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VAIO Tap 11の展示機レビュー
2013年10月8日、ソニーから発表されたVAIO Tap 11の展示機を確認してきましたので、外観を中心にレビューします。後日、製品購入後に詳細なレビューを掲載予定です。
本製品の特徴は次の4つです。
(1)第4世代Core i(Yシリーズ)、512GB SSDなど搭載し高性能
(2)タブレットとピッタリくっつくキーボードが付属
(3)スタンド内蔵で液晶を斜めにできる
(4)デジタイザペンが付属
以下、外観を中心にチェックします。
VAIO Tap 11の背面には、Microsoft Surfaceのようにキックスタンドが内蔵しており、別途スタンドを用意しなくても、本体を立たせることができます。
スタンドを出したときの側面および背面から見たときの画像です。
側面のポートなどを確認します。NFCセンサー搭載です。
カバーを外すと、microSDカードスロットがあります。
ヘッドホン、電源、ボリュームボタンです。
microHDMI、USBポートです。
下図は付属するキーボードです。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.1mmとなっています。ストロークの浅さは感じますが、普通に打てるでしょう。
タッチパッド部分は、細かな凹凸があります。クリックボタンは左右一体型です。ややタッチパッドが狭いですが、普通に操作できると思います。
キーボードの電源は、OFF、ON、タッチパネルのみOFFの3種類選べます。
キーボード部分は非常に薄いです。
キーボードの裏面です。シルバーのカラーで、ヘアライン加工が施されています。
タブレット下部とキーボード上に凹凸のマグネットがあり、ここがぴったりとくっ付くようになっています。
マグネットをくっ付けて、タブレットとキーボードを重ね合わせたときの画像です。普通のノートパソコンのような外観です。
マグネットは一か所しかないため、力を加えるとズレてしまいます。ただ、持って歩く程度では、ずれたり、取れたりしないでしょう。
デジタイザペンも付属しています。従来のペンと一緒です。
従来のタッチパネル搭載PCよりも、LCD表面からタッチパネル表面までの距離が縮まったため、少し精度が良くなりました。
上記は、ホワイトのボディカラーを紹介しましたが、ブラックのカラーも用意されています。
下図は、ブラックのカラーのキーボードです。ホワイトより、汚れは目立たないかもしれませんが、指紋跡は目立ちます。
ブラックカラーのキーボードの裏面です。
ブラックカラーのタブレットの裏面です。
最後にスペックを掲載します。
VAIO Tap 11 | |
---|---|
液晶 | 11.6型IPS Alpha液晶 |
解像度 | 1920x1080 |
タッチパネル | あり |
CPU | 最大Core i7-4610Y |
メモリ | 最大4GB |
ストレージ | SSD 128~512GB |
光学ドライブ | なし |
薄さ | タブレット単体:9.9/10.5 mm キーボード装着時:14.15/14.75 mm |
重さ | タブレット単体:約780 g キーボード装着時:約1100 g |
バッテリ駆動時間 | 約 8 時間 |
デジタイザーペン | 付属 |
所感
実機を見ての感想です。
キックスタンドを搭載している点が非常に便利だと思います。新幹線などでタブレットを使うと、タブレットを立て掛けられたらなとよく思いますが、キックスタンドがあればそれが可能です。動画などを観る際に便利です。
キーボードを搭載しスペックも良いので、サブノート代わりにもできると思います。
タブレット単体の重量がやや重いですが、持った感想としては、iPadなどの600g台のタブレットとそれほど変わりません。
デジタイザーペンが、従来と変わらずN-Trig製でしたので、Adobeの筆圧検知に対応していないのが残念です。仕事でメモ程度のイラストしか書かない場合は、これで十分です。
メーカーサイト:ソニーストア(製品ラインナップ) |