mouse C1シリーズの実機レビュー

更新日:2020年6月6日
CPU Celeron N4100
メモリ 8GB
ストレージ SATA SSD
液晶サイズ 11.6型
液晶種類 HD 非光沢
質量 約1.2kg
バッテリー 約 7.5時間
価格[税別] 4万円台~
子供も使いやすい小型・低価格PC

mouse C1シリーズは、子供でも使いやすい小型・低価格のノートPCです。

小さめの11.6型液晶を搭載し、ボディが小さめの製品で、質量も約1.2kgと比較的軽くなっています。また、キーピッチが狭く、筆者だとキーボードが窮屈に感じますが、子供にはちょうど良さそうです。

価格も4万円台からと手ごろです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Celeron N4100、8GBメモリ、256GB SATA SSD

 

目次

お忙しい方は、「mouse C1シリーズの特徴」のみお読みください。

 

mouse C1シリーズの特徴

子供でも使いやすいサイズ

mouse C1シリーズは、小型で軽くて、子どもにも扱いやすいノートPCです。価格も安いため、子供用にちょうどいいのではないかと思います。

子供でも扱いやすいサイズ

 

キーピッチ(キーの中央から、隣のキーの中央までの幅)が狭く、手の大きい大人が使うと窮屈に感じますが、子どもの手や、手が小さめの女性などにはちょうどよさそうです。

子どもの手ならちょうどいい
※約150cmの身長の子供の手です

 

256GB SSD付きで4万円台からと安い

mouse C1シリーズは、4万円台と安いノートPCですが、ストレージには256GB SSDが搭載されており十分な容量です。安価なノートPCは、64GBしかないケースもありますが、この場合、色々ソフトをインストールしたり、Windowsアップデートを重ねたりすると、容量不足になる可能性が高いです。一方、本製品のように256GBあれば安心です。また、カスタマイズで、2TB SSDに変えることも可能です。

256GB SSDと十分な容量で、4万円台~

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

解像度が1366x768と低く、視野角も悪く、あまり見やすいディスプレイではありません。最大輝度は、当サイトの計測では211cd/m2と低めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は狭いです。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、寒色系の画面であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は狭く、斜めから見ると色合いが変わってきます。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきを感じるので、長時間使うと、目が疲れるかもしれません。

画面拡大

非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、輝度を下げてもフリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

mouse C1シリーズのキーボードのチェックです。

仕様表では「キーピッチ約17.43mm / キーストローク約1.7mm」となっています。また、縦方向のキーピッチは実測で約16.5mmです。キーストロークは十分ありますが、キーピッチが狭いので、手の大きい筆者は窮屈に感じます。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

Celeron N4100を搭載しており、性能は低めでが、バックグランドで大きな処理が流れていない状態なら、Web閲覧、Officeの使用くらいなら、それほどストレスなく使うことができます。

ただ、たまにしか使わない人は、電源を入れると各種アップデートが走ってしばらく重く感じる可能性があります。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Celeron N4100
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Core i9-10980HK 3713
Core i7-10875H 3557
Core i7-10750H 2965
Core i7-10710U 2211
Core i7-10510U 1459
Ryzen 5 3500U 1421
Core i5-10210U 1418
Core i3-10110U 922
Ryzen 3 3200U 751
Celeron N4100 534 [レビュー機で計測]
Pentium Gold 5405U 516
Core m3-8100Y 434
Pentium Gold 4425Y 360
Celeron 3867U 295
A9-9425 284
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージには、SATA SSDを搭載しており、高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB SATA SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3500
SATA-AHCI SSD 564 [レビュー機で計測]
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。読み込み、書き込みともに速度は普通です。

SDカードスロット性能
~ CrystalDiskMark ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、約31Whと少なめです。バッテリー駆動時間もそれほど長くありません。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約 7.5時間
(2) PCMark 10 Modern Office
(3) 動画再生時 5時間51分
(4) PCMark 8 Work
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でも音はしますが、全体的にやや低めの騒音値だと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がかなり高くなるエンコード時の温度のみを掲載します。

80℃前後で推移しており、やや高めかなと思います。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

表面温度は低めです。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

mouse C1シリーズの外観のチェックです。

プラスチック感のあるボディで、液晶のフレームも分厚く、昔っぽいデザインです。

 

スピーカーは底面の正面側にあります。音質はあまり良くなく、ボーカル音など聞きにくいです。10点満点で3~4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

 

ヒンジ部分の画像です。

 

インターフェースは、LAN、VGA、SDカードスロット、HDMIなど揃っていますが、USB-Cポートはありません。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面の画像です。

 

バッテリー部分はやや出っ張りがあります。

 

最近にしては珍しく、バッテリーが取れます。

 

ACアダプターは小型です。

 

まとめ

以上がmouse C1シリーズです。

小型で、比較的軽く、価格も安いため、子どもにも最適なノートPCです。

キーピッチが狭く、手が大きい大人は窮屈に感じると思いますが、子供や手が小さい大人は、ちょうどいいのではないかと思います。

また、標準で256GB SSDを搭載しており、「容量不足でWindowsアップデートできなくなった」といったトラブルが少なくて済むでしょう。

ただし、液晶の解像度は低く、視野角も狭く、ギラつきを感じます。あまり品質の良い液晶ではありません。また、見た目がやや昔風で、デザインにもこだわりたい方には、適さないだろうなと思います。

 

子供も使いやすい小型・低価格PC

mouse C1

特徴

  • 小型で比較的軽い
  • 価格が安い
  • キーピッチは窮屈

こんなあなたに

  • 子供や手の小さい大人
  • 低予算でノートPCを購入した方
  • 価格4万円台[税別]~
公式サイトはこちら

 

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