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SONY VAIO Fit 15Aの実機レビュー(2)

更新日:2014年2月23日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

ファイナルファンタジー 新生エオルゼアのベンチマークを実行したときの騒音値がやや高めです。それ以外は他のノートパソコンと比べて標準的な騒音値です。


騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
【PCの状態】
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)
左から4番目の図:FF XIV 新生エオルゼア キャラクター編(標準品質 1920x1080)実行時

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけると左上の部分がやや熱くなりますが、指先部分であるため、それほど気にはなりません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

高解像度液晶および専用GPUを搭載しているため、消費電力はやや高めです。


外観のチェック

外観のチェックです。

パームレストや天板にはヘアライン加工が施されており、メタリックな質感です。

ボディがブラックだと皮脂がやや目立ちます。シルバーのほうが目立たないと思います。

 

天板です。「VAIO」のロゴの部分はダイヤモンドカットの処理が施されています。

 

タブレット形状時に操作しやすいよう、側面にボリュームコントロールがあります。VAIO Fit 13Aは押しにくかったですが、VAIO Fit 15Aは押しにくくはないです。

 

タブレット形状にするには、下図のロックを外して、液晶を回転させます。

 

タブレット形状にしたときの画像です。

 

画面が大きいため、縦長の画面にすると、A4雑誌とほぼ同じ大きさで電子書籍を表示できます。

 

タブレット形状にすると、下図のように画面が斜めになります。

 

横長の画面で表示したときは、画面に傾斜がついて見やすいです。ただし、縦長の画面で表示したときは、左右どちらかに傾くため、やや見づらくなります。

 

下図のようにL字型にして表示することも可能です。ヒンジは硬めなので、タッチしても液晶が倒れることはありません。タッチのみで使用できるアプリをするときに便利です。

 

底面です。

 

底面の奥側のゴム足が高めになっています。

 

ACアダプターは、据え置き型のノートPCとしては普通のサイズです。電源コネクタもFit 13Aとは異なり挿しやすいです。

ACアダプターの詳細は次の通りです。

側面です。SDカードスロット、HDMI、USB3.0×3、ヘッドホン端子、LANポートなどが搭載されています。光学ドライブはないためご注意ください。

液晶が開く最大の角度です。

まとめ

以上が、VAIO Fit 15Aのレビューです。

2880x1620の高精細な液晶を搭載しています。視野角も良く色再現性も高く見やすいです。デジカメで撮影した画像などを綺麗に表示できます。情報量の多いエクセル表や、文字・図形が小さいPDFファイルなども見やすいです。

液晶を反転させて、タブレットの形状や、L字の形状にして、タッチ操作で使うことも可能です。ボタンの大きいアプリを使用するときの便利です。

デジタイザーペンにも対応しており、大画面でイラストを描くことも可能です。

ただし、本機のような高解像度の画面の場合、スケール設定を高くすると、一部のアプリはレイアウトが崩れるケースがあります。

また、高解像度液晶でゲームなどをする場合、画面を見やすくするために、表示の拡大設定を高くする必要があります。するとCPU負荷が高くなるため、できるだけ性能の良いCPUを選択しておいたほうが良いと思います。

また、光学ドライブを搭載していないため、ご注意ください。

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