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レノボ ThinkPad W540の実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
全体的に低い騒音値です。
騒音値の計測結果
部屋を極力無音にしたときの騒音値:40.4dB、 測定機器:GS-04
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※選択したCPUやGPUが異なると騒音値は変わってきます
左から1番目の図:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目の図:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目の図:TMPGEnc Video Mastering Works 5 でエンコード時(x264、解像度1280x720)
左から4番目の図:SPECviewperf 12 実行時
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
エンコード時のCPU負荷が高いですが、その他は問題ありません。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高い負荷をかけると左側のパームレストが熱くなり、長時間手のひらを置いていると、やや不快です。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
高解像度液晶や高性能パーツを使用していることもあり、消費電力はやや高めです。
外観のチェック
外観のチェックです。
Quadro K2100Mの専用GPUを搭載している割には薄いボディと思います。触っても指紋跡が目立ちにくいです。
天板です。
底面です。
底面カバーを取り外したときの画像です。
内蔵のSSDです。
ウルトラベイにあるSSDです。
ACアダプターです。やや大きいです。
ACアダプターの容量は170Wです(20V、8.5A)です。
コネクタは、ThinkPadとNECが共同で使用している独特の形状です。
側面です。Mini DisplayPort/Thunderbolt(共有)やVGAポートを搭載している点が特徴的です。
液晶ディスプレイの開く角度は、下図の通りです。
まとめ
以上が、ThinkPad W540のレビューです。
グラフィックスにQuadro K1100MまたはK2100Mを選択できるモバイルワークステーションです。
解像度が高くて見やすい液晶を搭載し、さらにカラーセンサーを搭載すれば、別途装置を接続しなくてもキャリブレーション可能です。非光沢で、ギラつきもほぼなく、白色点をD65やD75にしてキャリブレーションすることで画面の青みを抑えることもでき、目に優しい液晶であると思います。
エクストリームエディションのCPU、4枚のメモリ、SSDのRAIDなどを構成でき、処理性能も非常に高いです。
キーボードも打ちやすいです。
このように液晶も見やすく、処理性能も高く、キーボードも打ちやすいので、仕事用に使うには非常におすすめの製品です。
ただし、欲を言えば、Quadro K3100Mなど、もう少しハイエンドなグラフィックスを選択できると良かったと思います。
もし、「Quadroは必要ない!」という方は、レノボ 公式サイトを購入すれば、キャリブレーションが可能になります。