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dynabook、インテル「Core Ultra 7」搭載の14型モバイルノートPC dynabook R9を発表
CPU | Core Ultra 7 155H |
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メモリ | 32GB |
ストレージ | 512GB SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約1.05kg |
バッテリー [JEITA3.0] |
約11時間 (動画再生) 約27時間 (アイドル時) |
バッテリー [JEITA2.0] |
約32時間 |
予想価格[税込] | 29万円台半ば |
dynabookから、dynabook R9の最新モデルが発表されました。
最新の「Core Ultra 7 155H」を搭載することで、処理性能、バッテリー駆動時間、AI性能、グラフィック性能の向上が期待されます。
モバイルノートPCとしては大きめの14型でありながら、約1.05kgと軽く、バッテリー駆動時間も長いです。LTE/5Gには対応していませんが、それ以外はモバイルノートPCとしての完成度が高い機種です。
2024年4月下旬に発売予定となっています。
製品の特徴
最新の「Core Ultra 7 155H」搭載
dynabook R9は、14.0型で、約1.05kgと軽い、モバイルノートPCです。
従来モデルからの主要な変化は、CPUに最新の「Core Ultra 7 155H」を搭載するようにとなったことです。「Core Ultra 7 155H」を搭載するメリットは以下の通りです。
バッテリー駆動時間が長い
「Core Ultra 7 155H」は、LP E-core(低消費電力版E-core)を搭載することで、低負荷時のバッテリー駆動時間が長くなりました。仕様値を確認すると、旧モデルのdynabook R9はバッテリー駆動時間:約24.0時間(JEITA2.0)でしたが、dynabook R9の最新モデルでは、バッテリー駆動時間:約32.0時間(JEITA2.0)となっています。実際の使用では仕様値よりもバッテリー駆動時間が短くなるとはいえ、普通の使い方であれば、バッテリー残量を気にせずに一日中バッテリー駆動で使用することができそうです。
AI機能が向上
「Core Ultra 7 155H」は、CPU、GPUに加えて、NPU(AI専用エンジン)を搭載しています。そのため、処理性能の向上だけでなく、生成AIを活用した作業など、AI処理に関する性能も高めです。
これから、アプリ側がAI機能に一層対応していくことで、NPU搭載のメリットを感じる機会が増えるかもしれません。
CPU内蔵グラフィックスの性能が向上
dynabook R9では、「Core Ultra 7 155H」のCPU内蔵グラフィックスが、「インテル Arc グラフィックス」として動作します。従来モデルより、グラフィックス性能の大幅な向上が期待できます。画像や、FHD動画の編集など、クリエイティブな作業にも使いやすくなっていると思います。
約1.05kgと軽く、堅牢性の高いボディ
dynabook R9は、モバイルノートPCとしては大きめの14.0型サイズでありながら、約1.05kgと軽いです。また、ボディにはマグネシウム合金素材を使用しており、アメリカ国防総省のMIL規格をクリアする高い堅牢性を備えています。
日常的に持ち出して使用するといった方に適しています。
画面比16:10の14型液晶で作業がしやすい
dynabook R9は、解像度1920x1200の14型液晶を搭載しています。最近流行りの画面比16:10の液晶で、移動先でも作業がしやすいです。
下図のように、ディスプレイ面は約180度開き、フラットになります。対面する相手に画面を見せる時や、机以外の場所に置いて作業をするような場面でも使いやすいです。
キーボードの紹介
dynabook R9の搭載するキーボードは、下図の通りです。
キーピッチ:約19mm、キーストローク:約1.5mmと、標準的なサイズのキーボードですが、「半角/全角」キーなど、一部サイズがやや小さめのキーがあります。
バックライトも付いています。
dynabook R9の最新モデルで変化した部分としては、「右Ctrl」キーが「Copilot」キーに置き換えられています。「Copilot in Windows」をワンタッチで呼び出すことができ、生成AI機能を活用しやすくなっています。
充実したインターフェイス
dynabook R9のインターフェイスは、下図の通りです。
USB3.2 Gen1 Type-A x2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)x2、HDMI、LAN、microSDカードリーダーを備えており、数も種類も充実しています。
ビジネスパーソンの外回りや出張、大学生が大学に持参するためのノートPCとして使う場合でも、不足を感じることはほとんどないでしょう。
その他、2way 4speakerを搭載しており、サウンドにも期待ができそうです。また、指紋センサーも搭載しています。
購入先
今回発表された、dynabook R9は、2024年4月下旬に発売予定となっています。dynabook R9の詳細についてはdynabook公式サイトで確認することができます。
dynabook公式サイトはこちら
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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