持しています。ただし、高負荷時にタイピングをすると、右手のひらがやや熱く感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

アイドル時は、Optimus対応の製品であるため、他のゲーミングノートPCと比較して、低めの消費電力です。ゲーム時は、ゲーミングノートPCとしては普通の消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

外観のチェック

GALLERIA GCF2070GF-Eの外観のチェックです。

狭額フレームを採用することで、液晶周りがスッキリし、モダンなデザインです。高性能GPUを搭載しているゲーミングPCとしてはかなり薄くスタイリッシュです。全身ブラックのボディで一見地味ですが、キーボードバックライトのカラーが鮮やかで、オリジナリティのある外観です。

 

天板です。「GALLERIA」などのロゴが入っていないのが好印象です。好きなラベルを貼っても面白そうです。

 

天板はヘアライン調です。

 

電源ボタンとファンブーストボタンです。長時間ゲームをプレイする時はファンブースト機能をおすすめします。

スピーカーは底面にあり、ややこもった感じがし、最大音量も小さめですが、音質は一般的なノートPCと同等でしょう。ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

側面のインターフェースです。
USB3.0ポート、USB Type-C、SDカードスロットなど主要なポートは揃っています。映像出力もHDMIとmini-Displayportを装備しています。LANポートは下側を開くタイプで、ケーブルがやや抜きにくいです。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

冷却ファンと冷却ヒートパイプ部分をメッシュ仕様にすることにより、通気性を高めています。

 

底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを強力に冷却しています。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。この下にも、空きのM.2スロットがあります。

 

今回搭載されていたハードディスクです。

 

今回搭載されていたメモリです。スロットは2つです。

ACアダプターは薄型です。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りで、180Wとなっています。

 

まとめ

以上が、GALLERIA GCF2070GF-Eのレビューです。

新世代高性能グラフィックス「GeForce RTX 2070 Max-Q」を搭載し、リアルタイムレイトレーシングやDLSSにも対応。高負荷なゲームも高設定で快適にプレイが可能です。

また、光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しており、ゲーム中の操作も快適です。

ゲーミングPCにしては驚愕の薄さと軽さで、さらに非常にコンパクトです。狭額ベゼルも見栄えが良くモダンなデザインです。

ただし、Max-Qデザインのグラフィックスであるため、通常のRTX 2070よりも性能がやや劣ります。およそノート用「GeForce RTX 2060」より少し高い程度の性能です。

色域が比較的広いため、ゲームだけでなく、動画編集などのクリエイティブな作業をする用途にも使えます。

なお、ゲームをやるにしても動画編集をやるにしても、メインメモリは16GB以上をおすすめします。

持ち運びをするなら本製品はかなりおすすめです。ただ、コンパクトさや軽さに拘らず、据え置きで使うなら通常の「GeForce RTX 2070」を搭載したGALLERIA GCF2070NFもおすすめです。

コンパクトで高性能のゲーミングノートPC

ドスパラ GALLERIA GCF2070GF-E

特徴

  • 軽量かつコンパクト
  • 光学式スイッチを採用したRGBキーボード
  • 最新グラフィックスGeForce RTX 2070 Max-Q搭載
  • 144Hz駆動の高リフレッシュレートの液晶

こんなあなたに

  • 高性能なゲーミングノートPCを持ち運びたい方
  • シューティングゲームを主にプレイされる方
  • 価格20万円台(税別)~
  • 一言いいと思う
公式サイトこちら

 

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