行動によるセキュリティ対策
最低限、これだけは気をつけよう!
万全なセキュリティ対策というのは存在しません。 セキュリティソフトをインストールして、Microsoft Updateをしても、完璧にウイルスを防げるようにはなりません。 自分自身でウイルス感染や詐欺に合わない行動をとることが大切です。
次に、行動によるセキュリティ対策について説明します。
怪しいメールは開かない
悪意あるソフトはメールで送られてくる場合が多いです。 悪意あるWebサイトへ誘導するときもメールが多いです。そのため、見慣れない差出人や、怪しい件名のメールは絶対に開かないようにして下さい。
またOutlookなどは、プレビューしただけでウイルス感染する場合があるので、メールのプレビューはやめましょう。
怪しいWebサイトは見ない
ネットサーフィンをして、怪しWebサイトへのリンクがあっても、見にいかないようにしましょう。
セキュリティソフトがインストールされていても、IEの脆弱性などをついて、見ただけでウイルス感染するWebサイトもあります。注意しましょう。
Winnyは使用しない
Winnyで情報流出してしまった場合、二度とファイルを回収できないと思ってください。 そのくらいWinnyによる情報流出は深刻です。 下記のサイトをご覧ください。 Winnyによってこれだけの情報流出事件があります。
会社のデータは自宅に持って帰らない
会社のデータはできるだけ、家に持って帰らないようにします。 万が一、Winnyなどで流出したり、空き巣に入られてパソコンごと盗まれたりしたら、それなりの責任をとらなくてはなりません。 どうしても持って帰らなくてはならないのなら、暗号化されたフォルダに保存するようにします。 ウイルスバスターのようなセキュリティソフトには、「リモートファイルロック」という機能がり、ここの保存したファイルは暗号化され、パスワードを入力しないと見れないようになります。
ブラウザのオートコンプリート機能は
Internet Explorerなどのオートコンプリート機能はできるだけ使わないようにします。 オートコンプリート機能を使うとレジストリにパスワード等が保存されています。 万が一、侵入されたとき、このレジストリを見られないようにオートコンプリート機能はできるだけ使わないようにします。
どうしても使いたい場合は、ノートンインターネットセキュリティなどのIDセーフという機能を使うと良いです。 これは、パスワードなどのデータを別の場所へ保存し暗号化しておくことができます。 万が一侵入されても、パスワード等が流出する心配が減ります。
USBメモリは、Shiftキーを押しながら接続する
USBメモリをパソコンに接続するときは、Shiftキーを押しながら接続します。 これはUSBメモリがウイルス感染した場合に、ウイルスが自動実行されるのを防ぐためです。 接続した後は、ファイルをコピーする前にウイルスチェックをします。
以上に、基本的なことを書かせていただきましたが、常にウイルス感染するかもしれないという危機感を持って行動してもらえればと思います。