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デル ALIENWARE 15 (R2) の実機レビュー(2)

更新日:2016年1月2日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって、結果が変わりますのでご注意ください。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

fps制限をせずにFF XIVのベンチマークを実行したときは、他のノートパソコンと同等程度の動作音ですが、エンコード時やfps制限をしてFF XIVを実行したときの動作音は静かでした。ただし、アイドル時でもやや動作音は聞こえます。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

CPU温度は普通です。GPU温度はやや低めです。高性能なGPUを搭載しているにも関わらず、温度は抑えられていると思います。

(初稿では、ALIENWARE 13の画像を掲載しておりました。お詫びして訂正いたします【2016.1.2修正】)


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時にキーボード部分が熱くなり、キーに指を長い時間触れていると、不快感があります。ただし、パームレストは、どの状態でも温度が低いです。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

高性能なCPUとGPUを搭載していることもあり、消費電力はやや高めです。


外観のチェック

外観のチェックです。
カーボンファイバーを多く含む骨格と、アルミニウムで形成されたボディは、高級感があり、肌触りも良く、頑丈です。

 

天板です。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

LEDライトです。

 

正面の吸気口と背面の排気口です。

 

底面です。

 

側面のポートです。USB Type-C/Thunderbolt 3 のポートがあるのが特徴的です。ただし、大きなボディなのに光学ドライブがありませんので、お気を付け下さい。

また、スピーカーが正面に配置されています。キーボードを打ちながら音楽を聴くと、腕でスピーカーが隠れてしまうため、音が変わってしまいます。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

搭載されていたHDDです。

 

搭載されていたメモリです。

 

搭載されていたPCIe SSDです。

 

ACアダプターの画像です。大きめですが薄いです。

ACアダプターの詳細は次の通りです。240W(19.5V、12.3A)の容量です。

まとめ

以上が、ALIENWARE 15のレビューです。

LEDイルミネーションが特徴的なボディで、ALIENWAREシリーズらしいデザインです。Hシリーズ Core i7の高性能CPUや、GeForce GTX 980Mの高性能グラフィックスなどを搭載可能で、処理性能もALIENWAREシリーズの名にふさわしいです。

今回はフルHD IPS 非光沢液晶を選択しましたが、比較的見やすい液晶でした。またキーボードも打ちやすいです。

また、高性能GPUを搭載している割には、ゲーム中のパーツの温度が低めで、騒音値も低く、快適にプレイできました。

デスクトップ用グラフィックカードを外付けできる「Alienware Graphics Amplifier」にも対応しています。据え置き機としてのみ利用するなら素直にデスクトップPCを購入したほうが良いですが、ALIENWARE 15をモバイル用としても利用するなら魅力です。ただし、重量が重いため、モバイル用として使用できる方は限定されています。

大きなボディの割には光学ドライブを搭載していませんので、ご注意ください。

価格が高いため、故障した時のために長期サポートに入っておくと良いと思います。24時間365日電話受付しており、最大5年のサポートに加入できます。

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