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dynabook Sの展示機レビュー

CPU | Celeron 3867U Core i5-8250U |
---|---|
メモリ | 4GB / 8GB |
ストレージ | SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | FHD IGZO 非光沢 |
質量 | 約1.119kg |
バッテリー | 約9.5時間 |
LTE | 非対応 |
価格[税別] | 10万円台~ |
※店頭モデルのスペックと価格
デニムブルー、モデナレッドといったポップなカラーが特徴のモバイルノートPCです。
高級モバイルノートと比べると、多少スペック面で見劣りする部分はありますが、価格は抑えられています。
液晶には見やすいIGZOパネルを搭載し、目には優しいと思います。
バッテリー容量は21Whと少なめなので、バッテリー駆動状態では2~3時間くらいしか使わない方に適していると思います。
SシリーズとSZシリーズの違い
店頭向けのモデルが「Sシリーズ」、Web直販向けのWebオリジナルモデルが「SZシリーズ」となります。SZシリーズはパーツのカスタマイズが可能です。詳細は下で説明します。
dynabook Sの特徴
ポップなボディカラー
モバイルノートパソコンは、ブラックやシルバーといった色が多いですが、dynabook Sは、デニムブルー、モデナレッドといったポップなカラーデザインの製品です。特に若い世代にウケがよさそうなカラーになっていると思います。


IGZOパネルを搭載
dynabook Sは、液晶にIGZOパネルを採用しています。低価格帯の製品としては高級なパネルを搭載しており、ある程度他のスペックは妥協しても、液晶は見やすいものがいいという方に適しています。


バッテリー容量は少ない
dynabook Sのバッテリー容量は21Whとなっています。通常のモバイルノートは40Wh前後であることが多いため、dynabook Sのバッテリー容量は少ないと言えます。実際にPCを使った場合、使い方にもよりますが、3時間前後のバッテリー駆動時間になるのではないかと思います。

CPUは旧世代のKaby Lake R
dynabook Sは、9月10日に発売された新商品ですが、CPUに第10世代インテルCoreプロセッサーではなく、旧世代の第8世代インテルCoreプロセッサー、しかもKaby Lake Rを搭載しています。
具体的には上位モデルのdynabook S6がCorei5-8250U、下位モデルのdynabook S3がCeleron 3867Uとなっています。
ただ、本製品は、エントリー向けのモバイルノートなので、このCPUでもアリかなと思います。極端に、性能が悪いわけではありません。
Webオリジナルモデルなら5万円台~
Webオリジナルモデルのdynabook SZシリーズなら、5万円台から購入可能です。ただし5万円台のモデルは、液晶がHD(1366x768)となりIGZOパネルではありません。IGZOパネルのフルHD液晶を搭載したモデルは6万円台からとなっています。
SシリーズとSZシリーズの比較
店頭向けのdynabook Sシリーズの他に、Web直販向けのWebオリジナルモデルとしてdynabook SZシリーズも販売されています。
まず、SZシリーズは、本製品の特徴でもあるデニムブルーとモデナレッドのカラーは選べず、ブラックのカラーのみとなっています。無難なカラーではありますが、やや地味です。
また、SZシリーズは、Celeron 3867Uの代わりに、Core i3-7020Uが選択できるようになっています。性能はCore i3-7020Uのほうがやや上です。液晶もフルHDの他に、HD液晶が選択できます。
価格については、SZシリーズのほうが安いです。
Sシリーズ [店頭モデル] |
SZシリーズ [Webモデル] |
||
dynabook S6 | dynabook S3 | dynabook SZ73/N |
|
カラー | デニムブルー モデナレッド |
ブラック | |
フルHD | フルHD / HD | ||
CPU | Core i5-8250U | Celeron 3867U | Core i5-8250U Core i3-7020U |
メモリ | 8GB | 4GB | 4GB / 8GB |
ストレージ | 256GB SSD | 128GB SSD 256GB SSD |
|
Office | あり | あり / なし | |
価格[税別] | 11万円前後 | 14万円台 | 5万円台~ 10万円台 |
Webオリジナルモデルのdynabook SZはこちらをご覧ください。
Webオリジナルモデル
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディ素材は、ブラスチックです。


カラーは、前述の通り、デニムブルーとモデナレッドの2種類です。

キーボードは十分なキーピッチがあり、キートップも0.2mmの凹みがあり、比較的打ちやすいです。


電源ボタンは光りません。やや安っぽいです。

側面のインターフェースです。主要なポートは揃っています。


底面の画像です。

底面カバーを空けたときの画像です。メモリスロットは1つです。

まとめ
以上が、dynabook Sのレビューです。
明るいカラーのモバイルノートで、若い世代にもウケが良さそうなデザインです。
スペック的にはエントリー向けですが、価格は抑えられており、dynabookという安心感もあって、幅広い層で使えそうなPCです。
ただ、バッテリー容量が小さいのが気になります。IGZOパネルを搭載しているので、多少消費電力は抑えられているかもしれませんが、それほどバッテリー駆動状態では動作しないと思います。
また、ボディがプラスチック製で、やや高級感に欠けます。 ある程度金銭的に余裕のある大人の男性には合わないかなと思います。
ポップなカラーのエントリー向けモバイルノート
dynabook S
このページをご覧の方だけに
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1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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