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dynabook、インテル第13世代Coreを搭載した15.6型ホームノートPC 7機種9モデルを発表
dynabookから、最新のインテル第13世代Coreを搭載した15.6型ホームノートPC 7機種9モデルが発表されました。
dynabook Tシリーズと、dynabook Cシリーズの2シリーズですが、主要な特徴で分けると、以下の3タイプの製品となります。
■dynabook T9・T7:第13世代Core i7-1360Pを搭載し、同シリーズの中では処理性能が高い。ブルーレイドライブと、充実したインターフェイスを備え、メモリやストレージの容量にも余裕がある、オールインワンノートPCのプレミアムモデル。
■dynabook T6・T5:第13世代Core (U)、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、ポート類も充実。dynabook T9・T7より少し抑えたオールインワンノートPCのスタンダードモデル。
■dynabook C7・C6・C5:第13世代Core (U)を搭載。光学ドライブがない分、軽くてスリムなボディで、扱いやすい。ファミリーユースにも適したスタンダードノートPC。
ここでは、各製品の特徴を簡単にご紹介します。
公式サイトはこちら
製品の特徴
dynabook T9・T7
dynabook T9・T7は、15.6型オールインワンノートPCのプレミアムモデルです。
ブルーレイドライブに加えて、下図のように、USB3.2 Gen1 Type-A x3、USB3.2 Gen2 Type-C、HDMI、SDカードリーダー、LANポートを備えており、インターフェイスが揃っています。
このようなオールインワン構成ですが、質量は約1.98kgと2kgを切っており、取り扱いもしやすいです。
dynabook T9・T7の主な仕様は下表のとおりです。
CPUに、最新のインテル第13世代Core i7-1360Pを搭載しています。「ダブルファン冷却システム」や、dynabookが長い年月をかけて培ってきた「エンパワーテクノロジー」により、28WクラスのCPUのパフォーマンスをしっかり発揮し、持続することができます。
メモリやストレージの容量にもゆとりがあります。また、dynabook T9・T7には、2年のメーカー保証が付いています。
dynabook T9/W |
dynabook T7/W | |
CPU | Core i7-1360P | |
メモリ | 32GB (16GB x2) | 16GB (8GB x2) |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe Gen4) | 512GB SSD |
光学ドライブ | ブルーレイ | |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD 高輝度・高色純度・広視野角 非光沢 |
|
Webカメラ | 約200万画素 顔認証対応 |
約92万画素 シャッター付き |
質量 | 約1.98kg | |
バッテリー | 約11時間 | |
メーカー保証 | 2年 | |
市場予想価格[税込] | 28万円台半ば | 24万円台前半 |
なお、ボディカラーに関して、dynabook T9は「プレシャスブルー」のみですが、dynabook T7には、「プレシャスブルー」と、「サテンゴールド」の2色があります。
dynabook T6・T5
dynabook T6・T5は、15.6型「オールインワンノートPC」のスタンダードモデルです。
ボディのサイズ、質量、デザインなどは、基本的にプレミアムモデルのdynabook T9・T7と同じで、性能や機能が少し抑えられたモデルとなります。
光学ドライブにはDVDスーパーマルチドライブを搭載しています。ポート類は下の画像のとおりで、USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB3.2 Gen2 Type-C、HDMI、LANポートを備えています。SDカードリーダーは省かれています。
dynabook T6・T5の主な仕様は下表のとおりです。
CPUには、15Wクラスの第13世代Core (U)を搭載します。28WクラスのCPUを搭載する上位モデルの処理性能には及びませんが、一般的な用途においては快適に動作すると思います。
また、液晶の質も抑えられています。特に、dynabook T5/Wは、解像度が低めのHD液晶で、広視野角でもないようです。画面の見やすさなどを考えると、できれば広視野角のFHD液晶を搭載するdynabook T6/Wの方がおすすめです。
なお、ボディカラーは、「サテンゴールド」の1色です。
dynabook T6/W |
dynabook T5/W | |
CPU | Core i7-1355U | Core i3-1305U |
メモリ | 16GB (8GB x2) | 8GB (8GB x1) |
ストレージ | 256GB PCIe SSD | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD 広視野角 非光沢 |
15.6インチ HD 非光沢 |
質量 | 約1.98kg | |
バッテリー | 約9.5時間 | |
メーカー保証 | 1年 | |
市場予想価格[税込] | 21万円台半ば | 16万円台前後 |
dynabook C7・C6・C5
dynabook C7・C6・C5は、15.6型の「スタンダードノートPC」です。
dynabook C7・C6・C5は、下図のようなポート類を備えています。USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB3.2 Gen2 Type-C、HDMI、LANポートという、ホームノートPCとしては不足のない構成です。
光学ドライブを搭載しない分、約1.77kg・約19.9mmとdynabook Tシリーズよりも軽く、スリムなボディなので、宅内での移動や収納がしやすいです。
dynabook C7・C6・C5の仕様は下表のとおりです。
CPUには、第13世代CoreのUシリーズプロセッサーを搭載します。dynabook T6・T5が搭載するのと同じ、15WクラスのCPUです。
趣味で写真や動画の簡単な編集などもしたい方は、dynabook C7がおすすめです。デュアルチャネルの16GBメモリを搭載し、dynabook Cシリーズの中では、グラフィックス性能が高いです。
ウェブ閲覧、メール、動画視聴などの一般的な用途に使うのであれば、dynabook C6でも快適に動作すると思います。
dynabook C5のみ、HD液晶を搭載しています。解像度が低く、画面の見やすさという点では、dynabook C7・C6の搭載する液晶に劣ります。1回の使用時間が短く、安く購入できる機種が欲しい方などに適しています。
dynabook C7/W |
dynabook C6/W | dynabook C5/W | |
CPU | Core i7-1355U | Core i5-1334U | Core i3-1305U |
メモリ | 16GB (8GB x2) | 8GB (8GB x1) | |
ストレージ | 512GB SSD | 256GB SSD | |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD 広視野角 非光沢 |
15.6インチ HD 非光沢 |
|
Webカメラ | 約92万画素 シャッター付き |
約92万画素 | |
質量 | 約1.77kg | ||
バッテリー | 約9.5時間 | ||
メーカー保証 | 1年 | ||
市場予想価格[税込] | 21万円台半ば | 18万円台半ば | 14万円台半ば |
なお、モデルによってボディカラーが異なります。
dynabook C7は、「プレシャスブルー」と、「サテンゴールド」の2色です。
dynabook C6は「サテンゴールド」、dynabook C5は「プレシャスシルバー」となっています。
購入先
今回発表された、dynabook T9・T7、dynabook T6・T5、dynabook C7・C6・C5は、下記のdynabook公式サイトで詳細を確認することができます。なお、これらの機種は、6月16日から順次発売予定となっています。
dynabook公式サイトはこちら
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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