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NEC LaVie G タイプ Lの実機レビュー(2)
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静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
下記の4つの状態で計測したところ、全体的に静かです。特にバイオハザード5ベンチやエンコードなど高い負荷をかけても、騒音値は低めの値を示していました。


パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
下記の4つの状態で計測した結果、エンコード時のCPU温度がやや高かったです。エンコード処理をする場合、「400-CLN021」のようなノートPC用クーラーの設置もご検討下さい。


表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
下記の4つの状態で計測した結果、全体的に標準的な温度ではありますが、高い負荷をかけるとやや左の手のひら部分が暖かく感じます。またタッチパッド部分の温度がやや高いです。


消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
今回、フルHDの液晶を搭載しているため、1366x768の液晶を搭載した同スペックのPCと比べると、やや消費電力が高めです。ただし、思ったほどではなかったです。


外観のチェック
LaVie G タイプ Lの外観のチェックです。
パームレスト、キーボード、液晶、天板と、すべてが光沢です。見た目は映えるのですが、指紋が目立ちやすく、ホコリも付着しやすいです。小まめにクロスで拭き取ったほうが良いです。
下の図は、キーボードに付いた指紋です。
ボディをホワイト系にすると、指紋やホコリが目立ちにくくなるかもしません(ただし、LaVie G タイプ Lのホワイトでは、確認していません)。
YAMAHAのステレオスピーカーを搭載しており、ノートPCの割には音が良いです。
天板です。
天板の拡大図です。ドットの模様が入っています。この模様はパームレストにも入っています。
液晶と液晶フレーム(ベゼル)をガラスで覆うフルフラットデザインになっています。光沢液晶であるため、映り込みはありますが、映像などは綺麗です。
底面です。フタを開けると、mSATAのSSDが入っています。
側面のポートは次の通りです。十分な数のポートが用意されています。
背面の左側にUSB2.0ポートがあり、USBマウスを接続するには最適な位置だと思います。ポート類で特に不満はありません。
液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。約180°も開きます。
まとめ
以上がNEC LaVie G タイプ Lのレビューでした。
独立グラフィックスは選択できないものの、色鮮やか&フルHDの液晶、Core i7のIvy Bridge、インテル スマート・レスポンス・テクノロジー対応のハードディスクなどを搭載でき、スペック面では十分です。
ただし、キャッシュに使用されているSSDがそれほど高速ではないためか、CrystalDiskMarkによるアクセス速度はそれほど速くはありませんでした。最新のSSDのように約500MB/sの速度は出ませんのでご注意下さい。
基本的には高品質なPCであるとは思いますが、1点気になったのは、底面以外、ボディが光沢であるということです。特にキーボードがツルツルで、指紋が目立ちます。指が乾いているときは滑りやすく、指が湿っているときはべたつくので、個人的には打ち心地があまり良くありませんでした。ただし、キーボードは抗菌塗装しているため、細菌の繁殖は少ないようです。また、ボディをよく拭いていれば見栄えも良いです。
国内では売れ筋のPCです。マニュアルも充実しており、PC初心者の方でも安心して使えると思います。
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メーカーサイト:LaVie G タイプ L
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