※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
デル Inspiron 3847の実機レビュー(2)
![]() |
![]() ![]() |
|
![]() |
以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するCPUやGPUなどの種類によって、結果が変わる点はご了承ください。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし騒音値が高いと作業時に不快になります。
デスクトップパソコンの中では、低い動作音です。特に高負荷時の騒音値が低いです。

騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)
左から4番目の図:FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編(標準品質 1920x1080)実行時
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
高負荷時でもCPU温度は低めです。GPU温度は普通です。


消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。オーバークロックはOFFにして計測しています。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。


外観のチェック
外観のチェックです。
非常にシンプルなデザインです。
天面には、くぼみがあり、スマートフォンなどの小物を置けるようになっています。
フロント面のポート類です。USB2.0、マイク、ヘッドフォン、メモリカードスロットがあります。
背面と側面です。 グラフィックカードの端子は、カードによって変わります。
ケースの内部とエアフローのチェック
ケース内部とエアフローです。
排気ファンと電源ファンでエアフローを作る標準的な構造です。
フロントサイドや側面から吸気し、背面から排気します。
メモリは2スロットのみです。
3.5インチシャドウベイは2つです。ハードディスクやSSDを、もう1台追加できます。ただ、このボディの大きさなら3台は搭載できて欲しかったです。
PCI Expressカードスロットは、下図の通りです。空きはPCI Express x1 が2つのみです。ミニタワーデスクトップPCとしてはスロット数が少ないです。
電源は300Wです。
斜めから見たケース内部の画像です。
反対側の斜めから見た画像です。
まとめ
以上が、Inspiron 3847のレビューです。
Adobeの動画・画像ソフトが付属し、動画・画像編集をすぐ始められます。高いCPU性能により作業も快適でしょう。
Adobeソフトが付属している割には価格も安いほうです。デルにはAdobeのソフトを付属したGraphic Pro シリーズのパソコンがいくつかありますが、その中でも、最もコストパフォーマンスが高いでしょう。
ただし、グラフィック性能は良くありません。ゲームをしようとは考えない方が良いです。
また、ミニタワーデスクトップPCの割には、シャドウベイ、PCIスロットの空きが少なく、電源容量も小さめで、拡張性が乏しいです。
Adobeソフトが付属していることを考えると価格は安いほうだと思いますが、Adobeソフトが不要な方には割高です。Adobeソフトが欲しいかどうかが、この製品を購入すべきかどうかの分かれ目になると思います。
![]() |
メーカーサイト:デル公式サイト |