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Youtube番組から生まれたZ世代向けノートPC、NEC LAVIE SOL発表
NECから、YouTube番組「Nontitle」で生まれたZ世代向け(特に、大学生向け)のノートPCが「LAVIE SOL」がNECから発表されました。
デジタルネイティブとして成長し、これまでスマートフォンをメインで使っていたけど、大学入学や社会人デビューに合わせて、初めて自分用のパソコンを購入するという方がメインターゲットとなっています。
MacBook Airのようにデザイン性の高いボディ、持ち運びもできる質量、一般用途に十分な性能、必要十分なバッテリー駆動時間などが特徴となっています。
ここでは、LAVIE SOLの簡単な特徴をご紹介します。なお、発売時期は2024年11月21日ごろで、予約は既に開始しています。
公式サイトはこちら
YouTube番組から生まれたPC
ヒカルなどによるYouTube番組「Nontitle」のスピンオフシリーズにて、Z世代を中心とした6名の参加者がNECのノートPCを企画するリアリティーショー番組が放送。この6名の中には、元STU48の星野まりなさんも参加しています。今回の新製品はその中から企画され誕生した製品です。
「Nontitle」の番組はこちらです↓
製品の特徴
スタイリッシュなデザイン
LAVIE SOLの際立っている特徴の一つは、スタイリッシュなボディです。大学生を含めた若い世代の方の「人前でも自信をもって使うことができる、かっこいいノートPCが欲しい」という要望をしっかり満たしてくれます。
13.3型のコンパクトなサイズで、厚みは約14.3mmとスリムです。そのため、カバンへの収まりもよく、毎日のように大学に持参するという使い方がしやすいです。
ボディカラーは、プラチナシルバー(ユニセックスに使うことができ、ライトなイメージ)、フェアリーパープル(女性からの人気が高そう)、ムーンブラック(シックでかっこいい)の3色があります。キーボードもボディカラーと統一されており、見た目がいいです。
フラット天板の中央には、LAVIEのロゴマークが入っています。剛性の高い、アルミボディなので、質感もよさそうです。
そのままでもかっこいいですが、1000種類以上のケースも提供されます。自分らしさを出したい方は、スマホアクセサリーショップの「caseplay」で自分好みのケースを購入し、装着するといいでしょう。
底面もスッキリしています。底面には吸気孔がありませんが、内部にはデュアルファンを備え、吸気はキーボード面から行うため、冷却性能にも問題ないようです。
なお、触れることが多い、筐体、タッチパネル、キーボード、タッチパッドには、耐擦キズ・防指紋処理である「シルクタッチコート」が施されています。ハンドクリームなど塗った手で触っても、指紋汚れをふき取りやすく、綺麗な状態を保ちやすくなっているのも嬉しいポイントです。
タッチ対応のWUXGA液晶
LAVIE SOLは、画面比16:10、1920x1200ドットの13.3型液晶を搭載しています。一般的なFHD(1920x1080ドット)液晶よりも、縦方向の表示面積が少し広いので、作業がしやすいです。大学生向けとしてもちょうどいいディスプレイだと思います。
かな表記なしのキーボード
LAVIE SOLのキーボードです。かな表記がないので、スッキリしています。
一部サイズが小さいキーがありますが、アルファベットキーのサイズは揃っていますし、「Enter」や、「Backspace」キーのサイズは押しやすいサイズのようです。「Copilot」キーも配置されています。
なお、バックライトについては、特に記載がありませんでした。バックライトなしだと、薄暗い場所ではキーが見えにくくなるので、少し気になります。
ポート類はUSB Type-Cポートのみ
LAVIE SOLのポート類は、USB3.2 Gen2 Type-C x3ポートのみです。
フルサイズのUSBメモリなどをつなぎたい場合は、別途アダプターなどを用意する必要があります。
CPUはインテルの第13世代Core (U)
LAVIE SOLの搭載するCPUは、第13世代Core (U)です。
ベース電力が15Wクラスの省電力版CPUなので、処理性能はほどほどです。また、最近話題のNPU(AI処理用のユニット)も内蔵していません。最新のCore Ultra(シリーズ2)プロセッサーなどもありますが、こちらを搭載すると価格も高くなってしまうので、バランスを考えると妥当な構成だと思います。
ネットでの調べ物や、レポート作成などがメインの大学生にとっては、不足を感じることはほとんどないでしょう。ただし、画像・映像処理や編集、データ解析などを行うような学部の方は、もう少し高い性能のパソコンがすすめられることもあると思うので、大学・学部の推奨スペックを確認することをおすすめします。
カタログモデルとカスタマイズモデルの紹介
本機器には、家電量販店などで購入することができる「LAVIE SOL」(カタログモデル)と、NECダイレクトで購入することができる「LAVIE Direct SOL」(カスタマイズモデル)があります。
それぞれのモデルの仕様は、以下の通りです。
LAVIE SOL(カタログモデル)の仕様
LAVIE SOL(カタログモデル)の主な仕様です。
S1355/JAシリーズ | S1375/JAシリーズ | |
CPU | Core i5-1335U | Core i7-1355U |
メモリ | 16GB LPDDR5 | |
ストレージ | 256GB SSD | 512GB SSD |
ディスプレイ | 13.3型 16:10 1920x1200 IPS タッチ 光沢 |
|
カメラ | FHD・IRカメラ | |
インターフェイス | USB 3.2 Gen2 Type-C x3 | |
サイズ | 301.6x210x14.3 mm | |
質量 | 約1,197g | |
バッテリー | 動画再生:約10.8時間 アイドル時:約23.2時間 |
|
Office | Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024 | |
カラー | プラチナシルバー/ムーンブラック/フェアリーパープル | |
市場想定価格 [税込] | 197,780円前後 | 219,780円前後 |
LAVIE Direct SOL(カスタマイズモデル)の仕様
LAVIE Direct SOL(カスタマイズモデル)の主な仕様です。
カタログモデルにはない、Core i3-1315U搭載モデルも選択することができますが、大学生活の4年間快適に使うためには、Core i5-1335U以上がおすすめです。メモリやストレージの容量を選ぶことができるのが、メリットです。標準的な大学生におすすめの構成は、Core i5-1335U、16GBメモリ、512GB SSDぐらいです。
また、表には記していませんが、「メーカー保証」を最長5年間に延ばすことができますし、落下や水濡れなどによる故障もカバーできる「あんしん保証サービスパック」を最長5年間付けることも可能です。
さらに、「Officeソフトなし」を選ぶことができます。多くの大学では、学生にMicrosoft Officeを無償で提供してくれるので、「Officeなし」にすると、その分安く購入することができます。
これらの点を考えると、大学生が購入する場合は、カスタマイズモデルがおすすめです。
LAVIE Direct SOL | |||
CPU | Core i3-1315U | Core i5-1335U | Core i7-1355U |
メモリ | 8GB / 16GB | 16GB / 32GB | |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD | ||
ディスプレイ | 13.3型 16:10 1920x1200 IPS タッチ 光沢 |
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カメラ | FHD・IRカメラ | ||
インターフェイス | USB 3.2 Gen2 Type-C x3 | ||
サイズ | 301.6x210x14.3 mm | ||
質量 | 約1,197g | ||
バッテリー | 動画再生:約10.8時間 アイドル時:約23.2時間 |
||
Office | Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024 / なし | ||
カラー | ムーンブラック | プラチナシルバー/ムーンブラック/フェアリーパープル |
その他の特徴
バックグラウンド処理を制御したり、充電をコントロールするためにAIを活用して、ロングバッテリー駆動ができ、バッテリーのへたりも抑えることができる機能を備えています。
また、ACアダプターは、小型のウォールマウントタイプ(ACアダプター本体とコンセントのプラグが一体になっている)となっており、持ち運びがしやすいです。
Z世代の意見を取り入れて開発されただけあって、細かい部分にも配慮が払われています。
購入先
今回発表された、LAVIE SOL、LAVIE Direct SOLに関しては、下記のNEC LAVIE公式サイトで詳細を確認することができます。予約は既に受け付けており、販売開始は、2024年11月21日の予定です。
NEC LAVIE公式サイトはこちら
パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートの仕事に従事。2018年頃からthe比較の記事執筆に参加。
the比較運営者。以前は、システムインテグレーターの企業にて、PCサーバーの設計・構築を担当。毎年約150台のパソコンの実機をレビュー。
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