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ドスパラ GALLERIA QF940HEの実機レビュー

更新日:2015年4月15日
この製品は、販売停止となりました。
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ガレリア ノートPC

エントリー向けゲームPC

ドスパラ GALLERIA QF940HEは、GeForce 940Mのグラフィックスを搭載したエントリー向けゲーミングノートPCです。

ゲーミングノートPCの中では、あまりグラフィック性能は良くありませんが、その代わり価格が安く、初めての方でも購入しやすい製品です。

CPUは、4コアのCore i7を搭載し、性能が高いです。

液晶は、非光沢のフルHDとなっており、またキーボードも打ちやすいため、ゲーム以外の作業もしやすいです。

メーカーサイト:ドスパラ(GALLERIA QF940HE)

※レビュー機は当サイトでの購入品です

目次

GALLERIA QF940HEの基本スペック

GALLERIA QF940HEの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2015年4月13日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。

CPU
第4世代インテルCPUを選択可能です。本機はCore i7-4710MQです。
グラフィックカード
NVIDIAの GeForce 940M(2GB)を搭載しています。Optimus対応です。
液晶ディスプレイ
15.6型ワイドの非光沢液晶です。解像度は1920×1080のフルHDです。
メモリ
最大で16GBのメモリを選択できます。本機は8GBを搭載しています。
2.5インチ HDD/SSD
500GBのHDDを搭載しています。
 
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブを搭載しています。

特徴1 - 低価格なゲームノートパソコン

ドスパラ GALLERIA QF940HEは、低価格なゲームノートパソコンです。

Core i7-4710MQのプロセッサー、GeForce 940Mの専用グラフィックスを搭載し、109,980円(税抜)から購入可能です(2015年4月13日時点)。

ただし、ドスパラの1つ上位のモデルであるQF960HEと比較すると、性能差はかなりあります。ゲームベンチマークを比較すると、(ゲームにもよりますが)QF940HEはQF960HEの半分以下のスコアしかありません。2万円ほど高くなってしまいますが、ゲームをすることが多いならQF960HEをおすすめします。ゲームはたまにしかしない or グラフィックの綺麗さは求めないということであれば、QF940HEでも良いと思います。

ゲームベンチマーク

GeForce 940Mを搭載した本機でのゲームベンチマーク結果です。

なお、グラフィックスドライババージョンは、執筆時点で最新の「345.05」です。

低めのグラフィック設定ならば快適にプレイ可能ですが、中程度以上のグラフィック設定にすると、カクつくゲームが多いです。

ゲームベンチマーク
製品名 ドスパラ GALLERIA QF940HE
基本スペック Core i7-4710MQ
GeForce 940M(2GB)
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア
キャラクター編
標準品質 ★ 4575 (快適)
最高 1899 (設定変更を推奨)
ファンタシースターオンライン2 ver.2 描画:3 3144 (標準)
描画:5 1733 (重い)
バイオハザード6 RANK C (2740)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 3044
ドラゴンクエストX 標準 7819 (とても快適)
最高 5817 (快適)
GRID Autosport ウルトラロー 91 fps
ミディアム 44 fps
ウルトラ 18 fps
トゥームレイダー LOW 57 fps
HIGH 21 fps
ULTIMATE 11 fps
Metro Last Light Low 25 fps
High 16 fps
Very High 13 fps
スリーピングドッグス 41 fps
17 fps
最高 8 fps
ドラゴンエイジ:インクイジション 低品質 24 fps
高品質 12 fps
最高品質 8 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。
※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには最低でも平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、最低でも平均120fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したGeForce 940Mの情報は次の通りです。


GeForce 940Mのグラフィックカードのスペック

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

視野角は狭いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域は、比較的広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状は次の通りです。ややギラつきを感じますが、多くの方は気にならないレベルだと思います。


キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチが縦:約19mm、横:約18.5mm、キーストロークが約2mmです。キートップはやや湾曲しており、押しやすいキーボードだと思います。また、Windowsキーを右側へ持ってくることで、ゲーム中の誤動作を防いでいます。

ただし、「.」や「/」などの一部のキーが小さく、押し間違えやすいです。また「Delete」キーが「Enter」から遠い位置にあるのでブラインドタッチしにくいです。


キーボード全体図


キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの操作性は普通です。

また、タッチパッドの上に、タッチパッドを無効にできるワンタッチボタンも搭載しています。


タッチパッド

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

4コアのCore i7を搭載し、CPU性能は良いです。グラフィックスは、エントリークラスのGeForce 940Mを搭載し、ゲーミングノートパソコンの中では低性能です。ストレージは1台のみ搭載可能ですが、SSDを選択可能です。

Core i7-4710MQ、8GB メモリ、500GB HDD搭載時のベンチマーク結果は次の通りです。

PassMark Performance Test 8.0

3DMark


※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け

PCMark 8

動画のエンコード時間

TMPGEnc Video Mastering Works 5 によるエンコード時間
  Core i7-4710MQ
x264でエンコード 13分9秒
クイック・シンク・ビデオでエンコード 6分51秒
AVCHDの動画(ファイルサイズ:1.54GB、再生時間:約13分、解像度:1920x1080)を、
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換

ストレージのベンチマーク


500GB HDD

SDカードのベンチマーク

低速です。


UHS-Ⅰ対応カード

 

 

 

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