Haswell搭載デスクトップパソコン一覧

更新日：2013年6月2日

2013年6月2日、新CPUの第4世代インテルプロセッサー「Haswell」が発売されました。ここでは、Haswellを搭載したデスクトップパソコンを紹介します。

Haswellの技術的な話は置いておき、このCPUのメリットは主に次の２つです。

なお、プロセッサーの性能向上は微小です。

HaswellのCPUを目的にデスクトップPCを購入する方は、内蔵グラフィックスの性能向上に期待していると思われるため、ここでは、外部グラフィックスを搭載しておらず、内蔵グラフィックス（インテルHDグラフィックス）を利用するデスクトップパソコンを紹介します。

Haswell搭載デスクトップPC一覧

2013年6月2日時点で、内蔵グラフィックスのみ利用するデスクトップパソコンは次の通りです。なお、現時点では機種が少ないですが、今後は各社から続々発売されていきます。

Haswellプロセッサー搭載のスリムタワー・デスクトップPC
	マウスコンピューター LUV MACHINES Slim	ドスパラ Slim Magnate GE
CPU	Core i7-4770
グラフィックス	インテル HD グラフィックス 4600
メモリ	8GB
HDD	500GB
チップセット	H87
価格（送料込み）	82,950円	89,480円
URL	公式サイト	公式サイト

価格はマウスコンピューターのLUV MACHINES Slimの方が安いです。納期はマウスコンピューターが約5日後出荷であるのに対し、ドスパラは約2日後出荷と早いです。ただし、マウスコンピューターは、Haswell搭載PCの即納モデルがあります。

マウス LUV MACHINES の実機レビュー

パソコン工房のPCは、なぜかWindows 7 を搭載しています。ご注意ください。個人的にはマウスコンピューター LUV MACHINESがおすすめです。

ドスパラのMonarch GEは拡張性が高くおすすめのタワー型デスクトップPCです。

2013年6月2日、秋葉原で開催された「Intel Technology Day in AKIBA 2013」に参加した際、Haswell「Core i7-4770K」とSandy Bridge「Core i7-2700K」の内蔵グラフィックスの比較が行われていました。

Core i7-4770KはCore i7-2700Kより、3DMark（Cloud Gate）で約2倍、FF XIV 新生エオルゼアで約1.8倍のスコアが出たそうです。

またFF XIV 新生エオルゼアの場合、（解像度や画質を調整すれば）”快適”のスコアが出るそうです。ただし、シムシティやバイオハザード6クラスのゲームになると、外部GPUを搭載したほうが良いとのことでした。

下図に、このときのスライドを掲載します。

Haswell「Core i7-4770K」とSandy Bridge「Core i7-2700K」の内蔵GPUの比較
～各種ベンチマーク結果～

下の動画は、Core i7-4770KとCore i7-2700Kで、FF XIV 新生エオルゼアのベンチマークを実行しているときの様子です。Core i7-2700Kの場合、動きがカクカクしていることが多いですが、Core i7-4770Kであれば滑らかです。

Haswell「Core i7-4770K」とSandy Bridge「Core i7-2700K」の内蔵GPUの比較
～ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア～

なお、Haswell（第4世代インテルCPU）とIvy Bridge（第3世代インテルCPU）の比較については、IT mediaさんが行っているので、こちらを参照下さい。