セキュリティソフトのWebサイトの安全評価の比較

更新日:2016年5月23日

Webサイトの安全評価とは?

Webサイトの安全評価とは、見ようとしているWebサイトが、安全かどうかを表示してくれる機能です。不正なプログラム等が含まれたWebサイトを見ようとすると、警告画面が表示されます。大抵のソフトは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索されたURLも評価してくれます。検索されたURLをクリックする前に、安全なサイトかどうかを確認することができます。

ただし、Webサイトの安全評価機能も100%の精度ではありませんので過信は禁物です。なるべく怪しいサイトは見ないように心がけましょう。

セキュリティソフトのWebサイトの安全評価の比較

ノートン セキュリティ


ブラウザの検索結果の安全評価

右の図は、検索エンジンの検索結果について、NortonがWebサイトの安全性を表示している画面です。

検索されたURLの横に安全かどうかマークがつきます。

Nortonではこの機能を、「セーフウェブ」と呼んでいます。

対応しているブラウザは、Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safari、Operaです。

対応している検索サイトは、Yahoo!、Google、MSN(bing)です。

2012年版から、ベリサイントラストシールも表示されるようになりました。

ウイルスバスター クラウド 10


ブラウザの検索結果の安全評価


twitterのツイート内のURL安全評価

右の図は、Googleの検索結果について、ウイルスバスターがWebサイトの安全性を表示している画面です。

ウイルスバスターではこの機能を、「Trend プロテクト」と呼んでいます。

対応しているブラウザは、Internet Explorer、Firefox、Google Chromeです。

対応している検索サイトは、Yahoo!、Google、Bing、Biglobe、OCN、Infoseek、Gooです。

また、Webブラウザだけでなく、インスタントメッセンジャーにも対応しています。対応しているメッセンジャーは、Yahoo!メッセンジャー、AOL Instant Messenger(AOLは英語版のみ)です。

さらに、WebメールのURLの評価にも対応しています。対応しているWebメールは、Yahooメール、Gmail、Hotmailです。

ソーシャルネットワークサービス(mixi、Twitter、Facebook、Google+、Linked in、Weibo、Pinterest、My Space)内のURLの安全評価にも対応しています。

さらに、一般のWebサイトのリンクにマウスカーソルをあてるだけでURLの安全性を確認できるURLマニュアルスキャンにも対応しています。

実際に使ってみて、対応ソフト・サービスが最も多く、精度も高いと感じたのはウイルスバスターでした。

カスペルスキー セキュリティ


ブラウザの検索結果の安全評価

右の図は、Yahoo!の検索結果について、カスペルスキーがWebサイトの安全性を表示している画面です。

カスペルスキーでは、この機能を「危険サイト診断」と呼んでいます。

対応しているブラウザは、Internet Explorer、Firefox、Chromeです。

マカフィー リブセーフ


ブラウザの検索結果の安全評価

セキュリティソフトの中で、Webサイトの安全評価機能を最初に取り入れたのはマカフィーです。

マカフィーではこの機能を「ウェブアドバイザー」と呼んでいます。なお、以前はサイトアドバイザーという名称でした。

動作環境については、こちらをご覧ください。



Facebook内のURL安全評価

また、Facebook、Linkedln、Google+内で表示されるURLについても、リンク先の安全性を表示してくれます。

アバスト インターネットセキュリティ


ブラウザの検索結果の安全評価

右の図が、Webサイトの安全評価の画面です。

対応しているブラウザは書かれていませんでしたが、試したところ、Microsoft Edgeでは動作しませんでした。Firefox、Chromeでは動作しました。

検索エンジンは、Google、Bingでは動作しましたが、Yahooでは動作しませんでした。

F-Secure SAFE


ブラウザの検索結果の安全評価

右の図が、Webサイトの安全評価の画面です。

対応しているブラウザは書かれていませんでしたが、試したところ、Microsoft Edgeでは動作しませんでした。Firefox、Chromeでは動作しました。

対応している検索エンジンは、Google、Yahoo、Bingです。

ZERO スーパーセキュリティ



ZERO スーパーセキュリティでは、Webサイトの安全評価機能を「サーチアドバイザ」と呼んでいます。

対応しているブラウザは、Internet Explorer、Firefoxです。メーカーHPにChromeの記載はありませんでしたが、試したところ対応していました。

対応している検索エンジンは、明記されていないため試したところ、Google、Bing、Yahooには対応していました。

ZERO ウイルスセキュリティ



2013年8月に、Googleなどの検索結果にベリサインシールを表示する機能がなくなり、その代わりに、Webサイトの安全性を表示する機能が追加されました。

ESET セキュリティソフト

機能なし

G DATA インターネットセキュリティ

機能なし


関連リンク