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ドスパラ GALLERIA QSF960HEの実機レビュー
人気のGeForce GTX 960M搭載
ドスパラ GALLERIA QSF960HEは、GeForce GTX 960Mを搭載した15.6型ゲーミングノートパソコンです。
ミドルクラスのグラフィック性能を持ち、価格も比較的安く、コストパフォーマンスの高い製品です。
ドスパラのゲーミングノートパソコンの中では人気No.1の製品です(2015年12月26日時点)。
キーボードも打ちやすく、CPU性能も高く、ゲーム以外の用途でも快適に使用できます。
M.2 SSD + HDDといった構成も可能です。高速なM.2 NVMe SSDも選択可能です。
なお、QSF960HEの型番はキーボードバックライトが7色に光りますが、QSF960HE(B)の型番は、青色でのみ光るようです。
メーカーサイト:ドスパラ GALLERIA ノートゲームPC
※レビュー機は当サイトでの購入製品です
目次
GALLERIA QSF960HEの基本スペック
GALLERIA QSF960HEの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年12月26日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU HQシリーズの第6世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-6700HQです。 |
グラフィックカード NVIDIAの GeForce GTX 960M(3GB)を搭載しています。Optimus対応です。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度はフルHD(1920×1080)です。 |
メモリ 最大で32GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。 |
2.5インチ HDD/SSD 単体HDDやSSDを選択可能です。本機は500GBのHDDを搭載しています。 |
M.2 SSD 左の他にM.2接続のSSDやM.2 NVMe接続のSSDが選択可能。本機は120GB M.2 SSDです。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。 |
その他 バッテリー駆動時間は約2.2時間、重量は約2.5kgです。 |
特徴1 - コスパの高いGeForce GTX 960M搭載
本製品は、人気のGeForce GTX 960Mのグラフィックスを搭載したゲーミングノートパソコンです。ミドルクラスのグラフィック性能を持ちながら、10万円台前半の価格で、コストパフォーマンスの高い製品です。2015年12月26日にドスパラのWebサイトで確認した限りでは、ゲームノートパソコンカテゴリで人気No.1となっていました。
ゲームベンチマーク結果は下表の通りです。なお、グラフィックスドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「359.06」です。標準的なグラフィック設定なら、多くのゲームを快適にプレイできます。
製品名 | ドスパラ GALLERIA QSF960HE |
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基本スペック | Core i7-6700HQ GeForce GTX 960M(2GB) |
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ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド (DirectX 11) |
標準品質 ★ | 9694 (非常に快適) | ||
高品質 ★ | 6367 (とても快適) | |||
最高品質 | 4403 (快適) | |||
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 |
標準品質 ★ | 13250 (非常に快適) | ||
最高品質 | 6392 (とても快適) | |||
ドラゴンズドグマオンライン |
低品質 | 8544 (とても快適) | ||
標準品質 | 8185 (とても快適) | |||
最高品質 | 7341 (とても快適) | |||
ファンタシースターオンライン2 ver.2 | 描画:3 | 29730 (快適) | ||
描画:5 | 17097 (快適) | |||
バイオハザード6 | ― | RANK S (6454) | ||
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ― | 9197 | ||
ドラゴンクエストX | 標準品質 | 14238 (すごく快適) | ||
最高品質 | 12617 (すごく快適) | |||
GRID Autosport | ウルトラロー | 221 fps | ||
ミディアム | 116 fps | |||
ウルトラ | 53 fps | |||
トゥームレイダー | LOW | 156 fps | ||
HIGH | 71 fps | |||
ULTIMATE | 36 fps | |||
Metro Last Light | Low | 77 fps | ||
High | 48 fps | |||
Very High | 38 fps | |||
スリーピングドッグス | 低品質 | 131 fps | ||
高品質 | 53 fps | |||
最高品質 | 24 fps | |||
ドラゴンエイジ:インクイジション | 低品質 | 76 fps | ||
高品質 | 33 fps | |||
最高品質 | 22 fps | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルドは、約7700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼアは、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したGeForce GTX 960Mの情報は次の通りです。
GeForce GTX 960Mのグラフィックカードのスペック
特徴2 - SSD+HDD構成が可能
本製品は、M.2 SSD + HDDといった構成が可能です。
また、Readが2GB/sを超えるM.2 NVMeのSSDを選択することも可能です。
M.2 SSD + HDDの構成が可能
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角は良くありません。
視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。
色域は、かなり広いです。ただし、これだけ色域が広いのに、上図のように色調整が取れていないのが残念です。
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素は、シンプルな形状で、ギラつきはそれほど感じません。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
キーボードはテンキーが付属しています。キーピッチは、実測で縦:約19mm、横:約18.5mm、キーストロークは約2mmです。キートップは湾曲しており、押しやすいキーボードだと思います。また、通常左側にあるWindowsキーを右側へ持ってくることで、ゲーム中に良く使う「W」、「A」、「S」、「D」キーを押すときに、誤ってWindowsキーを押してしまうことを防いでいます。
ただし、「.」や「/」などの一部のキーが小さいです。また「Delete」キーが、右手のホームポジションから遠い位置にあるため、ブラインドタッチしにくいです。
キーボード全体図
キーの拡大図1
キーの拡大図2
タッチパッドの操作性は普通です。
タッチパッド
キーボードバックライトです。七色で調整することができます。なお、QSF960HE(B)の型番は、青色のみ点灯するようです。
キーボードバックライト
また、「SHORTCUT MANAGER」のソフトを使用すれば、すべてのキーにショートカットを割り振ったり、マクロを設定したりすることができます。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUはHQシリーズの第6世代インテルCPUを搭載しており高性能です。グラフィックスはミドルスペックのGeForce GTX 960Mです。ストレージは、M.2 NVMe接続のSSDを選択すればかなり高速です。
Core i7-6700HQ、メモリ8GB、GeForce GTX 960M(2GB)、120GB M.2 SSD(NVMe接続ではありません)+500GB HDDの構成でのベンチマーク結果は次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8
動画のエンコード時間
2015年10月24日より、エンコードのテスト内容を変更しましたので、ご注意ください。
Core i7-6700HQ GeForce GTX 960M(2GB) |
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x265でエンコード (※1) | 26分46秒 |
x264でエンコード (※2) | 09分17秒 |
NVENCでエンコード (※3) | 06分21秒 |
QSVでエンコード (※4) | ― |
※1 4Kや8Kにも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが、出力ファイル容量は従来の約半分
※2 H.264エンコーダーの中で、現在人気の高いエンコーダー。ほどほどの速度で高画質
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載される最新ハードウェアエンコーダー。従来のCUDAより速度、画質とも向上
※4 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー。エンコードが高速
ストレージのベンチマーク
120GB M.2 SSD (CrystalDiskMark 5 で計測) |
500GB HDD (CrystalDiskMark 5 で計測) |
カードリーダー/ライターのチェック
UHS-Ⅰ対応カード
(CrystalDiskMark 5 で計測)