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SONY VAIO Sシリーズ13Pの実機レビュー(2)

更新日:2013年1月8日
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  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。

高い負荷をかけるとややうるさくなりますが、それ以外のときは静かです。


 

ゲームベンチマーク実行時の騒音値は次のとおりです。騒音値は高めです。


騒音値の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

一般的な温度だと思います。


 

ゲームベンチマーク実行時のパーツの温度は次のとおりです。こちらも一般的な温度だと思います。


各パーツの温度計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。表面温度が高すぎると、作業時に手が不快になります。

キーボード面は、高い負荷をかけてもそれほど温度は上昇しません。ただし、裏面は高い負荷をかけると熱くなります。膝の上に置いて作業をするときは注意しましょう。


 

ゲームベンチマーク実行時の表面温度は次のとおりです。裏面中央の温度が高いです。FF XIV実行時はキーボード面も熱くなります。


表面温度の計測結果(ゲームベンチマーク実行時)

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

下記の3つの状態で計測した結果、消費電力はノートPCとして普通だと思います。


 

ゲームベンチマーク実行時の消費電力は、独立GPUを搭載している割にはそれほど高くはありません。


消費電力の測定結果(ゲームベンチマーク実行時)

外観のチェック

外観のチェックです。

本機はゴールドのカラーです。他にはガンメタリック、ブラックのボディカラーがあります。

 

斜めから見た画像です。ウルトラブックほどの薄さではありませんが、比較的薄いと思います。

 

光学ドライブはスロットイン式となっています。ブルーレイディスクドライブを選択することも可能です。

 

ボディはヘアライン加工が施されたメタリックなボディです。

 

ヒンジは中央に大きく配置されています。ロールダウンするような構造です。

ロールダウンする構造の場合、排気口は左側にあるのが一般的ですが、本製品は背面にあります。

 

天板です。先端のアンテナが入っている部分に仕切りがあります。

底面です。凹凸がなくフラットです。

 

底面のフタを外したときの画像です。バッテリは取り外し可能です。メモリは1枚はオンボードですが、もう1枚は換装可能です。左下にストレージがあります。今回はRAID 0 のSSDでしたが、ケースに包まれておらず、基盤が直接固定されていました。他のストレージへも換装できるかは不明です。

 

ACアダプターです。やや大きめのサイズです。

 

側面です。LAN、VGA、HDMIポートなど付属しており、ポートの種類は充実しています。ただし、右側面にポートが集中している点が気になります。たくさんのケーブルを接続すると、マウスを操作しづらいでしょう。右側面と左側面のポート類の配置を逆にしてもらったほうが嬉しかったです。

まとめ

以上が、VAIO Sシリーズ13Pのレビューです。

ウルトラブックの流行りもあり、最近のモバイルノートパソコンは、光学ドライブが無く、ポートの種類も少なめです。一方、VAIO Sシリーズ13Pは、光学ドライブを搭載し、ポートの種類も多く、それでいて重量は1.5kg台に抑えられています。

また(選択するパーツによりますが)処理能力も高いです。標準電圧版のCPUに、RAID 0 対応のSSD、GeForce GT 640M LEのグラフィックスを搭載しており、メイン機としても十分に使用可能です。

液晶もHD+(1600x900)の解像度で、作業領域が広く仕事がしやすいです。色域が広い液晶であるため、画像なども色鮮やかに表示できます。

気になった点は、液晶にややギラつきを感じることです。それほど酷くはないため、ほとんどの方は気にならないと思いますが、敏感な方は気になるかもしれません。

また、ポート類が右側面に集中しています。ケーブルを接続するとマウス操作の邪魔になります。左側面に余裕があるので、こちらにもポートを分散させるか、右側面と左側面のポート類を逆にして欲しかったです。

なお、VAIO Sシリーズ13Pは店頭では販売されておらず、ソニーストア限定の製品となっています。

詳細はこちら
安心のメーカー直販サイト:ソニーストア(VAIO Sシリーズ13P) icon