※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
デル Inspiron 3847の実機レビュー

高性能CPUにAdobeソフト付属
Inspiron 3847は、第4世代インテルCore i5またはCore i7を搭載可能なミニタワー型デスクトップPCです。
「Adobe Premiere Elements 12 & Adobe Photoshop Elements 12」が付属しており、他にソフトを購入しなくても、(ダウンロード&インストール後)すぐに動画・画像編集を行うことができます。
また、高性能なCPUを搭載しているため、快適に動画・画像編集可能です。
メーカー直販サイト:デル公式サイト
※レビュー機はメーカーからの借用品です
目次
1 Inspiron 3847 の基本スペック | 2 特徴1 - 高性能CPUに動画・画像編集ソフトも付属 |
3 パフォーマンスのチェック | 4 ゲームベンチマーク |
5 カードリーダー/ライターのチェック | 6 静音性のチェック |
7 パーツの温度のチェック | 8 消費電力のチェック |
9 外観のチェック | 10 ケースの内部とエアフローのチェック |
11 まとめ |
Inspiron 3847の基本スペック
Inspiron 3847の基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。※2014年8月26日時点の情報です。時期が経つと選択できるパーツは異なる可能性があります。詳細はメーカーサイトでお確かめ下さい。
CPU インテル第4世代CPUを搭載可能です。本機はCore i5-4460です。 |
マザーボード インテル H81 チップセットです。 |
グラフィックカード CPU内蔵、GeForce 705、GT 625から選択可能です。本機はGeForce 705です。 |
メモリ 8GB(4GB x 2)です。 |
ハードディスク/SSD 単体HDDを選択可能です。SSDを選択することはできません。 |
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブです。 |
電源 300W電源です。 |
拡張性 PCI Express x16が1スロット、PCI Express x1が2スロットです。 |
特徴1 - 高性能CPUに動画・画像編集ソフトも付属
Inspiron 3847は、高性能なデスクトップ用CPUに、動画・画像編集ソフト「Adobe Premiere Elements 12 & Adobe Photoshop Elements 12」が付属し、動画・画像編集が快適な製品です。
動画編集で行われるレンダリングやエンコードは、CPU負荷がかかるため、出来るだけ高性能なCPUが良いですが、本製品であればデスクトップ用のCore i5やCore i7を選択できるため安心です(ノート用CPUよりデスクトップ用CPUのほうが高性能)。
また、「Elements」の名前がつくAdobe製品は、プロ向けではなく一般向けの製品で、はじめての人でも簡単に動画・画像編集できます(とは言ってもAdobe製品はマニュアルがないと使いこなすのは難しいかも)。
Adobeソフトが付属している割には価格も安いです。デルにはGraphic Proシリーズに分類されるクリエイティブ用のノートPCおよびデスクトップPCがいくつか存在しますが、その中でも本製品は最もコストパフォーマンスの良い製品だと思います。
Adobe Premiere Elements 12 & Adobe Photoshop Elements 12付属
ただし、GeForce 705の専用グラフィックスは無くても良かったのではないかと思います。ハードウェアエンコードをするにしても、GeForce 705を搭載するくらいなら、CPU内蔵のインテルHDグラフィックスで十分です。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPUの処理性能は高いです。
グラフィックスは、専用GPUを搭載していますが、性能はよくありません。映像出力ポートの種類が増えること以外は、メリットはほぼないです。
以下に、Core i5-4460、8GBメモリ、1TB HDD、GeForce 705の構成でのベンチマーク結果を掲載します。
PassMark Performance Test 8.0
3DMark
※ FIRE STRIKE:高性能GPU向け、SKY DIVER:ミドルレンジGPU向け、
CLOUD GATE:一般ノート向け、ICE STORM:タブレットやスマホ等のモバイル向け
PCMark 8(Home accelerated)
実行できず
動画のエンコード時間
Core i5-4460 | |
---|---|
x264でエンコード | 16分01秒 |
GPGPUでエンコード | 9分00秒 |
iPhone 4で視聴可能なMPEG-4 AVC(解像度:1280x720)へ変換
ストレージのベンチマーク
1TB HDD
ゲームベンチマーク
ゲームベンチマークのスコアを下に掲載します。
スコアはかなり低く、ゲームを快適にプレイするのは難しいでしょう。ゲーム向きのグラフィックスではありません。
製品名 | New Inspiron 3847 | |||
基本スペック | Core i5-4460 GeForce 705(1GB) |
|||
![]() |
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 |
![]() |
標準品質 ★ | 1972 (設定変更を推奨) |
最高 | 891 (動作困難) | |||
![]() |
ファンタシースターオンライン2 ver.2 | ![]() |
描画:3 | 598 (設定変更推奨) |
描画:5 | 355 (設定変更推奨) | |||
![]() |
バイオハザード6 | ![]() |
高 | RANK D (826) |
![]() |
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) | ![]() |
― | 1140 |
![]() |
ドラゴンクエストX | ![]() |
標準 | 2722 (やや重い) |
最高 | 1384 (重い) | |||
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」の設定にしています。 ※fpsの掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません ※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。 ※ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア は、約7000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ファンタシースターオンライン2 ver.2は、約2700スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※バイオハザード6は、約9000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ) ※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ) |
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターは遅いです。

使用SDカード:SanDisk Extreme Pro SDHC UHS-Ⅱ(読取り最大280MB/秒、書込み最大250MB/秒)
カードリーダーのベンチマークテスト結果
![]() ![]() |
![]() |
|
![]() |