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レノボ ThinkPad W530の実機レビュー(2)
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静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。もし動作音が大きいと、気になって作業に集中できなかったり、周りの人に迷惑になったりします。
アイドル時でもファンの回転音がやや聞こえ、騒音値も他のPCと比べるとやや高めです。ただし、アイドル時以外の状態の時は他のPCと比べて標準的な騒音値であると思います。なお、バイオハザード5ベンチマーク動作時は、実行中にファンの回転速度が変わり、44.5~46.5dBの間を行き来していました。


パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
下記の4つの状態で計測した結果、いずれの状態でも標準的なパーツの温度だと思います。


表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
下記の4つの状態で計測した結果、こちらも標準的な温度です。


消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。もし、消費電力が高いと、電気代が高くなります。
下記の4つの状態で計測した結果、フルHD液晶および独立GPUを搭載しているため、やや高めの消費電力かなと思います。


外観のチェック
ThinkPad W530の外観のチェックです。
キーボードの横にスピーカーが搭載されています。音質はノートパソコンとして普通だと思います。
天板です。マットな質感です。
底面のフタを外したときの画像です。メモリカードスロットが2つあります。ハードディスクは7mm厚でしたが、9.5mm厚のハードディスクもマウンタ(両サイドの黒い保護カバー)さえ別途用意できれば、装着可能だと思います。
ちなみに、レノボから9.5mm厚のハードディスクを購入すると、マウンタが付属してきます。
キーボードの下に、2枚のメモリや、mSATAのSSD、ワイヤレスLANアダプター等が搭載されています。
mSATA SSDの拡大図です。ちなみに、型番はSAMSUNG MZMPC032HBCD-000です。
ACアダプターは大きめです。
ThinkPad W530の側面です。Mini-Displayportや、VGAなどが搭載されています。ただし、HDMIポートがありません。
天板は、下図の角度まで開きます。
まとめ
以上が、レノボ ThinkPad W530のレビューでした。
広色域の液晶ディスプレイおよびキャリブレーション用カラーセンサーを搭載し、鮮やかで正しい色を表示することができます。一般的なノートパソコンと本機で、デジタルカメラで撮影した画像を見比べると、明らかに綺麗さが違います。
インテル第3世代プロセッサー・エクストリームエディションのCore i7に、最大32GBのメモリ、2台のストレージ(mSATA接続のディスクを合わせれば3台)を搭載可能で、非常に高い性能も持っています。
独立GPUは、3D製作者向けグラフィックスのNVIDIA Quadro K2000Mを搭載可能です。ミドルレンジのグラフィックスです。ただ、CPUやメモリが高性能だけに、Quadro K5000MやK4000Mなどハイエンドなグラフィックスも搭載できれば良かったなと思います。
基本的には2D CAD、3D CAD、3Dコンテンツの制作者などのプロ向けの製品ですが、撮影した写真をノートパソコンで綺麗に見たいという方にも適したパソコンであると思います。
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