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デル ALIENWARE 13 (R2) の実機レビュー(2)

更新日:2015年12月23日
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  目次  

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって、結果が変わりますのでご注意ください。

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

低負荷なときはほぼ無音です。エンコード時やゲームプレイ時も他のノートPCと比べると低めの動作音です。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

13.3型と小型のボディでありながら、2つの冷却ファンを搭載し、さらに低発熱のUシリーズのインテルプロセッサーを搭載しているため、CPU、GPU温度は普通の数値に収まっていました。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時にキーボード部分がやや熱くなります。ただし、パームレストは、どの状態でも温度が低く快適です。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

消費電力の小さいUシリーズのCore i プロセッサーを搭載しているため、ゲーミングノートPCの中では、消費電力はやや低めです。


外観のチェック

外観のチェックです。

一部にカーボンファイバーを用いたボディは、高級感があり、肌触りも良く、頑丈です。

 

天板です。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

底面です。上部に2つの冷却ファンが確認できます。

 

右側面です。USB Type-C/Thunderbolt 3 のポートがあるのが特徴的です。他にもUSB3.0、LANポートがあります。

 

左側面です。USB3.0、マイク、ヘッドホンなどのポートがあります。

 

背面です。「Alienware Graphics Amplifier」を接続するコネクタとHDMIポートがあります。

 

液晶の開く最大の角度です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。

 

256GB PCIe SSDの画像です。

 

ACアダプターの画像です。薄めです。

 

ACアダプターの詳細は次の通りです。130W(19.5V、6.7A)の容量です。

まとめ

以上が、デル ALIENWARE 13のレビューです。

コンパクトで重量も軽いゲーミング・モバイルノートパソコンです。ゲーミングノートPCらしい攻撃的なデザインです。小型でも2つの冷却ファンを備え、冷却性能が高いです。

CPUは、HQシリーズではなく、モバイル用のUシリーズのCore i プロセッサーを搭載しています。そのため、ゲーミングノートパソコンにしては、消費電力が低く、静音性も高いです。

GeForce GTX 960Mの割りにはゲームベンチマークが低めで、1ランク下の性能のGeForce GTX 950Mと同等程度のスコアです。ただ、GTX 950M程度の性能が出る低発熱、低消費電力、低動作音のモバイルパソコンと考えれば、優れた製品だと思います。

「Alienware Graphics Amplifier」の外付けグラフィックスを接続できるのも特徴で、自宅ではデスクトップパソコンに迫るグラフィック性能でゲームをプレイすることが可能です。ただし、こちらも本来のグラフィックカードの性能は出ないですし、大型ファンを搭載したグラフィックカードは「Alienware Graphics Amplifier」に搭載できない場合もありますので、ご注意ください。

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メーカー直販サイト:デル公式サイト