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ドスパラ GALLERIA QF970HG 6Gの実機レビュー

更新日:2015年3月12日
この製品は、販売停止となりました。
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ガレリア ノートPC

GeForce GTX 970M(6G)搭載

ドスパラ GALLERIA QF970HG 6Gは、GeForce GTX 970Mを搭載した17.3型ゲーミングノートパソコンです。

グラフィックメモリを6GB搭載しており、通常よりも多く搭載しています(通常は3GB)。

グラフィック性能が高いだけでなく、画面が大きく、音も比較的良く、キーボードも打ちやすく、ゲームがしやすいノートパソコンです。

また、mSATA SSDを3台、2.5インチストレージを1台搭載可能で、多彩なストレージ環境を構成可能です。

メーカーサイト:ドスパラ GALLERIA QF970HG 6G

※レビュー機はメーカーからの借用品です

目次

GALLERIA QF970HG 6Gの基本スペック

GALLERIA QF970HG 6Gの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年3月5日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第4世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-4710MQです。
グラフィックカード
NVIDIAの GeForce GTX 970M(6GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
17.3型ワイドの非光沢液晶です。解像度は1920×1080のフルHDです。
メモリ
最大で32GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。
2.5インチ HDD/SSD
単体HDDやSSDを選択可能です。本機は1TBのHDDを搭載しています。
mSATA SSD
左のストレージの他にmSATA SSDも2台まで選択可能です。本機は非搭載です。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチまたはブルーレイディスクドライブを選択できます。
バッテリ駆動時間
メーカー公表値で約5.1時間です。
 

高性能グラフィックスGeForce GTX 970M搭載

本製品は、GeForce GTX 970Mの高性能グラフィックスを搭載したゲーミングPCです。上位のGTX 980Mを搭載したモデルよりも5万円も安く、性能差は少ないためお買い得です。

GeForce GTX 970Mを搭載した本機でのゲームベンチマーク結果は下表の通りです。なお、グラフィックスドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「347.52」です。かなり高めのグラフィックス設定でもプレイ可能でしょう。

ゲームベンチマーク
製品名 ドスパラ GALLERIA QF970HG 6G
基本スペック Core i7-4710MQ
GeForce GTX 970M(6GB)
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア
キャラクター編
標準品質 ★ 17795 (非常に快適)
最高 9909 (非常に快適)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 描画:3 14378 (快適)
描画:5 10183 (快適)
バイオハザード6 RANK S (11193)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 15811
ドラゴンクエストX 標準 11185 (すごく快適)
最高 10976 (すごく快適)
GRID Autosport ウルトラロー 215 fps
ミディアム 132 fps
ウルトラ 95 fps
トゥームレイダー LOW 272 fps
HIGH 116 fps
ULTIMATE 58 fps
Metro Last Light Low 100 fps
High 75 fps
Very High 60 fps
スリーピングドッグス 163 fps
86 fps
最高 45 fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 114 fps
高品質 52 fps
最高品質 35 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。
※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

ドライバーを最新バージョンまで上げたせいか、ファンタシースターオンライン2 ver.2ベンチマークのスコアがGeForce GTX 970Mの割には低くなっています。ただし、低いといっても平均フレームレートで100fps以上(描画:5の場合)は出ています。

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 970Mの情報は次の通りです。

グラフィックメモリが6GBと、通常のGeForce GTX 970Mよりも多めになっています。


GeForce GTX 970Mのグラフィックカードのスペック

特徴2 - mSATA スロットを3台搭載可能

本機は、mSATA スロットが3つあります。

なお、カスタマイズ画面で選択できるmSATA SSDは2台までです。


mSATA スロットを3つ搭載

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角はあまり良くありません。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は次の通りです。ギラつきはそれほど感じません。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーボードはテンキーが付属しています。キーピッチは、実測で縦:約19mm、横:約18.5mm、キーストロークは約2mmです。キートップは湾曲しており、押しやすいキーボードだと思います。また、通常左側にあるWindowsキーを右側へ持ってくることで、ゲーム 中に良く使うWASDキーを押すときに、誤ってWindowsキーを押してしまうことを防いでいます。

ただし、「.」や「/」などの一部のキーが小さいです。また「Delete」キーが、右手のホームポジションから遠い位置にあるため、ブラインドタッチしにくいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの操作性は普通です。また、タッチパッドの左上にあるボタンを押してタッチパッドを無効化し、ゲーム中に誤ってタッチパッドを触ってしまうことを防ぐことが出来ます。


タッチパッド

 

2段階で明るさを調整できるキーボードバックライトも搭載しています。





パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

高性能なパーツを選択でき、処理性能は高いです。

Core i7-4710MQ、GeForce GTX 970M(6GB)、8GB メモリ、1TB HDDの構成でのベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8 - Home accelerated

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4710MQ
x264でエンコード 12分53秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 6分42秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


1TB HDD

SDカードのベンチマーク

高速です。ただし、UHS-Ⅱには対応していません。


UHS-Ⅰ対応カード

 

 


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