デル Alienware Aurora R15 (インテル)の実機レビュー | 近未来デザインのゲーミングPC

更新日:
サイズ ミニタワー
CPU Core i9-13900KF
Core i9-13900F
Core i7-13700KF
Core i7-13700F
Core i5-13600KF
Core i5-13400F
GPU RTX 4060~RTX 4090
RTX 3050~RTX 3060 Ti
メモリ 16GB ~ 64GB(DDR5)
ストレージ 1TB ~ 4TB PCIe SSD
+2TB HDD
価格[税込] 20万円台~
近未来的デザインのゲーミングPC

Alienware Aurora R15は、長円状のフロントパネルに斜めに傾いたボディと、LEDイルミネーションによる近未来的デザインがかっこいいゲーミングPCです。

他にはないこのデザインが気に入るかどうかが、購入の大きなポイントになってくると思います。

Core i5-13400F+RTX 3050のエントリーモデルから、Core i9-13900KF+GeForce RTX 4090のハイエンドモデルまで幅広いラインナップです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i9-13900KF、GeForce RTX 4090、メモリ16GB

 

目次

お忙しい方は、「Alienware Aurora R15の特徴」のみお読みください。

 

Alienware Aurora R15 の特徴

近未来的なデザイン

Alienware Aurora R15の特徴は、近未来的なPCケースデザインでしょう。フロント面が長円状になっており、通気口はヘキサ(六面体)形状で、ボディが少し斜めになっている点が独特です。フロントおよびサイドパネルから透けるラジエーターファンや、上部の「ALIENWARE」などのロゴが光っている点もポイントです。

Alienware Aurora R15のLEDライティングは、プリインストールされている「Alienware Command Center」のソフトから変更することができます。気分や部屋のインテリアに合った色に変更するのも楽しいし、ゲーム中パーツの温度を色で知らせてくれるのも便利です。

近未来的なデザイン
「Alienware Command Center」からライティング設定ができる

 

水冷式CPUクーラーが選択可能

Alienware Aurora R15は、水冷式のCPUクーラーを選択することも可能です。なお、ラジエーターサイズは、前機種は背面に取り付けられた1連ファンでしたが、新機種は天面に取り付けられた2連ファンへと変わっています。

 

また、Cryo-Techの水冷クーラーも選ぶことができ、こちらの場合、ヘッド部分のAlienロゴも光らせることができるので、クリアサイドパネルとよく合うでしょう。

Cryo-Techテクノロジーの水冷システム

 

エアフロー効率も良い

Alienware Aurora R15は、傾斜レイアウトにより、正面の2つの吸気ファンから効率良く新鮮な空気を取り込み、水冷ポンプを通った熱は背面上部から、内部の熱は背面から、電源ユニットの熱は背面下部からと、排気口を3つに分けることで、エアフロー効率を高めているのがポイントです。

Alienware Aurora R15のエアフロー
背面上部の大きな排気口

 

高い性能

Alienware Aurora R15の構成は、CPUはCore i5-13400FからCore i9-13900KF、グラフィックスはRTX 3050からRTX 4090まで幅広く選択することができます。

最低構成のCore i5-13400F+RTX 3050なら20万円台から購入することができ、Alienwareシリーズのデザインは好きだけど、そこまで高いスペックは必要ないという方も、購入しやすくなっています。

プロセッサーの選択肢
ビデオカードの選択肢

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

Alienware Aurora R15は、「Alienware Command Center」のソフトから、サーマル設定を変更することで、動作モードが変更できます。デフォルトのサーマル設定は「バランス」になっています。

Alienware Command Center
サーマル設定

 

今回、CPUにはインテル第13世代の中でもハイエンドクラスとなる「Core i9-13900KF」を搭載しています。このCPUの仕様上のプロセッサー・ベース・パワー(PBP)は125Wです。

本製品のPBPを確認したところ、サーマル設定「バランス」では180W、サーマル設定「パフォーマンス」では253Wと高めに設定されていました(ただし、ここの設定値は、変更される可能性もあります)。

サーマル設定「バランス」
サーマル設定「パフォーマンス」

 

また、本製品はCPUとGPUのオーバークロックにも対応しています。「フュージョン」の項目から調整することができ、CPUは最大6GHz、GPUは最大1000MHzまでオーバークロックすることができます。プロファイルを保存しておくことで、設定を瞬時に呼び出すこともできます。

サーマル設定「バランス」
サーマル設定「パフォーマンス」

 

以下に掲載するCPUとグラフィックスのベンチマークについては、 サーマル設定を、デフォルトの「バランス」の時と、「パフォーマンス」の時で計測しています。なお、今回はオーバークロックはしていません。

CPU

CINEBENCH R23のスコアは下の通りです。

今回、Core i9-13900KFを搭載していますが、このプロセッサーにしては低いスコアでした。非常に高いマルチコア性能およびシングルコア性能です。多くの用途で使えるでしょう。なお、サーマル設定を「パフォーマンス」にすることで、スコアがややアップします。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i9-13900KF
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-13900K 36658 [PL1:253W]
Core i9-13900KF 29725 [PL1:253W]
28187 [PL1:180W]
Ryzen 9 7900X 29007
Core i7-13700K(F) 27496 [PL1:200W]
25805 [PL1:160W]
24092 [PL1:125W]
Core i9-12900K 26530 [PL1:241W]
23108 [PL1:125W]
Core i7-13700F 26413 [PL1:181W]
24367 [PL1:140W]
21867 [PL1:95W]
18364 [PL1:65W]
Ryzen 9 5950X 25000
Core i5-13600K(F) 22965 [PL1:253W]
Core i7-12700K 22792 [PL1:190W]
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i5-13400(F) 15358 [PL1:154W]
13400 [PL1:65W]
Ryzen 7 5700X 13605
Core i5-12400F 12164 [PL1:100W]
11505 [PL1:65W]
Ryzen 5 5500 10605
Ryzen 5 4500 9059
CINEBENCH R23 他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-13900K 2242
Core i7-13700K(F) 2090 [PL1:160W]
2050 [PL1:125W]
Core i7-13700F 2026 [PL1:95W]
Core i9-12900K 2022 [PL1:241W]
2003 [PL1:125W]
Ryzen 9 7900X 2010
Core i9-13900KF 1986 [PL1:253W]
1978 [PL1:180W]
Core i5-13600K(F) 1949 [PL1:253W]
Core i7-12700K 1947
Core i5-13400(F) 1782
Core i5-12400F 1715
Ryzen 9 5950X 1650
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Ryzen 7 5700X 1532
Ryzen 5 5500 1370
Ryzen 5 4500 1215
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
CINEBENCH 2024
~ CPUとGPU性能の評価 ~
Core i9-13900KF
GeForce RTX 4090

 

グラフィックス

前世代のエントリークラスのRTX 3050からミドルクラスのRTX 3060 Tiまで、最新世代ミドルクラスのRTX 4060からハイエンドのRTX 4090まで幅広く選択できます。ゲームをプレイする環境や用途によって選ぶといいです。今回、グラフィックスには最上位のGeForce RTX 4090を搭載しており、最新のゲームも4K/最高設定で快適に動作する性能です。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4090
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 35792
RTX 4080 28098
RTX 4070 Ti 22597
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 4070 17214
RTX 3080 17064
RTX 3070 Ti 14389
RTX 3070 13431
RTX 4060 Ti 8GB 13375
RTX 3060 Ti 11574
RTX 4060 10339
RTX 3060 12GB 8722
RTX 3050 6140
3DMark Speed Way
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 4090
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 4090 9949
RTX 4080 7171
RTX 4070 Ti 5416
RTX 3090 5160
RTX 3080 Ti 5076
RTX 3080 4493
RTX 4070 4329
RTX 3070 Ti 3718
RTX 3070 3425
RTX 4060 Ti 8GB 3146
RTX 3060 Ti 2979
RTX 4060 2491
RTX 3060 12GB 2178
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリには、標準で16GBのDDR5-4800を搭載しており、帯域幅は広いです。オプションで最大64GB、DDR5-5200メモリを選択することもできます。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
SK hynix 16GB DDR5-4800
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
59.71GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
58.58GB/s
53GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
38.10GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のデスクトップPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

ストレージ

ストレージには、標準で1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に高速です。オプションで最大4TB SSD+2TB HDDのデュアルストレージにすることもできます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
SK hynix 1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7076
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

今回、グラフィックスには最上位のGeForce RTX 4090を搭載しており、ほとんどのゲームで非常に高いフレームレートです。激重とされる最新の「スターフィールド」も、4K/ウルトラ設定で快適にプレイできる性能です。

以下のゲームのフレームレートについて
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
Starfield(スターフィールド)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 106 fps(106 fps)
2560x1440 103 fps(89 fps)
3840x2160 77 fps(62 fps)
※括弧内の数値はFSR2 : オフ
ウルトラ設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 106 fps
98 fps
RTX 4080 86 fps
RTX 4070 Ti 77 fps
RTX 4070 61 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 4060 42 fps
RTX 3060 35 fps
RTX 3050 30 fps
ウルトラ設定での比較(解像度:2560×1440)
RTX 4090 103 fps
91 fps
RTX 4080 76 fps
RTX 4070 Ti 67 fps
RTX 4070 54 fps
RTX 4060 Ti 8GB 45 fps
RTX 4060 35 fps
ウルトラ設定での比較(解像度:3840×2160)
RTX 4090 77 fps
71 fps
RTX 4080 57 fps
RTX 4070 Ti 48 fps
RTX 4070 38 fps
RTX 4060 Ti 8GB 30 fps
重い部類のゲーム
ARMORED CORE VI(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 120 fps(最大)
2560x1440 120 fps(最大)
3840x2160 110 fps
※最大120 fps
最高設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 120 fps
RTX 4070 120 fps
RTX 4060 Ti 8GB 115 fps
RTX 4060 106 fps
RTX 3060 12GB 90 fps
RTX 3050 67 fps
最高設定での比較(解像度:2560×1440)
RTX 4090 120 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 113 fps
RTX 4060 Ti 8GB 90 fps
RTX 4060 76 fps
RTX 3060 12GB 66 fps
RTX 3050 48 fps
最高設定での比較(解像度:3840×2160)
RTX 4090 110 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 80 fps
RTX 4070 66 fps
RTX 4060 Ti 8GB 44 fps
RTX 4060 41 fps
RTX 3060 12GB 38 fps
重い部類のゲーム
ホグワーツ・レガシー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 132 fps
2560x1440 125 fps
3840x2160 80 fps(131 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
最高設定での比較(1920×1080)
RTX 4090 132 fps
RTX 4080 127 fps
RTX 4070 Ti 115 fps
RTX 4070 98 fps
RTX 4060 Ti 8GB 82 fps
RTX 3060 Ti 80 fps
RTX 4060 67 fps
RTX 3060 55 fps
RTX 3050 40 fps
最高設定での比較(2560x1440)
RTX 4090 125 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 87 fps
RTX 4070 70 fps
RTX 4060 Ti 8GB 61 fps
RTX 3060 Ti 58 fps
RTX 4060 48 fps
最高設定での比較(3840x2160)
RTX 4090 80 fps
RTX 4080 62 fps
RTX 4070 Ti 49 fps
RTX 4070 39 fps
RTX 4060 Ti 8GB 34 fps
RTX 3060 Ti 32 fps
RTX 4060 26 fps
重い部類のゲーム
FORSPOKEN(DX12)(Ver 1.12)
品質 解像度 平均 fps
最高設定 1920x1080 169 fps
2560x1440 132 fps
3840x2160 130 fps
最高設定での比較(1920×1080)
RTX 4090 169 fps
RTX 4080 143 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
RTX 4070 97 fps
RTX 4060 Ti 8GB 60 fps
RTX 3060 Ti 56 fps
RTX 4060 50 fps
RTX 3060 42 fps
RTX 3050 24 fps
最高設定での比較(2560x1440)
RTX 4090 132 fps
RTX 4080 107 fps
RTX 4070 Ti 85 fps
RTX 4070 68 fps
RTX 4060 Ti 8GB 43 fps
RTX 3060 Ti 38 fps
RTX 4060 35 fps
最高設定での比較(3840x2160)
RTX 4090 130 fps
RTX 4080 104 fps
RTX 4070 Ti 81 fps
RTX 4070 65 fps
RTX 4060 Ti 8GB 37 fps
RTX 4060 33 fps
RTX 3060 Ti 31 fps
4Kのみ「FSR2」 クオリティ有効
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)(Patch 1.62)
品質 解像度 平均 fps
ウルトラ 1920x1080 168 fps
2560x1440 163 fps
3840x2160 86 fps(123 fps)
※括弧内のフレームレートは、フレーム生成有効時の数値
ウルトラ設定での比較(1920×1080)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 180 fps
RTX 4070 Ti 175 fps
RTX 4090 168 fps
RTX 4070 142 fps
RTX 4060 Ti 8GB 118 fps
RTX 3060 Ti 104 fps
RTX 4060 91 fps
RTX 3060 83 fps
RTX 3050 60 fps
ウルトラ設定での比較(2560x1440)
RTX 4090 163 fps
RTX 4080 147 fps
RTX 4070 Ti 118 fps
RTX 4070 88 fps
RTX 4060 Ti 8GB 73 fps
RTX 3060 Ti 65 fps
RTX 4060 53 fps
RTX 3060 51 fps
RTX 3050 36 fps
ウルトラ設定での比較(3840x2160)
RTX 4090 86 fps
RTX 4080 72 fps
RTX 4070 Ti 56 fps
RTX 4070 40 fps
RTX 4060 Ti 8GB 33 fps
RTX 3060 Ti 31 fps
RTX 4060 23 fps
RTX 3060 23 fps
「AMD FSR2.1」有効
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 平均 fps
高品質 1920x1080 223 fps
2560x1440 214 fps
3840x2160 154 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 223 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
RTX 3060 Ti 123 fps
RTX 4060 105 fps
RTX 3060 94 fps
RTX 3050 68 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 214 fps
RTX 4080 189 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
RTX 4070 128 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 3060 Ti 90 fps
RTX 4060 74 fps
RTX 3060 69 fps
RTX 3050 49 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 154 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti 89 fps
RTX 4070 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 3060 Ti 52 fps
RTX 4060 42 fps
RTX 3060 39 fps
中程度の重さのゲーム
ブループロトコル(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 305 fps
2560x1440 266 fps
3840x2160 164 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 305 fps
RTX 4080 285 fps
RTX 4070 Ti 253 fps
RTX 4070 213 fps
RTX 4060 Ti 8GB 172 fps
RTX 3060 Ti 156 fps
RTX 4060 140 fps
RTX 3060 121 fps
RTX 3050 89 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 266 fps
RTX 4080 222 fps
RTX 4070 Ti 179 fps
RTX 4070 145 fps
RTX 4060 Ti 8GB 112 fps
RTX 3060 Ti 104 fps
RTX 4060 91 fps
RTX 3060 81 fps
RTX 3050 60 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 164 fps
RTX 4080 120 fps
RTX 4070 Ti 91 fps
RTX 4070 74 fps
RTX 4060 Ti 8GB 57 fps
RTX 3060 Ti 56 fps
RTX 4060 47 fps
RTX 3060 43 fps
RTX 3050 31 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 250 fps
2560x1440 250 fps
3840x2160 185 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4080 269 fps
RTX 4090 250 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 228 fps
RTX 4060 Ti 8GB 183 fps
RTX 3060 Ti 157 fps
RTX 4060 148 fps
RTX 3060 122 fps
RTX 3050 88 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 250 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 199 fps
RTX 4070 159 fps
RTX 4060 Ti 8GB 119 fps
RTX 3060 Ti 106 fps
RTX 4060 95 fps
RTX 3060 83 fps
RTX 3050 60 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 185 fps
RTX 4080 133 fps
RTX 4070 Ti 103 fps
RTX 4070 81 fps
RTX 4060 Ti 8GB 58 fps
RTX 3060 Ti 56 fps
RTX 4060 45 fps
RTX 3060 43 fps
RTX 3050 30 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 平均 fps
最高 1920x1080 265 fps
2560x1440 253 fps
3840x2160 183 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080)
RTX 4090 280 fps
RTX 4080 271 fps
RTX 4090 265 fps
RTX 4070 Ti 251 fps
RTX 4070 227 fps
RTX 4060 Ti 8GB 199 fps
RTX 3060 Ti 188 fps
RTX 4060 175 fps
RTX 3060 154 fps
RTX 3050 116 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440)
RTX 4090 253 fps
RTX 4080 235 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 175 fps
RTX 4060 Ti 8GB 138 fps
RTX 3060 Ti 134 fps
RTX 4060 115 fps
RTX 3060 101 fps
RTX 3060 72 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160)
RTX 4090 183 fps
RTX 4080 144 fps
RTX 4070 Ti 111 fps
RTX 4070 89 fps
RTX 4060 Ti 8GB 67 fps
RTX 3060 Ti 64 fps
RTX 4060 53 fps
RTX 3060 49 fps
RTX 3050 34 fps

 

レイトレーシングとDLSS3のベンチマーク

サイバーパンク2077のベンチマークにおいて、レイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。

レイトレーシング : オーバードライブ

負荷が激的に重い「レイトレーシング:オーバードライブ・モード」でも、4K解像度、DLSS、フレーム生成を併用することで快適なゲームが可能です。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
他のグラフィックスとの比較(2560x1440、DLSS SR : バランス
RTX 4090 156 fps [DLSS ON]
97 fps [DLSS ON]
45 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 114 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS ON]
29 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 93 fps [DLSS ON]
55 fps [DLSS ON]
23 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 73 fps [DLSS ON]
44 fps [DLSS ON]
17 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、DLSS SR : バランス
RTX 4090 104 fps [DLSS ON]
53 fps [DLSS ON]
21 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 57 fps [DLSS ON]
35 fps [DLSS ON]
13 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 46 fps [DLSS ON]
27 fps [DLSS ON]
10 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 35 fps [DLSS ON]
21 fps [DLSS ON]
7 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス
 :レビュー機で計測したスコア

 

レイトレーシング : ウルトラ

「レイトレーシング:ウルトラ」設定においても、DLSSとフレーム生成により、4K解像度でも高いフレームレートで快適にプレイすることができます。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、DLSS SR : バランス
RTX 4090 128 fps [DLSS ON]
90 fps [DLSS ON]
41 fps [DLSS OFF]
RTX 4080 98 fps [DLSS ON]
69 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 Ti 75 fps [DLSS ON]
54 fps [DLSS ON]
23 fps [DLSS OFF]
RTX 4070 58 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS ON]
16 fps [DLSS OFF]
 :DLSS3 ONの場合(フレーム生成ON、DLSS SR : バランス
 :DLSS2 ONの場合(フレーム生成OFF、DLSS SR : バランス
 :レビュー機で計測したスコア

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。高いスペックなので、いずれも高速です。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
x265でのエンコード時間
Core i9-13900K 3分48秒
Ryzen 9 7900X 3分58秒
Core i9-13900KF 4分05秒
Core i7-13700KF 4分08秒 [PL1=253W]
4分20秒 [PL1=210W]
4分21秒 [PL1=180W]
Core i7-13700K 4分36秒 [PL1=160W]
4分56秒 [PL1=125W]
Core i9-12900K 4分25秒 [PL1=241W]
5分03秒 [PL1=125W]
Core i5-13600K 5分13秒 [PL1=253W]
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Core i7-12700K 5分36秒
Core i7-13700F 6分39秒 [PL1:65W]
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i7-12700F 7分09秒
Ryzen 7 5700X 8分09秒
Core i7-11700K 8分40秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Core i5-12500 9分18秒 [PL1:65W]
Core i5-12400F 9分56秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 5600X 10分00秒
Core i5-11400 11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間では、NVENCによるデュアルエンコードに対応しているので非常に高速です。AV1エンコードにも対応しています。

コーデック「H.264」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900KF/16GB
GeForce RTX 4090
2分25秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分27秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分30秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分33秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分35秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分56秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分00秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分02秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
3分14秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
3分18秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
3分23秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
3分31秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
コーデック「AV1」
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分37秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
2分38秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i9-13900KF/16GB
GeForce RTX 4090
2分40秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
2分44秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分48秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分57秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分59秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
2分59秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
2分59秒
※ 上と同じ設定で、AV1で書き出したときの時間
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
2分29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
2分30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti 8GB
2分34秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
2分38秒
Core i9-13900KF/16GB
GeForce RTX 4090
2分51秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
3分03秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
3分30秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
グラフィックプロセッサー : 書き出し時にGPUを使用
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
23秒
Core i9-13900KF/16GB
GeForce RTX 4090
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
26秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3090
26秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4080
27秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
30秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
31秒
Core i7-13700K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
32秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
32秒
Core i7-13700F/32GB
GeForce RTX 4070
37秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
48秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti
52秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
56秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmark
OptiXで実行した時のスコア
RTX 4090 13177
RTX 4080 9715
RTX 4070 Ti 7399
RTX 3090 6239
RTX 3080 Ti 6154
RTX 4070 6119
RTX 3080 5212
RTX 4060 Ti 8GB 4342
RTX 3070 Ti 4253
RTX 3070 3875
RTX 4060 3552
RTX 3060 Ti 3434
RTX 3060 12GB 2609
NMKD Stable Diffusion GUI 1.11.0によるAIイラスト生成時間
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4090
29秒
Core i9-13900KF/16GB
GeForce RTX 4090
29秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4080
40秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080 Ti
47秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070 Ti
51秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3080
56秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4070
57秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070 Ti
67秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3070
79秒
Core i5-13600K/32GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
84秒
Ryzen 7 5700X/16GB
GeForce RTX 4060 Ti 8GB
87秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 Ti
91秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 4060
102秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3060 12GB
116秒
Core i9-13900K/32GB
GeForce RTX 3050
173秒
※モデルはデフォルトの「StableDiffusion-v1.5」を使用
※プロンプトは内容や長さによって生成時間にそれほど影響がないため「Cat」のみで生成
※ステップ数は最大の75、10枚のイラストを生成し、3回計測して最も速かった時間で比較
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。なお、本製品には標準で240mmの簡易水冷クーラーが搭載されています。

バランスモードの場合、PBP(PL1):180W、MTP(PL2):253Wに設定されています。処理開始後はMTPの値で動くはずですが、若干低い数値で動作していました。また、全体的にCPU電力が上下しており安定していません。CPU温度は、安定動作時は81℃付近で推移しており、問題ない温度です。

パフォーマンスモードの場合、PBPもMTPも253Wに設定されています。ただし、実際は230Wあたりを中心に上下しており安定していません。CPU温度は85℃付近で推移しており、こちらは問題ない温度です。

  • バランス
  • パフォーマンス
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

続いて、ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度を計測しました。

CPU温度は変動しますが、おおよそ70℃後半で推移しており、問題ないでしょう。GPU温度は60℃前半で推移しており問題ありません。また、パフォーマンスモードにすると、ファンの回転速度が速くなるので、CPU温度がやや下がります。

  • バランス
  • パフォーマンス
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。

アイドル時は比較的静かです。バランスモードのときは負荷をかけたときも、そこまでうるさくはありません。パフォーマンスモードにするとやや騒音値は上がりますが、一般的なゲーミングPCの動作音と同じくらいだと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

今回、Core i9-13900KFにGeForce RTX 4090というハイエンドな構成なので、消費電力はかなり高いです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。
PCケースは、ルナライト(シルバーホワイト)とダークサイド オブ ザ ムーン(ダークグレー)のカラーがありますが、今回レビューしているのは前者のカラーです。全体的に丸みを帯びたデザインで、「0」の形状をした独特のフロント面に、内部の見えるクリアサイドパネルがかっこいいです。

 

トップパネルも丸みを帯びたデザインで、物を置くことはできません。

 

フロントパネルには、ヘッドホン、USB 3.2 Type-A×2、PowerShare対応のUSB 3.2 Type-A×1、USB3.2 Type-C×1が搭載されています。本体が斜めに傾いているので、抜き差しがしやすいです。

 

正面と背面です。映像端子は搭載するグラボによって変わります。

 

電源プラグは特殊な三又タイプですが、変換アダプターも付属しています。

 

フロント面から吸気できるよう、サイドに隙間があります。ヘキサ状の吸気穴がかっこいいです。

 

左側面は、標準で内部の見えるクリアサイドパネルになっており、通気孔も設けられています。

 

右側面はフラットです。宇宙語のようなテキストが印字されています。

 

底面側はこのようになっています。

 

サイドパネルは、下記の画像のネジを緩めたあと、レバーを引くことでを外すことができます。

 

ケース内部のチェック

ケース内部はご覧のようになっています。

マザーボードは、独自のもので、空のPCI Expressスロットはありません。

 

今回、水冷式クーラーを搭載しています。240mmのラジエーターはトップに設置されています。

 

メモリスロットは2つでその隣に、M.2スロットがあります。1つ空きスロットがあるので後から増設することもできると思います。

 

底面側には、3.5インチベイがあります。後から増設することもできると思います。

 

フロントファンです。

 

今回搭載されていたGeForce RTX 4090には、サポートステイが取り付けられていました。GPU-Zで確認したグラボの詳細は下記の通でり、ブーストクロックなどは標準です。なお、メーカーは不明です。

 

斜めから見たケース内部

斜めから見た画像はご覧のようになっています。

 

まとめ

以上が、Alienware Aurora R15のレビューです。

Alienwareシリーズらしく、近未来的で派手なデザインが特徴的なゲーミングPCです。存在感は数あるゲーミングPCの中でもトップクラスなので、インテリアとしても最適です。

デザインがかっこいいだけでなく、最大でCore i9-13900KF、GeForce RTX 4090の構成が可能で、性能も非常に高いです。水冷式CPUクーラーを選択することもできます。

また、Core i5やGeForce RTX 3050などのエントリークラスの構成も選択できるので、「デザインは気に入ったけれど、そこまで高い性能は要らない」という方にもいいでしょう。

デザイン性だけでなく、エアフローや静音性、メンテナンス性にも優れた完成度の高いケースです。

ただし、ミニタワーにしてはそれなりに重さがあるので、ご注意ください。

 

近未来的デザインのゲーミングPC

Alienware Aurora R15

特徴

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