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レノボ ThinkPad T440sの実機レビュー(2)
静音性のチェック
本機の動作音(静音性)のチェック結果です。
騒音値は低く、とても静かなPCです。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
CPU温度のみ計測できましたが、やや低めの温度です。安心して使えます。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高温になる部分はありません。快適にキー入力できると思います。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。
フルHD液晶を搭載しているものの、消費電力は低かったです。
外観のチェック
外観のチェックです。
ボディカラーは、今までのThinkPadシリーズよりも、ややグレー寄りのブラックです。パームレストなど指紋跡は目立ちにくいです。
天板です。こちらも指紋や皮脂など目立ちにくいです。
底面です。3セルの外付けバッテリーを搭載しているときは、ゴム足以外フラットです。
6セルの外付けバッテリーを搭載したときの外観です。
内部のパーツです。
左側に、WLANカードが接続されています。隣にWWANカードまたはM.2 SSDを接続できるスロットがありますが、国内ではこれらのカードを選択することができません(2013年9月16日現在)。
メモリは1枚だけ交換することが可能です。もう1つのメモリはオンボードとなっています。
ストレージも交換可能です。
ストレージのカバーは簡単に取り外せます。搭載されていたのは7mm厚のSSDでしたが、9.5mm厚のストレージも搭載できます。
ACアダプターは薄型でコンパクトです。コネクタが特殊な形状なので、純正品以外のACアダプターを用意するのは難しいと思います。
容量は65Wです(20V、3.25A)です。
側面の端子は下図の通りです。HDMIポートはありませんが、LAN、VGA、Mini-DisplayPortなどビジネスでよく使うポートが揃っています。
SIMカードスロットもありますが、国内ではWWANカードを選択できないため、データ通信はできません。どこかでThinkPad対応のM.2形状のWWANカードを購入できればいいのですが、筆者は知りません。もし購入できるところがあれば教えて下さい。
液晶ディスプレイの傾けられる角度は下図の通りです。ほぼ180度開きます。
まとめ
以上が、ThinkPad T440sのレビューです。
Haswell CPUを搭載し、バッテリー駆動時間が長くなっています。6セルの外付けバッテリーを搭載すれば実測で14時間以上も駆動しました。欲を言えば、3セル(24Wh)と6セル(72Wh)の間の外付けバッテリーがあればよかったなと思います。6セルバッテリーだと出っ張りが結構あるので、出っ張りを抑えた48Whくらいの外付けバッテリーがあれば個人的には嬉しかったです。
非光沢のフルHD&IPS液晶を搭載可能な点は嬉しいです。ギラつきもほぼ感じず見やすい液晶です。タッチパネル搭載のフルHD&IPS液晶も選択できますが、約200gほど重くなるためご注意ください。
旧モデルのThinkPad T430sと比較した場合、本製品は、光学ドライブを搭載できなくなっています。その代わり軽量、ロングバッテリーになっています。
気になるのは、トラックポイント用クリックボタンの押しにくさです。左右のボタンはコツをつかめばクリックミスはありませんが、中央のボタンだけは、筆者はどうしてもクリックミスが起きるときがあります。
また、内蔵WiMAXまたはWWANカードを選択できないのも残念です。インテルがWLANカードにWiMAXを搭載しなくなったため、各社PCにWiMAXを内蔵しなくなったようです。
メーカーサイト:ThinkPad T440s
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