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第12世代Coreを搭載し、光学ドライブも備えた VAIO S15 (2022年モデル)を発表
CPU | Core i7-12700H Core i5-12500H Core i3-1215U |
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メモリ | 8GB~64GB DDR5 |
ストレージ | 最大2TB PCIe Gen4 SSD (SSD + HDDもあり) |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 非光沢 4K HDR 非光沢 |
質量 | 約2.25kg |
バッテリー | FHD : 最大約7.4時間 4K : 最大約5.3時間 |
価格[税込] | 15万円台~ |
VAIOから、高めの処理性能、光学ドライブ搭載、充実のインターフェイス構成が特徴的な全部入りノートPC、VAIO S15の新モデルが発表されました。
パフォーマンスが大きく向上した第12世代Coreを搭載し、液晶には、広色域の4K液晶も選択でき、仕事や趣味に非常に快適に使用できます。
さらに上を目指す方は、Core i9-12900HKを搭載した、ALL BLACK EDITIONも選択できます。
一般のノートPCでは物足りない方、薄型・軽量よりもフル装備のノートPCが好みの方に適した機種です。
製品の特徴
光学ドライブ付きの全部入りノートPC
VAIO S15は、Blu-rayもしくはDVDスーパーマルチの光学ドライブを備え、ポート類も充実しており、これ1台で多目的用途に快適に使用できる全部入りノートPCです。
仕事だけでなく、写真の取り込みや編集、DVDビデオの鑑賞などの趣味用途にも、これ1台で対応できます。最新機種ながらも、最近は少なくなってきた、オールドファッションなスタイルのノートPCが好きな方に嬉しい機種です。
第12世代Core搭載
VAIO S15は、最新のインテル第12世代Coreプロセッサーを搭載しています。
具体的には、下表のようなプロセッサーを選択できます(Core i9はALL BLACK EDITIONのみ)。
どのプロセッサーも、Pコア(高性能コア)とEコア(高効率コア)の2種類が搭載されたハイブリッド・アーキテクチャを採用しており、高い処理性能が期待できます。
ただし、Core i3のみTDPが15WのPプロセッサーなので、他の4つと比べると、処理性能は大きく下がります。軽い日常用途であれば、Core i3搭載モデルでもいいですが、VAIO S15の高いパフォーマンスで、マルチな用途に快適に使いたい場合は、Core i5以上を選ぶといいと思います。
Core i9-12900HK | Core i7-12700H | Core i5-12500H | Core i3-1215U | ||
コア数 | Pコア | 6 | 4 | 2 | |
Eコア | 8 | 8 | 4 | ||
定格クロック | Pコア | 2.5GHz | 2.3GHz | 2.5GHz | 1.2GHz |
Eコア | 1.8GHz | 1.7GHz | 1.8GHz | 0.9GHz | |
最大クロック | Pコア | 5.0GHz | 4.7GHz | 4.5GHz | 4.4GHz |
Eコア | 3.8GHz | 3.5GHz | 3.3GHz | 3.3GHz | |
L3キャッシュ | 24MB | 18MB | 10MB | ||
内蔵GPU | Iris Xe | Intel UHD | |||
TDP | 45W | 15W |
ハイエンドなALL BLACK EDITIONも
VAIO S15には、性能も、デザイン性も、さらに高みを目指した、ALL BLACK EDITIONもあります。
下の画像のように、VAIOのロゴから、ヒンジ部背面のオーナメントまで、フルブラックのボディで高級感があります。
また、ALL BLACK EDITIONのみ、搭載するCPUが第12世代Core i9-12900HKとなっており、通常モデルを超える高い処理性能を備えています。
DDR5メモリ + 最大2TB PCIe Gen4 SSD
VAIO S15では、第12世代Coreで対応となった、速度の速いDDR5メモリを搭載しています。また、ストレージにも最大で2TB PCIe Gen4 SSDを選択できます。
その他にも、Wi-Fi 6E対応など、細かな部分でも、高速で、快適に使用できるような仕様となっています。
4K液晶はAdobe RGB 100%クラスの広色域
VAIO S15では、一般的なFHD液晶に加えて、4K液晶も選択できます。
FHD液晶は約1,677万色の表示色ですが、4K液晶は約10億6,433万色の色表示が可能となっています。また、HDRに対応し、Adobe RGBカバー率100%と公表されています。そのため、4K液晶であれば、印刷用のDTP作業などにも使用することができると思います。写真を本格的な趣味としている方にもよさそうです。
充実のインターフェイス
冒頭でも少し触れましたが、VAIO S15は、インターフェイスも充実しています。
光学ドライブ以外にも、USB3.0 x3、USB-C(Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPort対応)、HDMI、VGA、LANポート、SDカードリーダー(フロント部分)と、新旧のポート類が揃っています。
Thunderbolt 4ドックを使用して、周辺機器との接続をまとめることもできますし、GPU BOXをThunderbolt 4経由で接続すれば、ゲームをプレイしたり、動画の編集などにも使用できると思います。また、手持ちのVGA接続の外部ディスプレイを有効活用することも可能です。
なお、HDMI/VGAのどちらか一方と、USB-C経由で2台の外部ディスプレイ同時に接続することができ、本体のディスプレイを合わせると、最大4画面運用ができるようです。
購入先
VAIO公式 オンラインストアでは、VAIO S15に最長4年の保証サービスを付けて購入することができるので、おすすめです。なお、VAIO S15は、2022年5月中旬以降受注受付開始、5月下旬以降販売開始の予定となっています。
詳細はこちら
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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