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ドスパラ GALLERIA QF940HEの実機レビュー

エントリー向けゲームPC
ドスパラ GALLERIA QF940HEは、GeForce 940Mのグラフィックスを搭載したエントリー向けゲーミングノートPCです。
ゲーミングノートPCの中では、あまりグラフィック性能は良くありませんが、その代わり価格が安く、初めての方でも購入しやすい製品です。
CPUは、4コアのCore i7を搭載し、性能が高いです。
液晶は、非光沢のフルHDとなっており、またキーボードも打ちやすいため、ゲーム以外の作業もしやすいです。
メーカーサイト:ドスパラ(GALLERIA QF940HE)
※レビュー機は当サイトでの購入品です
目次
1 GALLERIA QF940HE の基本スペック | 2 特徴1 - 低価格なゲームノートパソコン |
3 ゲームベンチマーク | 4 液晶ディスプレイのチェック |
5 キーボードおよびタッチパッドのチェック | 6 パフォーマンスのチェック |
7 静音性のチェック | 8 パーツの温度のチェック |
9 表面温度のチェック | 10 消費電力のチェック |
11 外観のチェック | 12 まとめ |
GALLERIA QF940HEの基本スペック
GALLERIA QF940HEの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年4月13日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU 第4世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-4710MQです。 |
グラフィックカード NVIDIAの GeForce 940M(2GB)を搭載しています。Optimus対応です。 |
液晶ディスプレイ 15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度は1920×1080のフルHDです。 |
メモリ 最大で16GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。 |
2.5インチ HDD/SSD 500GBのHDDを搭載しています。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブを搭載しています。 |
特徴1 - 低価格なゲームノートパソコン
ドスパラ GALLERIA QF940HEは、低価格なゲームノートパソコンです。
Core i7-4710MQのプロセッサー、GeForce 940Mの専用グラフィックスを搭載し、109,980円(税抜)から購入可能です(2015年4月13日時点)。
ただし、ドスパラの1つ上位のモデルであるQF960HEと比較すると、性能差はかなりあります。ゲームベンチマークを比較すると、(ゲームにもよりますが)QF940HEはQF960HEの半分以下のスコアしかありません。2万円ほど高くなってしまいますが、ゲームをすることが多いならQF960HEをおすすめします。ゲームはたまにしかしない or グラフィックの綺麗さは求めないということであれば、QF940HEでも良いと思います。
ゲームベンチマーク
GeForce 940Mを搭載した本機でのゲームベンチマーク結果です。
なお、グラフィックスドライババージョンは、執筆時点で最新の「345.05」です。
低めのグラフィック設定ならば快適にプレイ可能ですが、中程度以上のグラフィック設定にすると、カクつくゲームが多いです。
製品名 | ドスパラ GALLERIA QF940HE | |||
基本スペック | Core i7-4710MQ GeForce 940M(2GB) |
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ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 |
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標準品質 ★ | 4575 (快適) |
最高 | 1899 (設定変更を推奨) | |||
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ファンタシースターオンライン2 ver.2 | ![]() |
描画:3 | 3144 (標準) |
描画:5 | 1733 (重い) | |||
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バイオハザード6 | ![]() |
― | RANK C (2740) |
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モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ![]() |
― | 3044 |
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ドラゴンクエストX | ![]() |
標準 | 7819 (とても快適) |
最高 | 5817 (快適) | |||
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GRID Autosport | ![]() |
ウルトラロー | 91 fps |
ミディアム | 44 fps | |||
ウルトラ | 18 fps | |||
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トゥームレイダー | ![]() |
LOW | 57 fps |
HIGH | 21 fps | |||
ULTIMATE | 11 fps | |||
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Metro Last Light | ![]() |
Low | 25 fps |
High | 16 fps | |||
Very High | 13 fps | |||
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スリーピングドッグス | ![]() |
低 | 41 fps |
高 | 17 fps | |||
最高 | 8 fps | |||
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ドラゴンエイジ:インクイジション | ![]() |
低品質 | 24 fps |
高品質 | 12 fps | |||
最高品質 | 8 fps | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。 |
GPU-Zで確認したGeForce 940Mの情報は次の通りです。

GeForce 940Mのグラフィックカードのスペック
液晶ディスプレイのチェック
液晶ディスプレイのチェックです。
視野角は狭いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)
カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。
色域は、比較的広いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
画素形状は次の通りです。ややギラつきを感じますが、多くの方は気にならないレベルだと思います。


キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
実測で、キーピッチが縦:約19mm、横:約18.5mm、キーストロークが約2mmです。キートップはやや湾曲しており、押しやすいキーボードだと思います。また、Windowsキーを右側へ持ってくることで、ゲーム中の誤動作を防いでいます。
ただし、「.」や「/」などの一部のキーが小さく、押し間違えやすいです。また「Delete」キーが「Enter」から遠い位置にあるのでブラインドタッチしにくいです。

キーボード全体図

キーの拡大図1

キーの拡大図2
タッチパッドの操作性は普通です。
また、タッチパッドの上に、タッチパッドを無効にできるワンタッチボタンも搭載しています。

タッチパッド
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
4コアのCore i7を搭載し、CPU性能は良いです。グラフィックスは、エントリークラスのGeForce 940Mを搭載し、ゲーミングノートパソコンの中では低性能です。ストレージは1台のみ搭載可能ですが、SSDを選択可能です。
Core i7-4710MQ、8GB メモリ、500GB HDD搭載時のベンチマーク結果は次の通りです。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8
動画のエンコード時間
Core i7-4710MQ | |
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x264でエンコード | 13分9秒 |
クイック・シンク・ビデオでエンコード | 6分51秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
ストレージのベンチマーク
500GB HDD
SDカードのベンチマーク
低速です。
UHS-Ⅰ対応カード
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