Ryzen 6000 U等搭載のモバイルノート、ASUS Zenbook S 13 OLED / Flip OLEDが発表

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ASUSから、最新のRyzen 6000 Uシリーズ プロセッサーを搭載したZenbook S 13 OLEDと、第12世代Core Uシリーズ プロセッサーを搭載し2 in 1 構造のZenbook S 13 Flip OLEDが発表されました。

どちらも、スペックの高いモバイルノートPCとなっています。 

なお、国内での販売は未定です。

 

製品の特徴

2.8K OLEDディスプレイを搭載

両機種とも、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載している点が、大きな特徴の1つとなっています。

2880×1800の高い解像度に加え、アスペクト比は16:10になっているため、文書ファイルなどが16:9の画面よりも見やすいです。また、DCI-P3 100%クラスの色域で、Delta-E<2となっており、クリエイティブワークにも使える仕様です。

また、Zenbook S 13 Flip OLEDは、タッチパネルとスタイラスペンにも対応しています。Zenbook S 13 OLEDについては、タッチパネルとスタイラスペンに対応したモデルと、対応していないモデルがあります。

 

14.9 mm / 1 kg~1.1kg

モバイルノートは薄さと軽さも重要ですが、本製品は、薄くて比較的軽い仕様になっています。

なお、Zenbook S 13 OLEDのタッチパネルに対応していないモデルは1.0kgとなっており、タッチパネルに対応したZenbook S 13 OLEDとZenbook S 13 Flip OLEDは、1.1kgとなっています。

 

最新のRyzen 6000シリーズ/第12世代Core (U)を搭載

Zenbook S 13 OLEDのプロセッサーは、最新のAMD Ryzen 6000 Uシリーズとなっています。まだ使ったことはありませんが、高性能かつ省電力のプロセッサーで期待度は高いです。

Zenbook S 13 Flip OLEDのプロセッサーについては、インテル 第12世代Coreプロセッサーとなっています。EコアおよびPコアを搭載し、高い性能です。インテルCPUについての詳細は以下のリンク先をご覧ください。

 

67Whの大容量バッテリーを搭載

通常のモバイルノートPCは、50Wh前後のバッテリーを搭載しているケースが多いですが、本製品は67Whものバッテリーを搭載しています。他の機種よりも長めのバッテリー駆動時間が期待できます。

 

打ちやすそうなキーボード

キーボードは、19.05mmのキーピッチで、キートラベルは1.4mmとなっており、ゆとりのあるキー配置です。0.2mmの深さでキートップは湾曲しており、指先の形に合うように設計されています。

タッチパッドはNumberPad 2.0に対応しており、下図のようにテンキーとしても使えます。

また、ラップトップの表面は、バクテリアの繁殖を防ぐ表面処理が施されており、いつでも清潔に使うことが可能です。

 

インターフェース

インターフェースは、やや構成が異なります。

Zenbook S 13 OLEDは、USB-Cが3つとオーディオ端子が1つであるのに対し、Zenbook S 13 Flip OLEDは、Thunderbolt4が3つ、microSDカードスロットが1つ、オーディオ端子が1つという構成です。

Zenbook S 13 Flip OLEDのほうがポート構成は上です。 

Zenbook S 13 OLED
Zenbook S 13 Flip OLED

 

各機種の仕様

最後に、今回紹介している2機種のスペックを下表に掲載します。

Zenbook Sシリーズのスペック
  Zenbook S 13 OLED(UM5302) Zenbook S 13 Flip OLED(UP5302)
CPU Ryzen 5 6600U
Ryzen 7 6800U
Core i5-1240P
Core i7-1260P
メモリ 8GB / 16GB
LPDDR5
ストレージ PCIe Gen4 SSD
PCIe Gen 4 Performance SSD
PCIe Gen 4 Performance SSD
液晶サイズ 13.3型 2.8K (16:10)
液晶種類 2.8K OLED DCI-P3 100%
タッチ&ペン 非対応 / 対応 対応
質量 1.0kg / 1.1kg 1.1kg
バッテリー駆動時間 67Wh

 

メーカー公式サイト

メーカー公式サイト(海外)は以下をご覧ください。

 

 

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