デル、第12世代Core搭載のデスクトップPC、Inspironコンパクト デスクトップ (3910)を発売

更新日:
CPU Core i3-12100
Core i5-12400
Core i7-12700
メモリ 8GB / 16GB DDR4
ストレージ HDD / SSD /
SSD + HDD
価格[税込] 8万円台~
第12世代Core搭載で8万円台~

デルから、インテルの最新CPUである、第12世代Coreを搭載した個人向けデスクトップPC、Inspironコンパクト デスクトップ (3910)が発売されました。

PコアとEコアの2種類を搭載したCore i7-12700や、日常用途であれば十分な性能でコスパの高いCore i3を選択することもできます。

比較的コンパクトなボディで、Wi-Fi 6も搭載しているので、設置もしやすいです。なお、メモリやストレージのカスタマイズはできませんし、今のところ外部グラフィックスを搭載したモデルもありません。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

第12世代Core搭載搭載

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)の最大の特徴は、インテルの最新CPUである第12世代Coreプロセッサーを搭載していることです。

選択できるCPUは、下表に載せている3種類です。第12世代Coreは、Pコア(高性能コア)と、Eコア(高効率コア)の2タイプのコアを搭載しているのが特徴ですが、実際にこの2タイプのコアを搭載しているのは、Core i7-12700のみです。

日常的な用途であれば、Core i3、もしくはCore i5でも十分だと思いますが、第12世代Coreらしさを求めるのであれば、Core i7-12700搭載モデルがいいと思います。

第12世代Coreの仕様比較
  Core i3-12100 Core i5-12400 Core i7-12700
コア数 4 6 12
P-Core 4 6 8
E-Core 0 0 4
スレッド数 8 12 20
キャッシュ 12MB 18MB 25MB
Base Power 60W 65W 65W
Maximum Turbo Power 89W 117W 180W

 

メモリはDDR4のシングルチャネル構成

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)では、モデルによって、8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載しています。

第12世代Coreを搭載しているので、DDR5メモリが理想ではありますが、DDR5メモリは価格が高いですし、一般用途ではそれほど大きな差も出ないので、DDR4-3200メモリというのは、エントリーモデルの本製品には妥当だと思います。

ただし、8GB / 16GBのどちらの容量でも、1枚挿しのシングルチャネルとなっています。カスタマイズで、2枚挿しのデュアルチャネル構成を選択できればいいのですが、それもできません。デュアルチャネルで使用したい場合は、自己責任でメモリを増設する必要があります。

 

電源ユニットの選択が可能

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)では、標準では180W電源を搭載していますが、カスタマイズで300W電源を選択することもできます。

グラボを増設して使いたい場合などは、300W電源を選択しておく方がいいと思います。ただし、300W電源だと、GeForce GTX 1650クラスのエントリー向けグラボしか搭載できないと思います。

 

シャーシは従来モデルと同じ

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)のボディは、従来モデルと基本的に同じです。

14.7Lの比較的コンパクトなシャーシなので、机の上などにも置きやすいです。ボディの特徴は、こちらから、従来モデルのレビューをご確認ください。

 

前面・背面のポート類

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)は、前面と背面のポート類は、下の画像のとおりです。

前面には、光学ドライブ、SDカードリーダーもあり、その他に、USB3.2、USB2.0 x2、USB-C、ヘッドフォンジャックを備えています。

背面には、USB3.2 x2、USB2.0 x2、HDMI、DisplayPort、LANポートを備えています。

 

購入先

Inspironコンパクト デスクトップ (3910)は、デル公式サイトで販売を開始しています。

公式サイトはこちら

 

関連ページ