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ドスパラ GALLERIA GKF1060GFE の実機レビュー(2)

更新日:2017年3月12日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

他のゲームノートPCと比較して、普通の動作音です。


騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB

 

また、「SILENT OPTION」からは、GPUやCPUの温度ごとに、ファンの速度を調整することができます。静音性を重視するならファン速度を低めに、冷却性を重視するならファン速度を高めにします。




SILENT OPTION

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

3つの冷却ファンを搭載しているとは言え、高い負荷をかけるとCPU温度、GPU温度とも高めです。fps制限などをしゲームをする場合は、問題ない温度でしょう。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

薄型PCだけに、高めの負荷をかけるとキーボード部分の温度が高めになり、やや気になります。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

普通のノートPCよりは高い消費電力ですが、高性能なグラフィックスを搭載している割には、消費電力は抑えられていると思います。


外観のチェック

GALLERIA GKF1060GFEの外観のチェックです。

薄さが際立っています。キーボードバックライトを消せば、派手さはなく、普通のノートPCのようにも見えます。落ち着いたデザインのゲーミングノートが欲しい方にも良いでしょう。

 

天板です。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

GALLERIA GKF1060GFEの底面です。

 

側面のインターフェースです。電源ボタンが右側面にありますが、端にあるので、見なくても押せます。ポート類は揃っています。

 

液晶は約180度開きます。

 

底面カバーを開けたときの画像です。ネジがたくさんあり取るのが大変です。爪の引っ掛かりもややあります。

通常のPCとは違い、基盤の表裏が反対になっています。そのため、メモリやM.2 SSDが見えません。キーボード側から見られるのかと思いましたが、キーボードも外せません。メモリやM.2 SSDへアクセスするには、この基盤を取る必要がありそうです。壊すとまずいので、今回はこれ以上分解はしません。

 

今回搭載されていた2.5インチハードディスクです。こちらの換装は簡単そうです。

 

CPU用の冷却ファンです。

 

グラフィックス用の冷却ファンです。

 

ACアダプターは薄型です。

まとめ

以上が、GALLERIA GKF1060GFEのレビューです。

ゲーミングPCを購入する際、デスクトップPCではなくノートPCを購入する方は、"外出先へ持ち運びたいから"という理由も多いと思います。

その点、本製品は、薄型・軽量で、持ち運びに便利なPCです。

GeForce GTX 1060のグラフィックスも搭載し性能も十分でしょう。薄型であるため、熱の影響でゲーム中のフレームレートが落ちないか心配していましたが、ベンチマークの実行では特に問題ありませんでした。

通常のゲーミングノートPCより薄型であるため、ややパーツ温度やボディ表面の温度は高めですが、fps制限などをしてゲームをすれば問題ないと思います。

なお、Oculusを使う場合は、ヘッドセットのケーブルがHDMIとUSB3.0の両方のポートに届かないため、延長ケーブルやハブを用意する必要があります。

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メーカー直販サイト:
ドスパラ(GALLERIA GKF1060GFE)