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セルフ交換バッテリーを採用した16型ホームノートPC、dynabook T・Cシリーズを発表

dynabookから、セルフ交換バッテリーを採用した16型ホームノートPC、dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズの計6機種11モデルが発表されました。2025年4月14日から順次発売予定です。
dynabook Tシリーズ:光学ドライブを備えた、オールインワンノートPC。
dynabook Cシリーズ:扱いやすい、宅内向けのスタンダードノートPC。
ここでは、dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズの特徴と、それぞれのDynabook Direct Webモデルについて簡単に紹介します。
[公式サイト] dynabook Tシリーズ [公式サイト] dynabook Cシリーズ
製品の特徴
セルフ交換バッテリーを採用した16型ホームノートPC
dynabookより、新デザインのホームノートPCとして、dynabook Tシリーズと、dynabook Cシリーズが発表されました。まず、両シリーズで共通の特徴について、以下に紹介します。
16型ディスプレイ
dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズは、共に16型のWUXGA(1920x1200ドット)液晶を搭載しています。dynabookシリーズの既存のホームノートPCでは、15.6型液晶を搭載していましたが、縦方向に表示面積が少し広がりました。1画面に表示することができる情報量が少し増えたため、ウェブブラウザや、Word、Excelなどを使った作業がしやすくなっています。

セルフ交換バッテリー
最近のノートPCには、バッテリー内蔵の機種が多く、数年使用してバッテリーがへたってしまうと、メーカーに修理に出して交換する必要がありました。修理に出している間、パソコンを使うことができませんし、交換費用も高くかかる場合が多いです。
しかし、dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズでは、セルフ交換バッテリーを採用しています。ドライバーなどの工具も必要なく、サイドボタンのロックを外すだけで、簡単にバッテリーを取り外し、交換することができます。そのため、バッテリーがへたってしまっても、自分でバッテリーを交換して、長く使うことができます。

キーストロークが深めのキーボード
dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズは、入力のしやすさにこだわったキーボードを搭載しています。
キーピッチ:約19mm、キーストローク:約2.0mmのキーボードです。最近のノートPCは、キーストロークが約1.5mm前後ぐらいのものが多いですが、dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズは、キーストロークが深めのキーボードなので、しっかりとした打鍵感を感じることができそうです。また、標準的な配列のテンキーも付いているので、数字の入力もしやすいです。
あえて言うならば、「半角/全角」キーのサイズが小さいので、日本語入力の切り替えの時に押し間違えないかが少し気になります。

以下に、dynabook Tシリーズ、dynabook Cシリーズのそれぞれの特徴を紹介します。
dynabook Tシリーズ(T9・T7・T6・T5)
dynabook Tシリーズは、色々揃ったオールインワンノートPCです。






上位モデルから順に、T9、T7、T6、T5の4モデルがあり、モデルによって選択できるボディカラーも異なります。
簡単な仕様は、下表の通りです。
T5/Y | T6/Y | T7/Y | T9/Y | |
CPU | Core i3-1305U | Core i7-1355U | Core i7-1360P | |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
32GB (16GB x2) |
||
SSD | 256GB | 512GB | 1TB | |
ディスプレイ | 16.0インチ 16:10 WUXGA (1920x1200) 高輝度・広視野角・非光沢 |
|||
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | ブルーレイ | ||
質量 | 約1.99kg | 約2.03kg | ||
バッテリー | [セルフ交換バッテリー] 動画再生時:約5時間 |
|||
サイズ | 約360.0 x 251.5 x 23.7~25.7 mm | |||
ボディカラー | アッシュブルー | アッシュブルー アッシュゴールド |
アッシュブルー アッシュゴールド アッシュシルバー |
アッシュブルー |
Officeソフト | Microsoft 365 Basic + Office H&B 2024 | |||
保証 | 1年 | 2年 |
第13世代Core搭載
dynabook Tシリーズの搭載するCPUは、インテルの第13世代Coreプロセッサーです。
最新のCore Ultraシリーズではありませんが、ウェブ閲覧、動画視聴、Officeソフトでの作業など、一般的な用途には十分な性能です。
仕事に使用する方など、少し負荷の高い作業にも対応できる機種が良ければ、Core i7-1360Pを搭載する、dynabook T9か、dynabook T7がおすすめです。一般ユーザーであれば、dynabook T6でも十分でしょう。
光学ドライブ搭載
dynabook Tシリーズは、光学ドライブを搭載しています。
ブルーレイやDVDで映画を見たり、写真や動画などを保存しておくことなどもできます。

ポート類が充実
dynabook Tシリーズは、オールインワンノートPCというだけあって、ポート類が充実しています。
下図のように、USB3.2 Gen1 Type-A x3、Thunderbolt 4ポート(USB4 Type-C)、HDMI、LANポート、SDカードリーダーを備えています。周辺機器との接続においても、困ることはほとんどないでしょう。

Dynabook DirectのWebモデルもある
dynabook Tシリーズに対応する、Dynabook DirectのWebモデルとして、dynabook AZ/LYと、dynabook AZ/MYがあります。


dynabook AZ/LYと、dynabook AZ/MYの簡単な仕様は、下表の通りです。
カタログモデルのdynabook Tシリーズにはない構成を選ぶことができます。Core i7-1360Pを搭載する機種はありませんが、一般用途には十分の性能を備えた、Core i5-1334U搭載モデルを選ぶことができます。また、「Officeソフトなし」を選択することで、その分安く購入することができるのもメリットとなっています。
dynabook AZ/LYであれば、11万円台(税込)~購入することができます。
dynabook AZ/LY | dynabook AZ/MY | |
OS | Windows 11 Home Windows 11 Pro |
Windows 11 Home |
CPU | Core i5-1334U | Core i7-1355U |
メモリ | 16GB (8GB x2) | 16GB (8GB x2) 32GB (16GB x2) |
SSD | 256GB / 512GB | 512GB |
ディスプレイ | 16.0インチ 16:10 WUXGA (1920x1200) 高輝度・広視野角・非光沢 |
|
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | ブルーレイ |
質量 | 約1.99kg | |
バッテリー | [セルフ交換バッテリー] 動画再生時:約5時間 |
|
サイズ | 約360.0 x 251.5 x 23.7~25.7 mm | |
ボディカラー | アッシュブルー | アッシュゴールド |
Officeソフト | Microsoft 365 Basic + Office H&B 2024 / なし | |
価格[税込] ※ | 11万円台~ | 15万円台~ |
[公式サイト] dynabook AZシリーズはこちら
dynabook Cシリーズ(C7・C6)
dynabook Cシリーズは、スタンダードノートPCです。下図のような3つのボディカラーが用意されています。






dynabook C7と、dynabook C6の2つのモデルがあり、簡単な仕様は、下表のようになっています。
C6/Y | C7/Y | |
CPU | Core i5-1334U | Core i7-1355U |
メモリ | 16GB (8GB x2) |
|
SSD | 256GB | 512GB |
ディスプレイ | 16.0インチ 16:10 WUXGA (1920x1200) 高輝度・広視野角・非光沢 |
|
質量 | 約1.85kg | |
バッテリー | [セルフ交換バッテリー] 動画再生時:約5時間 |
|
サイズ | 約360.0 x 251.5 x 19.9~21.9 mm | |
Officeソフト | Microsoft 365 Basic + Office H&B 2024 | |
ボディカラー | アッシュブルー | アッシュブルー アッシュゴールド アッシュシルバー |
宅内での移動や収納がしやすい
dynabook Cシリーズは、光学ドライブを省いている分、dynabook Tシリーズよりも軽くてスリムなボディとなっています。
使うときだけ取り出したり、宅内で移動して作業するといった使い方がしやすいです。
CPUは第13世代Core (U)
dynabook Cシリーズは、インテルの第13世代Core (U)プロセッサーを搭載しています。
PBP(プロセッサーベース電力):15Wクラスの省電力タイプのCPUなので、それほど処理性能が高いわけではありませんが、一般的なホームノートPCとしては不足のない性能を備えています。
長く、快適に使用したい場合は、Core i7-1355Uを搭載するdynabook C7を選んでおくといいでしょう。
ポート類にも不足なし
dynabook Cシリーズは、光学ドライブこそ搭載していないものの、その他のポート類はdynabook Tシリーズと同様に揃っています。
下図のように、USB3.2 Gen1 Type-A x3、Thunderbolt 4ポート(USB4 Type-C)、HDMI、LANポート、SDカードリーダーを備えており、周辺機器との接続において不足を感じることはほとんどないでしょう。

Dynabook DirectのWebモデルもある
dynabook Cシリーズに対応する、Dynabook DirectのWebモデルとして、dynabook PZ/MYと、dynabook CZ/MYがあります。


dynabook PZ/MYと、dynabook CZ/MYの簡単な仕様は、下表の通りです。
カタログモデルのdynabook Cシリーズにはない構成を選ぶことができます。また、「Officeソフトなし」を選択することができ、その分安く購入することができます。
ビジネスノートPCっぽい外見にはなりますが、dynabook PZ/MYであれば、11万円台(税込)~と価格が安いのも魅力的です。
dynabook PZ/MY | dynabook CZ/MY | |
OS | Windows 11 Home Windows 11 Pro |
Windows 11 Home |
CPU | Core i5-1334U Core i7-1355U |
Core i7-1355U |
メモリ | 16GB (8GB x2) | 16GB (8GB x2) 32GB (16GB x2) |
SSD | 256GB / 512GB | 512GB |
ディスプレイ | 16.0インチ 16:10 WUXGA (1920x1200) 高輝度・広視野角・非光沢 |
|
質量 | 約1.85kg | |
バッテリー | [セルフ交換バッテリー] 動画再生時:約5時間 |
|
サイズ | 約360.0 x 251.5 x 23.7~25.7 mm | |
ボディカラー | ブラック | アッシュシルバー |
Officeソフト | Microsoft 365 Basic + Office H&B 2024 / なし | |
価格[税込] ※ | 11万円台~ | 14万円台~ |
[公式サイト] dynabook PZ/MYはこちら [公式サイト] dynabook CZ/MYはこちら

パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートの仕事に従事。2018年頃からthe比較の記事執筆に参加。

the比較運営者。以前は、システムインテグレーターの企業にて、PCサーバーの設計・構築を担当。毎年約150台のパソコンの実機をレビュー。
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