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NEC LaVie Light の評価レビュー
はじめに - NEC LaVie Lightの特徴

NEC LaVie Lightの特徴は、SSDとハードディスクの両方を内蔵したネットブックであることです。
通常は、SSDかハードディスクのどちらかしか選択できません。しかし LaVie Lightは、SSDとハードディスクの両方を内蔵しています。これは他社のネットブックには無い点です。
また、バッテリ稼働時間が長いことも特徴です。通常のネットブックは2,3時間が主流ですが、LaVie Light は7.4時間もバッテリで動作します。
こんな NEC LaVie Lightを実際に触って評価しました。 下記にレビュー記事を記載します。
ここがすごい! - SSD+HDDの両方を搭載

なんと言っても、NEC LaVie Lightの最大の特徴は、SSDとハードディスクの両方を内蔵している点です。
読み込みの速いSSDと、大容量のハードディスクの両方のメリットを生かすことができます。
このようにSSDとハードディスクの両方を内蔵したネットブックは他社にはありません。
OSは起動の速いSSDへ、動画や画像はハードディスクへ保存すると良いでしょう。 尚、初期出荷時点で、OSはSSDにインストールされています。
ここがすごい! - 起動が速い

SSDにOSがインストールされているNEC LaVie Lightですが、どのくらい起動が速いのか他のネットブックと比較してみました。
比較したのは、ASUSのEee PC 1000Hです。
左の図において、左側のパソコンが NEC LaVie Lightで、右側がEee PC 1000H です。
この2つのパソコンの電源を同時に入れてみたところ、Windows のロゴが最初に表示されたのはNEC LaVie Light でした。
さらに、NEC LaVie Light は、電源を入れてから31秒後に起動が完了しました。
遅れて、ASUS Eee PC 1000Hは、電源を入れてから44秒後に起動が完了しました。
明らかに、NEC LaVie Lightのほうが起動が速い結果となりました。 さすがSSDといったところです。
ここがすごい! - 長時間バッテリ

NEC LaVie Lightは長時間駆動するバッテリも魅力の1つです。
ネットブックは、やはりメインPCというよりも、サブPCとして使われるほうが多いです。 サブPCとしての用途は外出時に携帯する、要はモバイル用として使う人が最も多いと思います。
モバイル用途として使う方にとって重要なものの1つに、バッテリ時間の長さがあります。
NEC LaVie Lightは、7.4時間も、バッテリ状態で駆動することが可能です。 これだけあれば、1日中外出先で使っても大丈夫です。
ここがすごい! - 耐圧150kgfの頑丈さ
普通のネットブックは、安く作られている分、10万円以上するモバイルノートと比べると頑丈さが足りません。
しかし、LaVie Lightはネットブックの中では頑丈です。 天板を上から、150kgfの力で押しても壊れません(ただし保証するものではありません)。 例えば、カバンの中に入れて電車に乗り、満員で他の人に押されても、LaVie Lightは壊れにくいです。

ここがすごい! - タッチパッドが誤動作しにくい

ノートパソコンでキーを打っていると、知らず知らずのうちにタッチパッドが反応して、マウスポインタが変なところへ移動したり、違う画面がアクティブになってしまったりします。 反応しやすいタッチパッドは、キー入力がままならず、イライラすることさえあります。
でも、LaVie Lightは違います。 キー入力を行っていても、タッチパッドの誤動作が少ないです。 これは見た目ではわからない大きなポイントだと思います。 海外メーカーと違い、さすがNECはこういう細かいところに気を配れると感じました。 キー入力が多い人はLaVie Lightはおすすめです。
ここがすごい! - 豊富な初心者向けソフト・マニュアル
子供やご年配の方が購入する場合、使いやすいマニュアルが揃っていたほうが良いです。
LaVie Lightは、海外メーカーとは違い、国産メーカーのため(しかも日本シェアNo.1)、マニュアルが充実しています。
例えば、次の「LaVie Light メニュー」です。 サービスごとに見やすく分類されているので、やりたいことがすぐに分かります。

次のソフト「サポートナビゲーター」は、パソコンの基本的な使い方や、困った時の解決方法などが、分かりやすく表示されています。

その他にも、複数の辞書で調べられる辞書ソフト「デ辞蔵」や、いざというときに役立つ「家庭の医学」、健康志向の方におすすめの「血液サラサラ健康事典」などがあります。


ソフト類だけでなく、紙でのマニュアルも充実しています。 ご年配の方は、初めてパソコンを購入する方も安心できると思います。
ご両親や、子供にパソコンを買ってあげる場合、マニュアルが少ないパソコンだと、いちいち質問されて面倒な時があります。 電話で質問されてもうまく伝えられないときがあります。 そんなときに、充実したマニュアルがあると、説明のときにも楽だし、自分で調べさせることもできます。
その他評価 - 液晶は綺麗
NECの液晶は綺麗なので、見やすいです。 液晶の種類は光沢です。 そのため動画などを観るには綺麗ですが、斜めから見ると周りのものが少し映りこみます。

その他評価 - 表面温度は少し高め
NEC LaVie Lightの表面温度はやや熱かったです。 前バージョンのLaVie Lightと比べると本体が薄くなったため、その影響で熱くなったのだと思います。 ただ、今は夏で、表面温度が上がりやすいため、少し高めに表示されたというのもあります。
ただ、温度計で計測すると熱いのですが、実際にキーボードを打っているときは、それほど熱さを感じません。 これは本体の中央部分は厚いのですが、左右の端は、中央に比べて表面温度が低いからだと思います。 手や指を置く場所は、本体の端なのでそれほど熱さを感じなかったのかもしれません。
ひざの上にのせたときは、わりと熱かったです。 本体の裏側に「使用中、装置底面が熱くなりますので長時間ひさの上などに直接触れてのご使用はしないでください」と書いてあるくらいなので、ひさの上での作業はあまりしないほうが良いと思います。

その他評価 - 静音性

ファンの音は、少しうるさいです。
騒音計で計測してみたところ、通常と比べて、約5.7dB増加しました。
普通の人であれば気にはならないレベルですが、静音性を気にする人は、うるさく感じるかもしれません。 ただ、ネットブックは、どれも比較的うるさいので、静音性を求めるのであれば、高級なモバイルパソコンが良いでしょう。
その他評価 - 本体の厚さは普通。

本体の厚さは普通です。 操作する人から見ると手前側は薄いのですが、奥側はバッテリがあるためそれほど薄くはありません。
また、LaVie Light の BL350という機種は、左の図のようにバッテリ部分が少し出っ張っています。 BL310やBL300はこのような出っ張りはありません。
LaVie Light のちょっとここが残念・・・
個人的にちょっと残念な点を挙げます。
1つ目は、さきほども書きましたが表面温度が少し高めなところです。 テーブルの上に置いて作業する場合は、気にはなりませんが、ひざの上において作業をすると熱さが気になります。
2つ目は、BL350のバッテリ部分の出っ張りです。 BL350は7.4時間もの長時間バッテリを標準搭載しているため、出っ張りがあります。出っ張りがきになる人はBL310を購入すると良いでしょう。 BL310でもバッテリ駆動時間は4.2時間なので長いほうです。ただしBL310はSSDが搭載していないので注意しましょう。
LaVie Lightのラインナップ
NEC LaVie Lightにはいくつかのラインナップがあります。 それぞれの機種の異なる部分を記載します。
おすすめ | |||
BL350 | BL310 | BL300 | |
記憶媒体 | SSD16GB+ HDD160GB |
HDD160GB | HDD160GB |
Office | なし | Office Personal 2007 (2年間ライセンス版) |
なし |
バッテリ | 7.4時間 | 4.2時間 | 3.2時間 |
価格 | 69,930円 | 69,930円 | 59,850円 |
まとめ

まとめると、LaVie Light は、次のようなメリットがあります。
NEC LaVie Light は、こんなあなたにおすすめです。
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最後に、パソコンには、セキュリティソフトを最低限インストールしましょう。