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マイクロソフト Surface Bookの実機レビュー(2)
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以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
エンコード時は低めの動作音だと思いますが、それ以外は普通の動作音です。

部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264)
左から4番目の図:FF XIV ベンチマーク ループ実行(60fps制限)時(標準品質、1920x1080)
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時のCPU温度が高めです。それ以外は普通です。


表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
タブレット(液晶)側にCPUが、キーボード側にGPUがあるため、両方の温度を計測しました。キーボード側の温度はそれほど熱くなりません。キー入力を快適に行えます。タブレット(液晶)側は高い負荷をかけるとかなり熱くなる部分があります。タブレット形状で、手で持って作業をするときは気をつけましょう。


消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
普通の消費電力です。


外観のチェック
外観のチェックです。
タブレット形状の画像です。かなり画面が大きいです。重量はやや重いですが、片手で持てなくもありません。
キーボードとのドッキング部分です。マグネット+電子的なロックでドッキングする方法を採用しており、持ち運ぶときに取れることはないと思います。
ドッキングしたときの画像です。
ボディはマグネシウム合金で出来ており、頑丈です。
天板です。
ヒンジの画像です。YOGA Pro シリーズのように、いくつもの軸が連動して動くヒンジを採用しています。ただし、液晶は360度回転しません。また、液晶を閉じたときに、キーボードと液晶の間に隙間があります。
この隙間があることで、強度が心配でしたが、ボディもヒンジも頑丈に作られているので、満員電車で押されたくらいの加圧では故障しないと思います。
たまたまレビュー中のVAIO S13と高さを比べたときの画像です。液晶とタブレットの間に隙間がある分、高さもありますが、それほど大きな違いではありません。
液晶(タブレット)を反対向きにドッキングしたときの画像です。
テント型にしたときの画像です。
底面です。
液晶が開く最大の角度です。
右側面です。イヤホン、Mini DisplayPort、電源コネクタがあります。
左側面にはUSB3.0、SDカードリーダーがあります。
ACアダプターの画像です。
電源コネクタは、キーボード側にもタブレット(液晶)側にも接続することが可能です。
まとめ
以上が、Surface Bookのレビューです。
外部GPUを搭載したモバイルノートパソコンです(一部のモデルは外部GPUを搭載していません)。外部GPUである「GeForce GPU」は、GeForce 940Mよりもやや良い性能です。Adobe Creative Cloudのソフトなど、GPU支援に対応するアプリケーションを、外出先で使用するといった用途に適している製品だと思います。
ただし、重量は重いです。また、タブレット形状時のバッテリー駆動時間も短いです。価格も高いです。
GPU支援を"必要としない"アプリケーションのみを使用するのであれば、もっと軽量で安いモバイルノートパソコンか、Surface Pro 4 のほうが良いと思います。
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メーカーサイト:マイクロソフト(Surface Book) |