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デル XPS 8700 の実機レビュー(2)
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静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし騒音値が高いと作業時に不快になります。なお、今回はGeForce GTX645を搭載したときの値です。他のGPUの場合、騒音値は変わってきます。
今回の環境では、静かなPCだと思います。特にエンコード時の騒音値が、低負荷時とほとんど変わらず、非常に静かでした。


ゲームベンチマーク実行時の騒音値は次のとおりです。ゲーム中も他のデスクトップパソコンと比較して静かでした。ただし、別のグラフィックカードを搭載した場合、騒音値は上がる可能性があります。

騒音値の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、今回はGeForce GTX645を搭載したときの値です。他のGPUの場合、温度は変わってきます。
他のデスクトップPCと比べて、普通の温度かなと思います。


ゲームベンチマーク実行時のパーツの温度は次のとおりです。それほど高くない温度です。

各パーツの温度計測結果(ゲームベンチマーク実行時)
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。なお、今回はGeForce GTX645を搭載したときの値です。他のGPUの場合、消費電力は変わってきます。


下図は、ゲームベンチマーク実行時の消費電力です。460W電源でも問題ない消費電力です。

消費電力の測定結果(ゲームベンチマーク実行時)
外観をチェック
XPS 8700の外観です。
前面は光沢感ありで、斜めにカッティングされているため、高級感があります。前面にはUSB3.0ポートがあります。なお、天面、背面にもUSBポートがあり、どこからでもUSB機器を接続できるようになっており便利です。
前面の上部にはメモリカードスロットがあります。テーブルの下にPCを設置したとき、カードが挿入しやすい位置にスロットがあります。
下部には大きな給気口があり、空気を十分に取り込むことができます。
天面は小物を置けるスペースがあり、さらにUSB2.0やマイク、ヘッドホン端子があります。スマートフォンなどを充電するときに便利です。
背面と側面です(下図)。
今回、GeForce GTX645のグラフィックカードを搭載していますが、他のカードの場合は映像出力端子が異なりますのでご注意ください。
ケースの内部とエアフローのチェック
XPS 8700のケース内部です。
主に背面の排気ファンと電源ファンでエアフローを作っています。オーソドックスなタイプです。
メモリスロットは4つあります。
本製品は4つのストレージを搭載できますが、下図は1つ目のストレージの搭載位置です。ストレージを横向きにして、横の板に直接ネジ止めします。
2つ目は、下図のようにベイを取り出して装着します。1つ目のストレージの隣に装着することになります。
3つ目は、1つ目と2つ目の上にあるベイに横向きで装着します。
4つ目は、mSATAスロットとなります。
電源は、最大460W(+12Vは385W)となります。
斜めから見た画像です。
反対の斜めから見た画像です(下図)。
まとめ
以上が、XPS 8700のレビューでした。
最新の第4世代インテルCPUのCore i7を搭載可能で、ミドルスペックのグラフィックスも搭載でき、比較的スペックが高めのデスクトップパソコンです。あらゆる用途もこなせるPCでしょう。
デザインも、斜めにカッティングされたフロント面がカッコいいです。今回GeForce GTX645を搭載していますが、高い負荷をかけても、動作音が静かであった点も良かったです。
24時間365日電話受付や、出張修理対応してくれる点も心強く、初心者でも安心して使えると思います。
ただし、BTOパソコンではありますが、構成できる組み合わせが限定されている点が残念です。例えば、8GBにした場合、GTX660のグラフィックスを搭載できません。16GB以上にする必要があります。また、Core i5にした場合、HD7570のグラフィックスしか選択できません。
また、海外から発送されてくるため納期が長いです。
ミドルレンジのデスクトップパソコンであるため、電源容量は460Wとそれほど多くありません。GTX780などの高性能グラフィックスへ換装したい場合は、Alienware Auroraなどの別のゲーム用パソコンが良いでしょう。
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デル公式サイト(デル公式サイト) |