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dynabook、1kgを切る14型 / 13.3型の軽量モバイルノートPC 2モデルを発表

dynabookから、個人向けモバイルノートPCの新商品が発表されました。
dynabook R7/Wと、dynabook GS5/Wの2モデルです。
■dynabook R7/W:14型で約940gと軽い、プレミアムモバイルノートPCです。CPUには第13世代Core i5-1340Pを搭載しており、既存のdynabook R9/W・dynabook R8/Wの下位モデルとなります。
■dynabook GS5/W:13.3型、約956gと、コンパクトで軽い、スタンダードモバイルノートPCです。第13世代Core i5-1334Uを搭載し、既存のdynabook GS5/Vに置き換わる新モデルです。
ここでは、各製品の特徴を簡単にご紹介します。
公式サイトはこちら
製品の特徴
dynabook R7/W
dynabook R7/Wは、14.0型のモバイルノートPCです。プレミアムモバイルノートPCである、dynabook Rシリーズに新しく追加された機種となります。
最大の特徴は、作業がしやすい14型ノートPCでありながら、約940gと非常に軽いことです。軽いだけでなく、マグネシウム合金ボディなので、堅牢性も高く、持ち運びがしやすいです。


dynabook R7/Wの仕様
dynabook R7/Wの仕様は、下表の通りです。参考までに、dynabook Rシリーズの既存機種である、dynabook R9/W、dynabook R8/Wと比較しています。
dynabook R7/Wは、第13世代Core i5-1340Pを搭載した、下位モデルとなります。
下位モデルとは言っても、dynabook独自の「エンパワー・テクノロジー」で、第13世代Core i5-1340Pのパフォーマンスを引き出しており、モバイルノートPCで行う作業であれば、処理性能はこれで十分というユーザーも多いと思います。CPUや、ストレージ容量を上位モデルよりも少し抑えることで、価格が下がり、入手しやすくなるはずです。
[新商品] dynabook R7 |
[既存製品] dynabook R8 |
[既存製品] dynabook R9 |
|
CPU | Core i5-1340P | Core i7-1360P | |
メモリ | 16GB | 32GB | |
ストレージ | 256GB SSD | 512GB SSD | |
液晶サイズ | 14.0型 | ||
液晶種類 | 1920x1200 高輝度・高色純度・広視野角 非光沢 |
||
キーボード バックライト |
なし | あり | |
スピーカー | ステレオ | 2way 4speakers | |
質量 | 約940g | 約1.05kg | |
バッテリー | バッテリーS 約20.5時間 |
バッテリーL 約24時間 |
|
店頭予想価格 [税込] |
23万円前後 | ー | ー |
画面比16:10の14型液晶
dynabook R7/Wは、最近のトレンドとなっている、画面比16:10、解像度1920x1200の14型液晶を搭載しています。液晶は、上位モデルと同等のようです。
モバイルノートPCとしては少し大きめですし、一般的なFHD液晶(解像度1920x1080)よりも、縦方向に少し長いです。1画面に表示できる情報量が少し増えるので、ブラウザやOfficeソフトでの作業がしやすいです。外出先でも、快適な環境で作業を行うことができます。

ディスプレイは、下図のように大きく開き、フラットになります。ビジネスシーンなどで商談相手に画面を見せる、といった使い方もしやすいです。

インターフェイス構成
dynabook R7/Wのインターフェイス構成は、下図のとおりで、上位モデルと同じ構成です。
USB3.2 Gen1 Type-A x2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)x2、HDMI、LAN、micorSDカードリーダーを備えています。インターフェイスの数・種類ともに充実しています。

dynabook GS5/W
dynabook GS5/Wは、13.3型のモバイルノートPCです。dynabookのモバイルノートPCの中では、スタンダードモバイルノートPCに位置しています。プレミアムモバイルノートPCのdynabook Rシリーズよりも全体的にやや抑えた構成で、価格も安くなります。
モバイルノートPCとしてはスタンダードな13.3型で、約956gと軽いです。コンパクトで、軽いボディなので、日常的に持ち運びたい方や、大学生が大学に持参するためのノートPCとしても使いやすいです。


dynabook GS5/Wの仕様
dynabook GS5/Wの仕様は、下表の通りです。
dynabook GS5シリーズの最新モデルとなります。参考までに、旧モデルであるdynabook GS5/Vと比較しています。
旧モデルから変化した主要な部分はCPUで、第13世代Core i5-1334Uを搭載しています。
旧モデルでは、28WクラスのCore i5-1240Pを搭載していましたが、新モデルでは、15WクラスのCore i5-1334Uとなりました。コンパクトボディのモバイルノートPCなので、15WクラスのUシリーズCore搭載になったことは、理にかなっていると思います。新旧モデルで、実際のパフォーマンスにどれくらいの差があるのかが気になるところです。
なお、メモリは8GBで、交換・増設不可となっています。一般的な作業であれば問題ないですが、最近はモバイルノートPCでも16GBメモリを搭載した機種が増えていることを考えると、やや心許ないです。複数アプリを立ち上げて、切り替えながら作業を行う方などは注意してください。
[新商品] dynabook GS5/W |
[旧モデル] dynabook GS5/V |
|
CPU | Core i5-1334U | Core i5-1240P |
メモリ | 8GB | |
ストレージ | 256GB SSD | |
液晶サイズ | 13.3型 | |
液晶種類 | 1920x1080 広視野角 非光沢 |
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質量 | 約956g | |
バッテリー | バッテリーL 約14.0時間 |
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店頭予想価格[税込] | 20万円台半ば | ー |
180度開くディスプレイ
dynabook GS5/Wは、一般的な画面比16:9のFHD液晶を搭載しています。
下図のように180度開き、フラットになります。角度調整がしやすく、ビジネス用としても使いやすいです。


インターフェイス構成
dynabook GS5/Wのインターフェイス構成は、下図のとおりです。
USB3.2 Gen1 Type-A x2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)x2、HDMI、LAN、microSDカードリーダーを備えており、上で紹介したdynabook R7/Wと同じです。
軽量モバイルノートPCですが、ポート類も充実しており、外出先でも困ることはなさそうです。

詳細
今回発表された、dynabook R7/W、dynabook GS5/Wは、下記のdynabook公式サイトで詳細を確認することができます。なお、これらの機種は、11月10日から順次発売予定となっています。
dynabook公式サイトはこちら

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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