Core i7-1195G7とブルーレイ搭載の家庭用ノートPC、dynabook Tシリーズが発表

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CPU Core i7-1195G7
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6 / 16.1インチ
液晶種類 FHD 広視野角 非光沢
質量 約2.4kg
バッテリー 約7.5時間
価格[税込] 19万円台~
ブルーレイ搭載のホームノートPC

dynabookの光学ドラブを搭載したホームノートPC、dynabook T8・T7・T6の最新モデルが登場しました。

最大の特徴は、インテルのノート向け最新CPUである、Core i7-1195G7を搭載し、パフォーマンスが大きく向上していることです。また、全てのモデルで、ブルーレイドライブを搭載し、もちろん、最新のWindows 11やOffice 2021も搭載しています。

dynabook T8・T7は、少し大きめの16.1型FHD液晶を搭載した、プレミアムスタンダードノートPC、dynabook T6は、15.6型FHD液晶を搭載した、スタンダードノートPCという位置づけです。

光学ドライブを頻繁に使用する方に適したシリーズです。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

dynabook Tシリーズの構成の紹介

dynabook T8・T7・T6の構成は、下表のようになっています。

dynabook T8/U・T7/UはプレミアムスタンダードノートPC、dynabook T6/UはスタンダードノートPCという位置づけになっています。同じdynabook Tシリーズで、搭載するCPUや、ブルーレイ搭載などは同じですが、液晶、インターフェイスなど異なる部分があるので、間違えないようにご注意ください。

共通する特徴と、モデルによって異なる特徴を以下に説明します。

dynabook T8・T7・T6の構成比較
  dynabook
T8/U
dynabook
T7/U
dynabook
T6/U
CPU Core i7-1195G7
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
光学ドライブ ブルーレイ
液晶 16.1型 FHD
高輝度・広色純度・広視野角・非光沢
15.6型 FHD
広視野角・非光沢
インターフェイス USB3.1 x3
USB-C
(Thunderbolt 4対応)
HDMI
LAN
SDカードリーダー
USB3.1 x3
USB-C
HDMI
LAN
SDカードリーダー
セキュリティ 顔認証
バッテリー 約7.5時間
質量 約2.4kg
メーカー保証 2年 1年

 

Core i7-1195G7搭載 [T8・T7・T6共通]

dynabook T8・T7・T6の最大の特徴は、インテルのノートPC向け第11世代Coreとしては、最新のCore i7-1195G7を搭載していることです。

他機種で計測したスコアですが、ベンチマークの結果は下のグラフの通りでした。マルチコアスコアではZen 3のRyzen 7 5700U等には及ばないものの、TDP-upが28WのインテルCPUの中では非常に高いパフォーマンスです。特に、シングルコアの性能は抜群に高いです。

dynabook T8・T7・T6では、dynabookエンパワーテクノロジーにより冷却・放熱性能も高めになっており、TDP 最大24WでCPUを動作させることができます。Core i7-1195G7で、ホームノートPCとして、快適な動作が期待できそうです。

CPUの性能比較 ~ CINEBENCH R23 ~
マルチコア
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-1195G7 6594 [VAIO SX14で計測]
Core i7-11375H 6391
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
シングルコア
Core i7-1195G7 1634 [VAIO SX14で計測]
Core i7-11375H 1618
Core i7-1185G7 1517
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800U 1382
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264

 

少し大きめの16.1型液晶を搭載 [T8・T7]

プレミアムスタンダードノートPCである、dynabook T8・T7は、一般的なホームノートPCの搭載する15.6型よりも少し大きめの16.1型液晶を搭載しています。

ただ、16.1型液晶と言っても、最近のちょっと上質なノートPCで採用されることが多くなってきた、アスペクト比16:10の少し縦に長い液晶ではなく、アスペクト比16:9の一般的な液晶で、解像度もFHDと標準です。それでも、高輝度・広色純度の液晶なので、色鮮やかな表示ができそうです。少し大きめなので、小さな文字も見やすくなりますし、写真や、動画などを楽しむのにもいいと思います。

dynabook T8・T7は16.1型液晶を搭載

 

ちなみに、dynabook T6/Uは、一般的な15.6型液晶を搭載しています。dynabook T8・T7では、液晶のベゼル幅を狭くして、画面サイズを大きくしているので、ボディのサイズはdynabook T8・T7・T6全て同じです。

dynabook T6は15.6型液晶を搭載

 

ブルーレイドライブを搭載 [T8・T7・T6共通]

dynabook T8・T7・T6は、ブルーレイドライブを搭載しています。レンタルしたブルーレイの視聴などを行うことができます。

最近は、ホームノートPCでも光学ドライブを搭載しない機種が増えているので、珍しいです。ただし、ボディの質量が約2.4kgと重くなるので、据え置きで使用した方がいいと思います。

 

インターフェイス・セキュリティ機能

dynabook T8・T7・T6のインターフェイス構成は、USB3.1 x3、USB-C、HDMI、LAN、SDカードリーダーを備えています。

最上位モデルのdynabook T8/Uのみ、USB-CポートがThunderbolt 4に対応しており、Thunderboltドックの使用や、最大40Gbpsの高速データ通信が可能となります。

 

dynabook T8・T7では、セキュリティ機能として、顔認証に対応しています。dynabook T6では、顔認証、指紋認証ともに非対応です。

 

キーボードの紹介 [T8・T7・T6共通]

dynabook T8・T7・T6は、下の画像のような日本語キーボードを搭載しています。

キーピッチは横19mm、キーストロークは1.5mmです。標準的な4列テンキーも付いています。

Enterキーの近くの幾つかのキーは、サイズが少し小さめです。また、バックライトは搭載していません。

 

2年間のメーカー保証 [T8・T7]

dynabookのノートPCは、通常1年のメーカー保証ですが、dynabook T8/U・T7/Uは2年間のメーカー保証が付いています。

なお、同等構成が選択できる、Webオリジナルモデルのdynabook AZシリーズであれば、有償ではありますが、メーカー保証を最長5年に延長したり、落下、水こぼし、破損等にも対応してくれる、プレミアム保証を付けたりすることもできます。

 

その他の特徴

dynabook T8・T7・T6は、底面に脱着式のバッテリーを搭載しています。バッテリーがへたっても、自分で簡単に交換できます。

また、dynabook T8・T7・T6は、底面の手前側に低音用と高音用に別れた、2way-4スピーカーを搭載しています。サウンドにも期待ができそうです。

 

購入先

dynabook T8・T7・T6は、下記のdynabook公式サイトで詳細を確認することができます。

dynabook公式サイトはこちら

 

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