dynabook Z(dynabook ZZ)の展示機レビュー

更新日:2019年9月10日
CPU Core i5-8265U
Core i7-8565U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SATA SSD /
PCIe SSD + Optane
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD IGZO 非光沢
質量 約1.399kg~
バッテリー 約19時間
LTE 非対応
価格[税別] 14万円台~
15.6型大画面なのに約1.399kgと軽量

dynabook Z(ZZ)は、15.6型の大きい液晶を搭載しながら、約1.399kgと軽いノートパソコンです。

ボディにはマグネシウム合金を採用し、MIL規格準拠テスト実施予定の高い堅牢性も確保しており、外出先へ持ち歩く際も安心です。

定格7.5W以上からの充電にも対応し、小型の充電器やモバイルバッテリーで充電が可能です。

見やすい非光沢のIGZOパネルに、上位モデルにはストレージにインテル Optane メモリー H10を搭載しているのも特徴です。

公式サイトはこちら

ZシリーズとZZシリーズの違い

店頭向けのモデルが「dynabook Zシリーズ」、Web直販向けのWebオリジナルモデルが「dynabook ZZシリーズ」となります。ボディは同じですが、ZZシリーズのほうがパーツのカスタマイズができます。

 

dynabook Z(ZZ)の特徴

15.6型ノートが約1.399kg

ノートパソコンの中で、最も普及しているのは15.6型サイズではないかと思いますが、外出先へ持ち運ぶことを想定した機種は少なく、質量は2.0kg前後であることが一般的です。
しかし、dynabook Z(ZZ)は、15.6型の画面を搭載しながら、約1.399kgと軽い製品です。片手で持てるくらいの質量で、持ち運びもそれほど苦ではありません。
AcerにはSwift 5という15.6型で990gの質量を実現したもっと軽い機種が存在しますが、本製品は軽さ以外にも、以下で紹介する特徴があります。

軽い15.6型ノート

 

高い堅牢性

PCを外に持ち運ぶ場合、堅牢性は重要で、特に15.6型サイズの大きいPCとなると片手で持ったときに、反対側に荷重がかかってたわんで故障しないか心配になります。dynabook Zでは、車のホールなどに使用されるマグネシウム合金を採用し、たわみやすい部分にはハニカムリブ構造(下図)で強度を高めています。

ハニカムリブ構造

 

冷却ファンを改善し低騒音

PCを外へ持ち出し、静かな場所で使うと、PCの動作音が気になるケースも多いでしょう。dynabook Z(ZZ)は、冷却ファンのブレードの数を大きくし枚数も増やすことで、風量UPを実現。それにより低速回転でもCPUを冷やせるようになり、ノイズを低減しています。

冷却ファンを改善し静か

 

定格7.5W以上の小型充電器などが使える

外出先へ持ち出すノートPCは、本体の質量ばかり目が行きますが、ACアダプターの質量やサイズも重要です。dynabook Z(ZZ)は、定格7.5W以上からの充電が可能になっており、下図のように他社製の小さくて軽い充電器が使えます。このくらいの充電器であれば、持ち運ぶときも邪魔になりません。
小型充電器も使える(PCの写真はdynabook G)

 

IGZOパネルを搭載

dynabook社の親会社がシャープということもあり、dynabook Z(ZZ)はIGZOパネルを採用しています。目視した限りでは、色域も比較的高そうで、視野角も良く、非光沢なので映り込みも低減されており見やすかったです。また、消費電力も少なく、バッテリー駆動時間も長めになるのではないかと思われます。

IGZOパネルを採用

 

インテル Optane メモリー H10搭載モデルあり

dynabook Z(ZZ)の上位モデルには、ストレージにインテル Optane メモリー H10を搭載しています。これは、3D XPointを採用するOptaneメモリーと3D QLC NAND SSDを1つの基盤に実装したものです。3D QLC NAND SSDは速度や耐久性にやや課題がありますが、それを遅延が少なく耐久性に優れたOptaneメモリーをキャッシュとして利用することで緩和することが可能です。

筆者はこのストレージを使ったことがありませんが、ASCII.jpの記事を見ると、データ書き込み時はOptane Memory → 3D QLC NAND SSDのSLCキャッシュへと移るのではなく、この2つのキャッシュを並列に利用すると推測しているようで、3D QLC NAND SSD単体よりもかなり速くなっています。

また、3D QLC NAND SSDは、SLCキャッシュを超える大容量のデータの書き込みがあると、極端に速度が低下する欠点がありますが、それを緩和するのにも役立ちそうです。

インテル Optane メモリー H10搭載

 

CPUは旧世代(第8世代)

dynabook Z(ZZ)は、9月10日発売された新商品という割には、CPUに第10世代インテルCoreプロセッサーではなく、旧世代の第8世代インテルCoreプロセッサーを搭載しています。

第8世代でも十分な性能ではありますが、新製品であれば、第10世代のCPUを搭載して欲しかったです。

 

外観のチェック

外観のチェックです。

ボディ素材は、前述の通りマグネシウム合金を採用しています。

 

カラーは、パールホワイトとオニキスブルーがありますが、パールホワイトは11月中旬まで選択することができません。パールホワイトの天板は光沢になっており、個人的にはオニキスブルーのほうが扱いやすいと思います。

 

キーボードは十分なキーピッチがあり、キートップも0.2mmの凹みがあり、比較的打ちやすいです。あえてテンキーは搭載せず、手と顔の位置がPC本体のセンターにくるようにしています。また、キーボードは防滴になっており、水をこぼしたときに、PC内部への侵入を遅らせることができます。

 

パールホワイトのキーボードです。パームレストとキーボードが同じカラーで統一感があります。

 

液晶上部には、顔認証対応Webカメラを搭載しており、Windows Helloに対応しています。Webカメラはシャッターで物理的に隠すことが可能です。

 

電源ボタンです。モダンスタンバイにも対応しており、スマホのようにスリープからすぐに復帰できます。また、スリープ中でもメールの受信や、OSアップデートが可能です。

 

側面のインターフェースです。SDカードスロットはmicro SDカードのみ対応です。USB Type-Cは、Thunderbolt 3およびUSB PDに対応しています。LANポートはありませんが、最大9.6Gbpsを実現する無線LAN規格、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しています。

 

底面の画像です。底面に、harman/kardonスピーカーが搭載されています。

 

底面カバーを空けたときの画像です。メモリスロットは2つあります。バッテリー容量は48Whのようです。

 

まとめ

以上が、dynabook Z(ZZ)のレビューです。

15.6型の大きな画面でありながら、約1.399kgと軽いノートPCです。外出先でも大きな画面で仕事をしたい、といったような方に適しています。

また、堅牢性も高く、7.5W以上の充電器に対応していることで、外出先で使用しやすいです。

ただし、他社では第10世代インテルCoreプロセッサー対応製品が発表されている中、dynabook Z(ZZ)は旧世代の第8世代インテルCoreプロセッサーとなっています。

また、持ち運びに適した製品であるため、LTEに対応しても良かったと思います。

 

1.399kgの軽量15.6型ノート

dynabook Z(ZZ)

特徴

  • 15.6型サイズの割には軽い
  • 堅牢性が高い
  • 7.5Wの充電器に対応

こんなあなたに

  • 外出先でも大画面で仕事をしたい方
  • 価格14万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

 

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