PCショップASP Presence BEMOの実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen5 5600X
Core i5-12400F 
GPU GeForce RTX 3060 Ti
GeForce RTX 3060 Ti
GeForce RTX 3050
GeForce GTX 1650
メモリ 最大64 GB(DDR4)
ストレージ 500GB / 1TB PCIe SSD
価格 31万円台(税込)~
コンパクトでおしゃれな卓上ゲーミングPC

PCショップASP Presence BEMOは、コンパクトでデザインもおしゃれなゲーミングPCです。

小さいボディであるにも関わらず、Ryzen 5 5600XにRTX 3060 Tiというゲームや動画編集ソフトなども快適に動くスペックです。

小さくても、熱伝導率の高いアルミボディにより、排熱性を高め、ケースファンを必要としないエアフロー性能を実現しています。

さらに、故障しても無償でパーツを交換してくれる3年保証も付いてくるので、安心して購入することができます。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。なお、今回は次のモデルでレビューをしていますが、現在はインテル第12世代搭載モデルや、搭載可能なグラフィックカードなど、一部変更があります。

レビュー機の構成

Ryzen 5 5600X、16GBメモリ、GeForce RTX 3060 Ti、500GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「Presence BEMOの特徴」のみお読みください。

 

Presence BEMO の特徴

省スペースでコンパクトな筐体

Presence BEMOの筐体サイズは、横幅115mm、奥行き328mm、高さはゴム足を含めて206mmと、高性能ゲーミングPCにしては非常にコンパクトです。ミドルタワーサイズのケースと比較するとかなり小さく、机上においても邪魔にならないサイズとなっています。


コンパクトな筐体サイズ

ミドルタワーケースと比較するとかなり小さい

 

シンプルでスタイリッシュなデザイン

Presence BEMOの筐体はアルミ製のボディを採用しており、シルバーカラーのみで構成された、シンプルでスタイリッシュなデザインです。

PCが稼働していても点灯するLEDは一切なく、無駄な装飾もありません。卓上に置くだけでもおしゃれで、インテリアとしてもアクセントになります。また、WiFi接続にも対応しているので、有線LAN環境のない場所でも設置することができます。

インテリアとしても映えるおしゃれなデザイン

 

排熱性に優れたアルミボディ

Presence BEMOの筐体は、フロント、サイド、トップのパネルに熱伝導率の高いアルミ削り出しボディを採用しており、さらに表面には多くの通気口を設けています。これにより、内部の熱を排出するケースファンを不要にし、コンパクトさと高い排熱性を同時に実現しています。

その反面、アルミボディ自体の発熱が多く、エンコード中やゲーム中に本体に触ると熱く感じるので、熱がこもりやすい狭い場所への設置は避けた方がいいと思います。

熱伝導率の高いアルミボディ

表面が熱くなるデメリットも

 

コンパクトでも、高めの性能のRTX 3060 Tiを搭載

Presence BEMOの筐体は、内部の構造も工夫されており、コンパクトなPCケースでありながらも、GeForce RTX 3060 Tiという高めの性能のグラフィックスを搭載しています。

GeForce RTX 3060 Tiクラスの性能のグラボは、発熱も高いので、冷却性に優れたミニタワークラス以上のPCケースに収めるのが主流です。しかし、Presence BEMOの場合、前述のアルミ削り出しボディにより放熱性を高めることで、この小さいボディに、GeForce RTX 3060 Tiを搭載することを実現しています。


小さいPCケースにGeForce RTX 3060 Tiを搭載

 

ストレージの拡張性は少なめ

コンパクトモデルの宿命として、ストレージの搭載可能台数は少なめです。標準では、マザーボードのスロットに付けるM.2 SSDのみとなっています。

2.5インチストレージをマウント出来るスペースもありますが、狭いスペースなので、配線処理に苦戦しそうです。

用途によってストレージを分けたい方は、外付けのUSB接続のSSDなどを利用するといいでしょう。

2.5インチストレージをマウントできるスペースはあり

 

安心の3年保証

一般的なBTOメーカーだと、1年間ないしは有料サポートが多いなか、PCショップASPのPCはすべて3年間の無償保証が付いてきます。万が一故障しても購入から3年間は無償で全パーツ交換および代替品で対応してくれるので、初心者でも安心して購入することができます。

また、初期不良期間を設けていないので、到着後すぐに開封して急いで動作チェックをする必要もありません。3年保証についての詳細は下記ページをご覧ください。

3年保証についての詳細はこちら

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Presence BEMOは、Ryzen第4世代(Zen3)のRyzen 5 5600Xを搭載しています。6コア12スレッドの、コストパフォーマンスに優れたCPUです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 5600X
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900X 20251
Ryzen 7 5800X 15646
Core i9-11900K 15513
Core i9-10900K 14483
Core i7-11700K 12958
Ryzen 7 3700X 12273
Core i5-11600K 11277
Ryzen 5 5600X 10192
Ryzen 5 3600 9412
Core i7-10700 9041
Core i5-11400 8025
Core i5-10400 7787
Ryzen 5 3500 6421
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900K 1672
Ryzen 9 5900X 1611
Ryzen 7 5800X 1604
Core i7-11700K 1564
Core i5-11600K 1564
Ryzen 5 5600X 1504
Core i5-11400 1398
Core i9-10900K 1359
Ryzen 7 3700X 1276
Core i7-10700 1244
Ryzen 5 3600 1253
Ryzen 5 3500 1183
Core i5-10400 1144
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

本製品は、ミドルクラス性能のGeForce RTX 3060 Tiを搭載しています。フルHD環境なら負荷の重いゲームも最高設定で快適に動作します。パフォーマンスで困るタイトルはまずないでしょう。

3D Mark Time Spy
~ グラフィックス(ゲーム向け)性能の評価 ~
GeForce RTX 3060 Ti
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
RTX 3090 19568
RTX 3080 Ti 18607
RTX 3080 17064
Radeon RX 6800 14520
RTX 3070 Ti 14389
RTX 3070 13393
Radeon RX 6700XT 11704
RTX 3060 Ti 10945
RTX 3060 8650
GTX 1660 SUPER 6000
GTX 1660 5264
GTX 1650 SUPER 4630
GTX 1650 3336
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはDDR4 3200MHz で、普通の速さです。

SiSoftware Sandra 2021
~メモリ性能の評価 ~
32GB(16GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
25GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

ストレージ

ストレージにはPCIe Gen4 SSDを搭載し、下記の通り高速です。デフォルトの容量は500GBですが、1TB SSDを選択することも可能です。複数のゲームをプレイする場合は1TBの容量を選択することをおすすめします。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
500GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
Gen4 PCIe-NVMe SSD 7000
5165
Gen3 PCIe-NVMe SSD 3500
SATA SSD 550
HDD 170
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク

Presence BEMOは、ミドルクラスの中でも性能の高いRTX 3060 Tiを搭載しています。CPUにはAMD Ryzen 5 5600Xを搭載しているため、インテルCPUを搭載したベンチマークスコアよりやや低いものの、フルHD解像度でプレイするならまず困ることはない性能です。負荷の高いゲームでも最高設定で快適にプレイすることができます。

以下のゲームのフレームレートについて
表示しているのは平均フレームレートです
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
ウルトラ 1920x1080 67 fps
2560x1440 44 fps
3840x2160 22 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 3090 124 fps
RTX 3080 Ti 122 fps
RTX 3080 114 fps
RTX 3070 Ti 95 fps
RTX 3070 91 fps
RTX 3060 Ti 78 fps
67 fps
RTX 3060 62 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
ウルトラ 1920x1080 87 fps
2560x1440 74 fps
3840x2160 53 fps
※グラフィック品質を「最高」にすると、レイトレーシングもオンになります
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti 122 fps
RTX 3080 114 fps
RTX 3070 Ti 106 fps
RTX 3070 101 fps
RTX 3060 Ti 87 fps
82 fps
RTX 3060 72 fps
重い部類のゲーム
ファークライ6(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
ウルトラ 1920x1080 92 fps
2560x1440 79 fps
3840x2160 48 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 3090 112 fps
RTX 3080 Ti 112 fps
RTX 3080 111 fps
RTX 3070 Ti 110 fps
RTX 3070 108 fps
RTX 3060 Ti 108 fps
92 fps
RTX 3060 95 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
最大 1920x1080 74 fps
2560x1440 58 fps
3840x2160 35 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最大)
RTX 3090 104 fps
RTX 3080 Ti 100 fps
RTX 3080 100 fps
RTX 3070 Ti 91 fps
RTX 3070 89 fps
RTX 3060 Ti 80 fps
74 fps
RTX 3060 61 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
ウルトラ 1920x1080 95 fps
2560x1440 68 fps
3840x2160 39 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、ウルトラ)
RTX 3090 158 fps
RTX 3080 Ti 157 fps
RTX 3080 142 fps
RTX 3070 Ti 120 fps
RTX 3070 115 fps
RTX 3060 Ti 102 fps
95 fps
RTX 3060 78 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
高品質 1920x1080 108 fps
2560x1440 80 fps
3840x2160 48 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、高品質)
RTX 3090 158 fps
RTX 3080 Ti 155 fps
RTX 3080 135 fps
RTX 3070 Ti 133 fps
RTX 3070 127 fps
RTX 3060 Ti 112 fps
108 fps
RTX 3060 89 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス(DX11)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
最高 1920x1080 27113 / 120 fps
2560x1440 14493 / 90 fps
3840x2160 4507 / 50 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 3090 39777
RTX 3080 Ti 36880
RTX 3080 36782
RTX 3070 Ti 33835
RTX 3070 32747
RTX 3060 Ti 28112
27113
RTX 3060 18584
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
最高 1920x1080 139 fps
2560x1440 98 fps
3840x2160 53 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 3090 168 fps
RTX 3080 Ti 164 fps
RTX 3080 157 fps
RTX 3070 Ti 156 fps
RTX 3070 147 fps
RTX 3060 Ti 142 fps
139 fps
RTX 3060 120 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ(DX11)
品質 解像度 Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
最高 1920x1080 156 fps
2560x1440 120 fps
3840x2160 63 fps
ベンチマークスコアの比較(1920x1080、最高)
RTX 3090 192 fps
RTX 3080 Ti 189 fps
RTX 3080 187 fps
RTX 3070 Ti 175 fps
RTX 3070 172 fps
RTX 3060 Ti 165 fps
156 fps
RTX 3060 141 fps

 

レイトレーシング有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングおよびDLSSを有効にしたときのフレームレートです。こちらも、フルHD環境なら60 fps以上で快適にプレイができます。

重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 90 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 84 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ
DLSS
Ryzen 5 5600X
RTX 3060 Ti
1920x1080 最大 最大
高性能
63 fps

 

その他のゲームのベンチマーク

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理速度を計測したときの結果を掲載します。本製品はRyzen 5 5600XにGeForce RTX 3060 Tiと高性能なパーツを搭載しているので、いずれのソフトの処理時間も比較的速いです。クリエイティブな作業も快適に行うことができるスペックです。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Ryzen 9 5900X
64GBメモリ
32秒
Ryzen 9 3900X
16GBメモリ
35秒
Ryzen 7 5800X
16GBメモリ
44秒
Ryzen 7 3700X
16GBメモリ
49秒
Ryzen 5 5600X
16GBメモリ
54秒
Core i9-11900K
16GBメモリ
63秒
Core i9-10900K
16GBメモリ
63秒
Core i7-11700K
16GBメモリ
65秒
Ryzen 5 3500
16GBメモリ
85秒
Core i5-11400
16GBメモリ
82秒 [PL1:100W]
90秒 [PL1:65W]
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3090
3分12秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3080
3分15秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分23秒
Core i7-11700K/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分33秒
Ryzen 7 5800X/16GB
GeForce RTX 3070 Ti
3分34秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3070
3分34秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce RTX 3060
3分45秒
Ryzen 5 5600X/16GB
GeForce RTX 3060 Ti
4分19秒
Ryzen 7 3700X/16GB
Radeon RX 6700XT
5分03秒
Core i9-10900K/16GB
GeForce GTX 1660
5分32秒
Core i7-10700/16GB
GeForce GTX 1650 SUPER
5分42秒
Ryzen 5 3500/16GB
GeForce GTX 1660
6分05秒
Core i9-11900K/16GB
GeForce GTX 1650
6分22秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てデスクトップPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 5900X 5分20秒
Ryzen 9 3900X 6分34秒
Core i9-11900K 7分00秒
Ryzen 7 5800X 7分08秒
Core i9-10900K 7分28秒
Core i7-11700K 8分40秒
Core i7-10700K 8分55秒
Ryzen 7 3700X 8分56秒
Ryzen 5 5600X 10分06秒
Ryzen 5 3600 11分52秒
Core i5-11400
16GBメモリ
11分00秒 [PL1:100W]
13分00秒 [PL1:65W]
Ryzen 5 3500 13分58秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender ベンチマーク

 

 

以下、静音性、パーツの温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

CPU電力は約76W一定で、(サーマルスロットリング等により)途中でパフォーマンスが落ちたりするようなことはありません。CPU温度は80℃前後で推移しており、問題ない範囲です。

CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPUおよびGPU温度は下図の通りです。

CPU温度はこちらも80℃台前半、GPU温度は75℃前後で推移しており、こちらも問題のない範囲の温度です。高めの性能のパーツを搭載したコンパクトモデルのPCにしては、高過ぎない温度を維持しています。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェックです。もし動作音が大きいと、作業に集中しづらいです。

静音性の高いNocture製のCPUファンを搭載し、アイドル時においては、電源ファン、グラフィックボードのファンが停止するので、デスクトップPCとしては静かです。

ただし、FF15ベンチ実行時のようにグラボに高い負荷がかかった場合、グラボのファンが側面側を向いていてPCケースの通気もいいことから、ファンの音が直に聞こえ、騒音値はやや高めになります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Adobe Premiere Proによる4K動画の書き出し時
左から3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本製品はアルミボディがケース内部の放熱を担っているため、ケース表面温度もチェックしました。

ケースに触れるとアイドル時はほんのり温かい程度ですが、高負荷時になると30℃~40℃まで上昇し、やや熱く感じます。ただし、熱がこもるような狭い場所に設置しない限りは、特に心配する必要はありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

高性能なパーツを搭載していますが、Ryzen 5 5600XとRTX 3060 Tiは、性能の割にはそこまで消費電力が高くないため、ゲーミングPCとしては全体の消費電力はそれほど高くありません。

消費電力
アイドル時 Premiere Pro
書き出し時
FF15実行時
約56W 約240W 約320W
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

PCケースには、「DAN CASE A4-SFX v4.1 SILVER」を採用しています。ケースだけで4万円近くする高級品で、アルミボディのスタイリッシュな見た目です。

 

サイドとトップには通気口が多く設けられています。

 

フロントパネルにはヘアライン加工が施されており、高級感があります。フロント側にはUSB-Cポートが1つあります。背面の入出力ポートは、画像の通りです。

 

側面です。ケースファンは設置できません。

 

底面も通気性の良いメッシュ状になっています。ゴム足もしっかりしており、安定した設置が可能です。

 

ゴム足で浮かすことにより、底面からも排熱できるようになっています。

 

ケース内部のチェック

内部のアクセス方法

内部へのアクセス方法です。下記の画像のように底面のネジ2点を外すことで、サイドパネルを取り外すことができます。

 

サイドパネルは4点で固定されており、アルミ素材で曲がりやすいので外すときは注意。

 

反対側のサイドパネルも同じ方法で取り外すことができます。

 

右側面のケース内部

右側面のケース内部です。こちらからは電源、マザーボードにアクセスできます。ケーブル類は下の方に集められています。

マザーボードはASUSの「ROG STRIX B550-I GAMING」が搭載されていました。VRMクーラー内蔵のゲーミングモデルです。メモリスロットは2スロットで、WiFi 6にも対応しています。

 

静音性と冷却性に定評のあるNocture製のCPUファンを採用しています。メモリはCORSAIR製のDDR4-3200が搭載されていました。

 

電源もCORSAIR製のSF750が搭載されています。モジュラー式で容量は750Wです。セミファンレスタイプで、負荷が低いときはファンが停止し、無音になります。

 

ストレージにはWestern Digital製の「WD_BLACK SN850 NVMe SSD」が搭載されていました。ヒートシンクはマザーボード付属のものです。

 

左側面のケース内部

左側面のケース内部です。こちらからはグラフィックカードにアクセスできます。配線はすっきりしています。

 

グラフィックカードは背面の固定ステーを取り外すことで簡単に抜くことができます。

 

搭載されていたグラフィックカードは、MSI製の「GeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHR」でした。こちらもセミファンレスで、温度が低くなるとファンが停止します。GPU-Zを確認すると、ブーストクロックが1695MHzと、ほんの少し高く設定されています。その他は通常の数値です。

 

底面には2.5インチSSDを設置できるマウンタがあり、底面のネジ4つで取り外すことができます。こちらも熱が籠もらないよう工夫されています。

 

斜めから見た画像

斜めから見たケース内部の画像です。

 

反対側の斜めから見た画像です。

 

まとめ

以上が、PCショップASP Presence BEMOのレビューです。

卓上に設置できるほどコンパクトな筐体のゲーミングPCです。熱伝導率の高いアルミ削り出しボディを採用することで、ケースファンを排除し、排熱性とコンパクトさを実現しています。デザイン性も良く、とてもおしゃれです。

コンパクトでありながらも、Ryzen 5 5600XにRTX 3060 Tiという高めの性能のパーツを搭載しているので、フルHD環境ならどんなゲームも最高設定でプレイすることができます。クリエイティブな作業も高速で処理することができ、4Kの動画編集も可能です。

さらに購入から3年間は無償で対応してくれる3年保証も付いてくるので、安心して購入することができます。

ただし、高負荷時はアルミボディの表面が熱を持つので、狭い場所や熱がこもりやすい場所に設置するのは避けた方がいいと思います。

 

コンパクトでおしゃれな卓上ゲーミングPC

PCショップASP Presence BEMO

特徴

  • コンパクトでおしゃれなデザイン
  • RTX 3060 Ti搭載で高いゲーミング性能
  • 安心の3年保証

こんなあなたに

  • おしゃれなゲーミングPCが欲しい方
  • コンパクトで高性能ゲーミングPCが欲しい方
  • 価格36万円台[税込]~
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