※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

NEC LaVie X(LaVie G タイプ X)の実機レビュー(2)

更新日:2012年12月29日
前へ 1 2  
  目次  

静音性のチェック

本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。

アイドル時や動画再生時など低負荷なとき、騒音値は低いです。エンコードのような高い負荷をかけたときは、ファンが高速回転するときとしないときがあり、騒音値は一定になりませんでしたが、標準的な騒音値だと思います。


パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

下記の3つの状態で計測した結果、標準的な温度だと思います。


表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

下記のいずれの状態でも、キーボード部分、パームレスト部分は熱くなりません。そのため、キー入力しているときなど作業時に不快に感じることはありません。

ただし、キーボードの上の部分にスペースが大きく取られており、高負荷時には温度が高くなります。触るとかなり熱くなっているので気をつけましょう。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。

低消費電力の超低電圧版CPUを使用していますが、液晶画面が大画面・高解像度となっているため、トータル的に標準的な消費電力です。


外観のチェック

外観のチェックです。

ボディはアルミ合金です。

 

斜め画像です。非常に薄いです。

 

天板です。フラットでシンプルなデザインです。

 

ボディのアップです。(画像では見にくいですが)ヘアライン加工が施されています。

 

NECのもう1つの薄型・軽量パソコンLaVie G タイプ Zと比較したときの画像です。

 

A4用紙と比較したときの画像です。A4用紙よりかなり大きくなっています。

 

底面です。ほぼフラットです。バッテリやメモリ、ディスクの交換はできません。

 

ゴム足です。

 

ACアダプターです。幅はありますが、薄型であるため、カバンへ入れやすいです。

側面の端子です。HDMIやメモリカードスロットは搭載されています。しかし、光学ドライブがありません。また、LANポート、VGAポートがありません。USBポートも 2ポートしかありません。

 

液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。ほぼ180度ひらきます。床に置いてしゃがんで作業するときなど便利です。

まとめ

以上がLaVie X(LaVie G タイプ X)のレビューでした。

15.6型フルHD(IPS液晶)のノートパソコンが、約1.59kgであるという点が特徴です。大画面・高解像度ノートパソコンを持ち歩きたいというニーズは確実にあります。こういった要望を持っている方にとっては、これ以上ない最良の製品となるでしょう。

また、12.8mmの極薄ボディも特徴です。サイズは375(W)×255(D)mmと大きいため、このサイズがカバンに入るかを確認しておくと良いでしょう。

メインPCとして使うにはポート類が少ないです。LANやVGAポートがありません。USBポートも少なめです。また、光学ドライブも搭載されていません。これらのポート、ドライブが必要か確認しましょう。必要な場合は、別途外付けのアダプター、光学ドライブを購入しましょう。

バッテリ駆動時間もそれほど長くないです。動画再生時の駆動時間テストで約3時間でした。一般的な13型クラスのモバイルパソコンの3分の2程度の駆動時間です。バッテリ状態で長く使用するのかも確認しましょう。

また、CPUがウルトラブックで使用される超低電圧版CPUです。標準電圧版の4コア Core i7よりも、パフォーマンスは落ちます。超低電圧版CPUでも多くの作業は問題ないですが、エンコードなどのCPUパワーを使う処理には向いていません。このようなCPUパワーの使う処理を行わないかも確認しましょう。

詳細はこちら
メーカーサイト:LaVie G タイプ X