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SONY VAIO Sシリーズ15の実機レビュー(2)

更新日:2013年3月25日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。

低負荷時はほぼ無音です。エンコードのような高い負荷をかけた場合は、ファン音が聞こえます。他のノートPCと同じくらいの騒音値です。


 

ゲームベンチマーク実行時の騒音値は次のとおりです。ゲーム実行時にしては、それほど高い騒音値ではありません。


騒音値の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つ状態で計測しましたが、CPU温度は他のノートPCとほぼ変わらない数値です。


 

ゲームベンチマーク実行時のパーツ温度は次のとおりです。GPUも一般的な温度です。


各パーツの温度計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコードのような高い負荷をかけると、右上のあたりが熱くなります。「L」や「+」のキーのあたりがやや熱く感じます。


 

ゲームベンチマーク実行時の表面温度は次のとおりです。こちらもエンコード時と同様に右上あたりが熱くなります。


表面温度の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

下記3つの状態はインテルHDグラフィックスで動作しているときの消費電力です。フルHD液晶を搭載しているため、他のPCよりもわずかに高めの消費電力です。


 

ゲームベンチマーク実行時の消費電力です。GT640M LEが動作しているため、消費電力はやや高くなりますが、本格的なGPUを搭載したゲーミングノートに比べれば低い消費電力です。


消費電力の測定結果(ゲームベンチマーク実行時)

外観のチェック

外観のチェックです。

外装にはマグネシウム、パームレスト部分にはアルミニウムを採用したボディです。今回は「シルバー」のカラーですが、他にも「ブラック」と「ホワイト」を選択可能です。触っても指紋が目立ちにくい素材です。



 

天板です。


 

底面です。ゴム足以外の凹凸は少ないです。

 

底面のフタを取ったときの画像です。バッテリは自分で交換可能です。左下にRAID構成のSSDも見えますが、コネクタが特殊であるため、換装は難しいでしょう。

 

メモリは1枚はオンボードとなっています。もう1枚は換装可能です。

 

ACアダプターです。普通の大きさです。

 

19.5V、3.9A(76W)の電源です。サードベンダー製の代替品はあまり見かけないため、もう1つ欲しい方は純正品を購入すると良いと思います。

 

側面のポートです。LAN、VGA、HDMI、USB3.0、光学ドライブなど、主要なポートは揃っています。LANやHDMIケーブルを接続すると、マウス操作の邪魔になるかなという気はします。

 

液晶が開く角度です。

まとめ

以上が、VAIO Sシリーズ15のレビューです。

とにかく液晶が見やすいパソコンです。視野角が良く、比較的正しい色を表示し、ギラつきやザラつきも感じません。ハーフグレアに近く、映り込みをある程度抑えつつ、比較的鮮やかな発色で、筆者が確認したことのある15型クラスのパソコンの中では、最も見やすいのではないかと個人的に思います。

4コアCPU、外部GPU、RAID SSDを選択することができ、処理性能も高いです。フルHD液晶も搭載し、動画編集、画像編集、軽めのゲーム、プログラムなど、多くの作業が快適です。

また、15型クラスのパソコンにしては重量も軽く、比較的薄いため、モバイルパソコンとしても使用することが可能です。どこにいても高解像度・高スペックなPCで作業をしたい方にも適してます。

ただし、15.5型&フルHDの液晶は、(文字サイズを他のPCと同じ100%へ変更すると)文字が小さめになります。若い方であれば問題ないと思いますが、老眼の方には文字が小さくて見にくいと感じるかもしれません。

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