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NEC LAVIE Direct HZ の実機レビュー(2)
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。今回はCore i5搭載モデルでの計測結果を記載しています。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
比較的低めの動作音です。
騒音値の計測結果
計測機器:リオン NL-42K、部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時のCPU温度がやや高めですが、低負荷な作業であれば問題ないでしょう。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
普通の温度だと思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低い消費電力です。
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディにはマグネシウム-リチウム合金を採用しています。MacBookやXPS 13 2-in-1のように叩いてもねじっても曲がらない"硬い"ボディというよりは、ボディはやや曲がっても内部は壊れないようにしているボディです。そのため、押すと少し凹みますし、液晶部分をねじると少し曲がります。ただし、150kgfの面加圧などのテストはしており、十分な堅牢性はあります。
カラーは、メテオグレー、ムーンシルバー、プレシャスゴールドの3種類用意されていますが、以下にプレシャスゴールドのカラーを掲載します。ゴールドは、最近のパソコンの流行りのカラーとなっておりゴージャス感があります。指紋も目立たず、頻繁に表面を拭く必要もありません。
天板です。
360度回転するヒンジは、かなり幅が広く、耐久性が高そうです。
タブレット形状の画像です。
タブレット形状にしたときの横からみたときの画像です。
L字形状にしたときの画像です。
Webカメラは液晶下部に配置されています。
天板を閉じたときの画像です。
底面です。
液晶は360度回転するため、下図のように180度開いて、相手に画面を見せることも可能です。いくら開いても、本体が後ろへ倒れることはありません。
右側面のインターフェースです。メモリカード、USB3.0、HDMIなどのポートがあります。USB Type-Cポートが無いのは残念です。
左側面には、電源ポート、電源ボタン、音量ボタンがあります。
ACアダプターの画像です。レノボの一部のThinkPadと同じ仕様のACアダプターです。実際にThinkPad X270のACアダプターを接続してみましたが充電可能でした。メーカーは保証しないでしょうが、ACアダプターが複数欲しい人は、安いレノボのACアダプターを購入してもいいと思います。
底面カバーを開けたときの画像です。
CPUファンの画像です。
128GB SATA M.2 SSDの画像です。
メモリはオンボードでスロットはないため、増設・換装はできません。
内蔵バッテリーの詳細です。今回はCore i5モデルですので、45Whのバッテリーを搭載しています。
メテオグレー
メテオグレーのパソコンもお借りしたので、画像を掲載します。
ブラックに近いグレーで落ちつきのあるデザインです。
天板です。
最後に、2色のカラーのPCを並べて掲載します。
まとめ
以上がNEC LAVIE Direct HZ(2017年春モデル)のレビューでした。
液晶が360度回転するギミックを備え、タッチパネルも搭載しながら、約769gという質量は、かなり秀逸な製品だと思います。大容量バッテリーを搭載したCore i7/i5モデルでも、約831gという軽さです。一度この軽さを体感すると、他の1kg以上のモバイルノートPCがかなり重く感じてしまいます。
狭額ベゼルでボディもコンパクトになり、カバンに入れやすくなりました。
押すと少し凹みますし、液晶部分をねじると少し曲がりますが、150kgfの面加圧などのテストはしており、十分な堅牢性はあります。
惜しいのはLTEに対応していない点です。そろそろLTEに対応して欲しいです。
また、バッテリー駆動時間は普通ですが、45Whのバッテリーを搭載している割にはやや短いかなと感じました。
メーカーサイト:NEC Direct(LAVIE Direct HZ) |