mouse C1シリーズの実機レビュー
CPU | Celeron N4100 |
---|---|
メモリ | 8GB |
ストレージ | SATA SSD |
液晶サイズ | 11.6型 |
液晶種類 | HD 非光沢 |
質量 | 約1.2kg |
バッテリー | 約 7.5時間 |
価格[税込] | 4万円台~ |
mouse C1シリーズは、子供でも使いやすい小型・低価格のノートPCです。
小さめの11.6型液晶を搭載し、ボディが小さめの製品で、質量も約1.2kgと比較的軽くなっています。また、キーピッチが狭く、筆者だとキーボードが窮屈に感じますが、子供にはちょうど良さそうです。
価格も4万円台からと手ごろです。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Celeron N4100、8GBメモリ、256GB SATA SSD
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目次
お忙しい方は、「mouse C1シリーズの特徴」のみお読みください。
mouse C1シリーズの特徴
子供でも使いやすいサイズ
mouse C1シリーズは、小型で軽くて、子どもにも扱いやすいノートPCです。価格も安いため、子供用にちょうどいいのではないかと思います。
キーピッチ(キーの中央から、隣のキーの中央までの幅)が狭く、手の大きい大人が使うと窮屈に感じますが、子どもの手や、手が小さめの女性などにはちょうどよさそうです。
256GB SSD付きで4万円台からと安い
mouse C1シリーズは、4万円台と安いノートPCですが、ストレージには256GB SSDが搭載されており十分な容量です。安価なノートPCは、64GBしかないケースもありますが、この場合、色々ソフトをインストールしたり、Windowsアップデートを重ねたりすると、容量不足になる可能性が高いです。一方、本製品のように256GBあれば安心です。また、カスタマイズで、2TB SSDに変えることも可能です。
ディスプレイのチェック
ディスプレイのチェックです。
解像度が1366x768と低く、視野角も悪く、あまり見やすいディスプレイではありません。最大輝度は、当サイトの計測では211cd/m2と低めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 画素・
ギラつき - 映り込み
- フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
mouse C1シリーズのキーボードのチェックです。
仕様表では「キーピッチ約17.43mm / キーストローク約1.7mm」となっています。また、縦方向のキーピッチは実測で約16.5mmです。キーストロークは十分ありますが、キーピッチが狭いので、手の大きい筆者は窮屈に感じます。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
CPU
Celeron N4100を搭載しており、性能は低めでが、バックグランドで大きな処理が流れていない状態なら、Web閲覧、Officeの使用くらいなら、それほどストレスなく使うことができます。
ただ、たまにしか使わない人は、電源を入れると各種アップデートが走ってしばらく重く感じる可能性があります。
~ CPU性能の評価 ~
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
ストレージ
ストレージには、SATA SSDを搭載しており、高速です。
~ ストレージ性能の評価 ~
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。読み込み、書き込みともに速度は普通です。
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は、約31Whと少なめです。バッテリー駆動時間もそれほど長くありません。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 約 7.5時間 |
(2) PCMark 10 Modern Office | ― |
(3) 動画再生時 | 5時間51分 |
(4) PCMark 8 Work | ― |
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時でも音はしますが、全体的にやや低めの騒音値だと思います。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
ここでは、CPU使用率がかなり高くなるエンコード時の温度のみを掲載します。
80℃前後で推移しており、やや高めかなと思います。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
表面温度は低めです。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
低めの消費電力です。
外観のチェック
mouse C1シリーズの外観のチェックです。
プラスチック感のあるボディで、液晶のフレームも分厚く、昔っぽいデザインです。
スピーカーは底面の正面側にあります。音質はあまり良くなく、ボーカル音など聞きにくいです。10点満点で3~4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
ヒンジ部分の画像です。
インターフェースは、LAN、VGA、SDカードスロット、HDMIなど揃っていますが、USB-Cポートはありません。
液晶が開く最大の角度です。
底面の画像です。
バッテリー部分はやや出っ張りがあります。
最近にしては珍しく、バッテリーが取れます。
ACアダプターは小型です。
まとめ
以上がmouse C1シリーズです。
小型で、比較的軽く、価格も安いため、子どもにも最適なノートPCです。
キーピッチが狭く、手が大きい大人は窮屈に感じると思いますが、子供や手が小さい大人は、ちょうどいいのではないかと思います。
また、標準で256GB SSDを搭載しており、「容量不足でWindowsアップデートできなくなった」といったトラブルが少なくて済むでしょう。
ただし、液晶の解像度は低く、視野角も狭く、ギラつきを感じます。あまり品質の良い液晶ではありません。また、見た目がやや昔風で、デザインにもこだわりたい方には、適さないだろうなと思います。
子供も使いやすい小型・低価格PC
mouse C1
特徴
- 小型で比較的軽い
- 価格が安い
- キーピッチは窮屈
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- 価格4万円台[税込]~
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